玄米をふっくら炊く方法とは?健康的で美味しい炊き方

レシピ

玄米ご飯
前記事「玄米は危険なの?栄養素だけ上手に取り入れる方法は?」
でお話しましたが、
玄米には白米にない栄養がたっぷり含まれており
健康食品として見直されています。

でも、玄米は
硬くてボソボソで美味しくない
と思っていませんか?

実は私も、新宿駅ビルのおむすび屋さんで
玄米おにぎりを食べるまでは
玄米は硬いと思い込んでいましたが、
そこで食べた玄米のふっくらモチモチ感の美味しさに
ものすごい衝撃を受けました。

そして、家に帰ってから、
どうやったら美味しい玄米を炊けるのか
色々調べて試行錯誤をした結果、
かなり美味しくふっくらした玄米を
炊けるようになりました。

この炊き方は、前回お話した
玄米の短所である発芽毒を消して
長所の栄養価をたっぷり取り込めます。

今回は、我が家流「美味しく健康的に玄米を炊く方法」についてご紹介します。

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発芽毒を消す

玄米の発芽毒を消すには、吸水させて発芽させれば良いのですが
夏で1日程度、冬だと2日程度かかってしまいます。
発芽させた玄米
ちなみに、この写真は夏に吸水させた玄米です。
吸水時間は、左から順に
12時間、24時間、36時間となっています。
(中央の、ちょっと芽が出たくらいで十分。)

忙しくない専業主婦にとっても、
長時間放置しておくという行為は
ストレスがかかるものですよね。

なので、

短時間で発芽させたい!
短時間で発芽毒を消したい!

ということで、
圧力鍋で温かいお湯を沸かして半日置くだけ
というシンプルな方法で発芽させることにしました。

この方法だと、圧力鍋の保温効果で
長時間温かい状態を保つことができるので、
発芽状態になるまでの時間が
かなり短縮できて、とても便利なのです。

玄米の下準備

【材料】
玄米   3合
水    4.5合(水の1.5倍)
塩    小さじ1/4程度
日本酒  小さじ1

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1.洗う(夜、寝る前)

(1)ボウルに玄米を入れて、ごみや小石、もみ殻があれば取り除きます。

(2)水を注いで両手で包み込むように優しく洗います。
米は傷がつくと酸化してしまうので、「優しく洗う」がポイントです。

2.吸水

(1)圧力鍋にたっぷりの水を入れて、火にかけて
お風呂のぬるめの湯加減(38~39度程度)くらいにします。

(2)洗った玄米を入れて、圧力鍋のふたを閉めて
そのまま半日寝かせます。
(夜寝る前に洗って吸水させれば、朝起きた時に
ちょうど良い発芽状態になっていると思います。)
吸水後の玄米

玄米を圧力鍋で炊く(朝起きてから)

(1)玄米を一晩吸水させると、呼吸をするため
水が濁ったり、小さな泡が出たりします。
これを流して、きれいな水を入れ直します。(水の1.5倍程度。)

(2)塩(小さじ1/4程度)と日本酒(小さじ1)を入れます。
玄米にはカリウムが入っていますが、これが苦味の元。
塩を入れることで苦味が消えます。
日本酒を入れるのも、うまみを引き出すためです。

(3)圧力鍋をセットして火にかける
最初は強火で、
圧力が完全にかかった段階で弱火にして25分、
最後に強火で1分程度水分を飛ばして火を消します。
蒸らし時間は最低でも15分。
(これでも十分モチモチしていますが、
さらにモチモチ度をアップさせたい場合は
蒸らし時間15分の前に最弱火で10分程度保ってから火を消し、
30分程度蒸らします。)
炊き上がった玄米
カニ穴と呼ばれる穴が所々にポツポツ開いていますが
これが出来るくらが美味しい証拠だそうです。

まとめ

玄米の種類や時期によって水分量なども違いますし、
圧力鍋の種類によっても火加減、時間が違ってくると思います。

圧力鍋を普段使わない人にとっては一見ハードルが高そうな気もしますが
慣れれば難しいものではありません。

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一度、圧力鍋で作る玄米ご飯を食べてしまうと、
炊飯器で作る玄米ご飯には戻れないくらい、
味と食感が素晴らしいです。
ぜひ、玄米のふっくらモチモチ食感を一度試してくださいね。

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