ふたご座流星群はいつピーク?どの方向?子供と一緒の楽しみ方は?

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ふたご座流星群
引用元:http://www.astroarts.co.jp/gallery/meteor/gem/2007gem/gallery/071215_005423_1.jpg
今年最後の三大流星群の1つ、ふたご座流星群は12月ですね。

せっかくだし、理科に興味を持ちはじめた子供に見せてあげたいけれど、
いつがピークか、どの方向を向けば良いのか分からないし、
そもそも子供が起きている間に見られるか心配、と悩んでいませんか?

今回は、ふたご座流星群の時期や見ごろ、楽しみ方などをまとめました。

■流星群について基本を知りたい方はこちらをご覧ください。
流星群について子供に説明するのに安心のQ&Aマニュアル基礎編

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ふたご座流星群とは?いつピークになるの?

ふたご座流星群は、三大流星群の1つで、毎年12月、ふたご座の一点を中心に
放射状に沢山の流星が現れる現象(流星群)のことです。
流星群は他にも毎年十数種類ありますが、その中でも出現数が多く安定しており
星に詳しくない人でも肉眼で見るチャンスが多いです。

【時期】毎年12月5日頃から12月20日頃
【極大(ピーク)】12月14日21時頃

【見やすい時期】
12月中旬になると数が増えて見るチャンスが増えます。
極大日がベストで、この日を境に急に減ります。
チャンスを逃さないようにしましょう。

【流星数】
極大期には、1時間に約80個の流星が現れます。
(ただし、熟練者が暗い夜空で観測した場合です。街中や素人だと見られる数が減ります。)

【見やすい時間帯】
通常の流星群は夜中から明け方がチャンスといわれていますが、
ふたご座流星群は、ふたご座にある放射点がほぼ一晩中夜空で見えるため、
夕方頃から明け方までチャンスがあります。

でも、早い時間帯は放射点が低いことから、見やすいのは午後9時頃からになります。
放射点が天頂付近になるのが夜中の2時頃なので、この頃に見ると
流れ星が真上から降り注いでくる感じになります。

【今年の状況】
今年は夜半に月が出てくることから、通常だとチャンスの時間帯である、夜中から明け方が見づらいでしょう。来年(2015年)は月齢や極大時刻の条件が最高になります。
今年練習として楽しんでおけば、来年は見方に慣れてもっとふたご座流星群を楽しめると思いますよ。

【ふたご座流星群はどうやって出来たの?】
ふたご座流星群は小惑星ファエトンから生まれているといわれています。
でも、通常の流星群は彗星の尾から出る塵がもとになるはずです。
ですので、ファエトンは、元々は彗星として塵を出していて、
彗星としての活動を止めて小惑星になったというがあったのですが、
最近の観測で微量の塵を発見し、実はまだ現役の彗星だったことが分かりました。

ふたご座流星群はどの方向に出るの?見るのはどっちの方角?

■実際に見る場合はこちらの記事も参考になります。
流星群について子供に説明するのに安心のQ&Aマニュアル実践編

(1)見る場所を決めよう

街灯が少なく暗い場所で、空全体が見渡せるよう、木や高い建物などの障害物がない場所を選びましょう。
公園のような場所があればいいですね。川の土手も見晴らしが良いのですが、
小さいお子さんと一緒に見る場合は川に落ちないように気をつけないといけません。

(2)放射点の方向を中心に空全体を眺めよう

ふたご座流星群は放射点の方向から飛んできます。
放射点はふたご座のカストルに近い位置にあります。
12月東京の夜空
(C)国立天文台
(この画像では、東側にある冬の大三角形の上にふたご座があります。)

ふたご座はこの時期、夕方東のほうから上がり、明け方西に沈んでいきますが、
最終的に放射点で交わるだけであり、実際には空の至るところに流れていきます。
ですので、あまり方向を気にせず、放射点を中心に空全体を広く見渡すようにしましょう。

(3)明かりのない方向を中心に眺めよう

極大は、12月14日21時頃です。
この日の月は、下弦の月(半月)です。
23時40分に月が出て、真上にくるのが15日5時9分。
ですので、14日21時頃は月がまだ出ていない時刻で好条件です。
お子さんもギリギリ見られる時間帯ですから
この時間帯を逃さず見ましょう。

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(4)もし14日に見れない場合は?

