ローストチキン丸鶏の切り方とリメイクレシピ実践!成功&失敗談

レシピ

ローストチキンについて以前、
ローストチキンに詰め物した場合の切り方は?残り物リメイク方法は?
この記事を出しましたが、前回に引き続き、今度はローストチキン丸鶏の切り方とリメイクレシピに挑戦したので、良かったことや失敗談をお話します。

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ローストチキン丸鶏の切り方を実践

1)焼き上がってすぐに切り分けるのは失敗の元。

前回お話ししましたが、焼くのが遅くなり、焼き上がってすぐに食事を始めたため、
熱すぎて切り分けるのが大変でした。
大きい食べ物なので、冷めるまで時間かかりますしね。
せめて食事の前にグレービーソースを作る時間があれば少し冷めていたと思うのですが。

しかも、我が家には大皿が用意していなかった!
(夫が単身赴任しており普段別に暮らしている関係で、今回家族でパーティするにあたり
お皿を用意するのを失念していました。)
仕方ないので天板ごとテーブルに並べてしまったんですね。
当たり前のことでしょうけど、
丸鶏は大皿料理ですから、必ず特大皿を用意しておきましょう。

2)切り方の実践

(1)モモ肉と手羽肉2ヶ所ずつ

切り方の話に戻りますが、とりあえずモモ肉を切り、夫と娘に渡しました。
娘の分は更に母と半分にして、娘には食べやすいよう細かくしてあげて。

切り方のイメージは、「切る」でなく「骨の関節を外す」なので、
包丁をモモ肉の付け根に入れながら骨の関節はどこかな?と探して足をちょっといじったら、
スーッと外れてくれました。
関節の部分だけゴリゴリして硬いため、包丁で切り落として関節を外しました。
丸鶏の大きさにもよるのかもしれませんが、1.2kg程度の場合はモモ肉も小さめなので
予想よりも簡単でした。
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焼きたては熱々で美味しい反面、熱いし皮が剥がれやすいのが短所。
ですので切り分けた肉があまりきれいな形になりませんでしたorz
出来れば、少し待って冷めてから切ったほうが良いです。
上の写真で下のモモ肉の皮が半分ないのですが、皮が簡単に剥がれてしまったのです。
美味しいと言って食べてくれたから良かったけど、作り手としては悔しい結果でした。

また、手羽2ヶ所は、
「お腹側から手羽元付け根に切り込みを入れて、骨にぶつかるまで包丁を入れ、
見えた関節を包丁で切り落す」
のですが、すっかり忘れて、背中から切ってしまいました。
(でも、なんとかきれいに切れました。)

(2)詰め物ピラフを先に出してしまう

詰め物は全ての部位を切り分けてから最後にお皿に盛り付ける予定でしたが、
熱すぎて全部の作業を終えるまでに時間がかかりそうだったし
夫と娘が「もうピラフ食べたい!」と言うので、
その段階でピラフを半分以上取り出して、夫と娘のお皿に盛り付けしました。
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途中で出すのは型崩れの元かと想像していたのですが、
鶏ガラ(背骨、肋骨など)があるので、中がグシャッとする訳でなく、
(肉よりも先に取り出しても)大丈夫だったです。

(3)胸肉→ささみ→皮・細かい肉・ガラ

次は胸肉を切るのですが、触るとここが一番冷めにくく、まだ熱くて触り続けるのが辛い。
そこでいったん休憩し、私も家族と一緒に食事をしました。

その後夫がモモ肉を食べ終わって、おかわりを要求したため胸肉を切り分けました。
胸肉の切り方は
「お腹の中心の骨を探して、骨の両脇に包丁で1cm程度切り込みを入れ、
見えてきた『ささみ』を残して胸肉だけ手で剥がすように取る」

ささみは、
「骨に沿って包丁をいれながら切り分ける」

皮は、
「尻から背中に沿って剥がしていく」
のですが、実はその前に夫と娘が「美味しい美味しい!」と連呼して
2人して皮をつまんで殆ど食べてしまったので剥がすものが残っておらず(汗)

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母の最後の仕事は、鶏ガラについている細かい肉を黙々と削ぎ落とすことでした。
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(4)鶏ガラをスープにする

鍋に鶏ガラと沢山の水を入れて30分程度グツグツ煮たのがこちらです。
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ローストチキンのリメイクレシピとグレービーソースを作りました

最初に残りチキンや野菜を粗みじん切り程度にします。
これは適当な大きさで良いと思いますが、今回はこんな感じにしました。
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この状態のを(2)チキン団子と(3)スパニッシュオムレツに使いました。

(1)ABCマカロニスープ
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(2)チキン団子
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(3)スパニッシュオムレツ
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(4)グレービーソース
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そして、残りはスープ1回分と胸肉1枚なので、七草粥で終わる予定です。
案外残り物が少なく、アレンジレシピを考えるのが好きな母にとっては残念な結果でした。

成功と失敗のまとめ

ローストチキンの丸鶏は、ものすごく大きい以外にも、形がグロテスクなので
小学生の娘には気持ち悪いと思われるのではないかと心配していました。
でも、普段小学校で見ているのと同じ鶏がこんな姿になり毎日の食卓に登場していること、
それを自分が生きるためにいただくから「いただきます」と食事で挨拶するのだと
実感できたようです。
クリスマスディナーをカッコ良く見せたいという、当初の願望を上回る効果を得たと
母としては非常に満足しています。

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しかし、前回記事でもお話しましたが、豪華な料理を作るなら、絶対その日の予定は
料理に専念する予定にしないといけませんね。
焼き上がりが遅れることから食事をすぐにしなきゃいけなくなり、
切り方への悪影響があり、「美しく切り分けて盛り付けする」という課題は
課題のままで終わってしまいました。
やり方を頭に叩き込むのと失敗の実体験だけは痛感し、すごく悔しかったので、
来年は絶対成功させてやる!と誓いました。

ただ、夫と娘は無頓着なので、「美味しければ見た目はどうだっていいじゃん!」と言っています。
切り方を気にしたり不安になるのは、案外作り手だけなのかもしれませんね。

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