14日に見ることができない場合は、翌日よりは前日の方が流星群は多いので
前日に見るのが良いでしょう。
この日は月の出が22時46分と、14日よりも1時間早いので
やはり21時頃見るのがおススメです。

両日とも、子供が小さいのでもっと早くに見たいと考えるかもしれませんね。
それでも見れるとは想いますが、放射点は午前2時頃が頂上になります。
夕方から早い夜の時間帯だと、放射点が東の低い位置なので
暗くても見辛いかもしれません。(見えない訳ではありません。)

3.子供と一緒の楽しみ方は?

(1)寒さ対策をしよう

冬の夜、長時間外にいるのはかなり冷えます。
コート、マフラー、手袋は当然ですが、 耳当て、帽子、厚手の靴下、使い捨てカイロなども用意して入念な寒さ対策をしておきましょう。

(2)座る物があれば準備しよう

長時間立ったまま空を見上げていると、首が疲れて痛くなります。
できれば、アウトドアや釣り用の椅子、レジャーシートを用意して
置く場所を確保するのが良いでしょう。
寝転がって見るのが可能なら、それが一番楽です。

ただし、駐車場のような場所は車が出入りする可能性もあるので
寝転がったりしないようにしましょう。
また、お子さんから目を離さないようにしましょう。
くれぐれも安全対策を忘れずに。

(3)その他あったら便利な物

・腕時計  ・・・夜空を眺めていると時間を忘れてしまう可能性もあります。
お子さんが寝不足にならないためにも時々時計を見て、時刻を確認しましょう。
・方位磁石
・星座早見盤・・・ふたご座や流星群の出る場所を確認するのに便利です。
・懐中電灯 ・・・暗い場所では便利ですが、他の観測者に迷惑なので、マナーを守りましょう。
また、そのままだと明るすぎるので、赤いセロファンを貼って明るさを下げる方法もあります。

(4)お願い事を考えておこう

流れ星を見たら、「流れ落ちる前に3回願い事を唱えたら叶う」といわれています。
ですので、一瞬で終わってしまう流れ星ですから
事前に何をお願いするか考えておかないと間に合いません。
昼間のうちにお子さんに話して、何をお願いするか決めておきましょう。
忘れるといけないので、紙に書いて持っていくのも良いかもしれません。

(5)目が暗闇に慣れるまで飽きさせないようにしよう

目が暗闇に慣れるまでに10分~15分間は必要です。
それまで飽きさせないように、流星群の説明などをしながら寒空を楽しく過ごしましょう。

ふたご座流星群の「ふたご座」にはこんなギリシャ神話があります。
お子さんに話してみては如何でしょうか。

~ふたご座の物語~
ふたご座
引用元:http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%81%94%E5%BA%A7&oldid=52597587
ふたご座は上の画像のように長方形のような形をしています。
2つの明るい星がカストル(兄)とポルックス(弟)。
ふたご座が東から昇るとき、西側にある兄のカストルが先に見えてきますが、
後に出てくる弟のポルックスの方がちょっと明るいのが特徴です。ギリシャ神話にも登場するこの2人ですが、弟の方が明るいというのは弟だけが神であるゼウスの子供だからという物語があるのです。

  *  *  *

2人のお母さんは、スパルタ王の妻レダという、すごく美しい女性でした。
ある日、鷲に追われた白鳥がレダの所に逃げてきました。
レダは、その白鳥を可哀想だと思って守ってあげたのですが、
実はこの白鳥は大神ゼウスだったのです。

実は、ゼウスはレダが美しいので好きになり、白鳥に姿を変えてやってきたのでした。 そしてレダも大神ゼウスに惹かれ、結ばれたのでした。

その後レダは、2つの卵を産み落としました。赤ちゃんでなく卵だったのは、
ゼウスが白鳥に化けていたからだそうです。
そしてその卵から、元気な男の子2人と女の子2人の子供が生まれました。
男の子2人の双子はカストル、ポルックスという名前がつけられたのですが、大きな違いがあったのです。
兄カストルは人間スパルタ王の子供、弟ポルックスは神ゼウスの子供だったため、弟だけが不死身の体を持っていたのです。

このことが成長して大人になった2人の運命を大きく左右します。
2人は大人になっても仲良く戦いにおいても大活躍していたのですが、
ある時、兄カストルが矢を受けて死んでしまいます。

最愛の兄を失い残された弟ポルックスは兄の死を嘆き、父神ゼウスに
自分の不死身を解いて兄カストルと共に死にたいとお願いしたのです。
そしてゼウスは、弟が兄を想う心に強く打たれ、2人を共に
天に上らせて星座にしました。
これが今のふたご座の始まりだったそうです。

まとめ

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今年のふたご座流星群は極大時刻に月が出ていないのでチャンスといわれています。
ぜひお子さんと一緒に流れ星を眺めて楽しんでくださいね。

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