車の冷房入れ方は?今更聞けないa/cボタンや内気循環と外気導入とは?

雑学

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車を運転しているけど実は冷房や暖房の入れ方についてはよく分かっていない、という人はいませんか。
実は私はペーパードライバーだし興味がなかったので全く知りませんでした。

夫にそれを話したところ、
「え、そんなことも知らないの!?」
と言われて恥ずかしいと思いつつ細かいレクチャーを受けました。

今回は、今更他人に聞けない、猛暑の場合のエアコンのかけ方やa/cボタン、内気循環や外気導入のことをお話しします。

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車の冷房の入れ方 猛暑の場合どうする?

猛暑の場合、屋外に長時間駐車すると、車内の温度が40度以上になっています。
そのため、次の手順で冷房を入れます。

(1)窓を開けて外気導入(30~60秒間程度)
エンジンをかけてすぐは車内温度が外気よりも高いため、エアコンのダクト内に残っている熱気を外に逃します。
ただし、外気導入を続けていると折角冷やした空気を外に逃がしてしまうため、長時間続けると車内が冷えにくいので1分以内が目安です。

(2)窓を閉めて内気循環
冷気を車外に逃さないため、車内温度と外気温度が同じ程度になったら速やかに内気循環に切り替えましょう。。

※メーカーでは基本的に外気導入を推奨しているので、その後涼しくなって外の空気がきれいな場合は外気に切り替えることを考えても良いです。(ただし、燃費を考えると「内気循環」で風量は「オート」が効率的です。)

車の温度を1分間で下げる方法

(1)車の窓を1箇所だけ全開にします。
(2)反対側の窓のドアを5回「軽く」開閉します(思いっきり力を入れなくて大丈夫)。

これは昔、伊東家の食卓で紹介されていた裏技ですが、車内の熱気がドアの開閉で一気に外に出るため、外気と同じ程度の気温まで下がります。
冷房効果はありませんが、長時間放置して熱気がこもった車の熱をなんとかしたい場合に使えます。

車のa/cボタンの意味と使い分けや冷房との関係は?

A/Cはエアーコンディショニング、エアーコンディショナーの略で、空調、空気調和や空調装置を意味します。
スイッチを点灯させるとエアコン用コンプレッサが作動し、冷房や除湿機能が使えます。

夏に冷房を使う場合はこのボタンを点灯させます。
冬は基本的に点灯する必要はありません。
ただ、冬の場合でも、窓が結露で曇った場合には点灯させて温度設定を上げることで除湿ができるので曇りが解消できます。

冷房とa/cボタンとの相関関係は?

夏に冷房しているつもりなのに冷えない場合、A/Cボタンとの関係では次の3つの現象があります。

(1)点灯していない場合・・・冷風が出ない
(冷却装置が作動しないため、温度設定が最低でも生温い風しか出てきません。)

(2)点灯していて冷風が出ない場合・・・故障の可能性あり。
(ガス抜け、コンプレッサー故障、電磁クラッチ故障等)

(3)点灯していて冷風が弱い場合・・・エアコンフィルターの目詰まりの可能性あり。

【a/cボタンと燃費との関係】

燃費の点からみると、a/cボタンを点灯させると燃費が落ちます。

そのため、冷房では必須なので点灯させますが、暖房の場合は窓が曇った場合以外はOFFのほうが燃費が良いです。


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エアコンの内気循環と外気導入どっちが効率的なの?

メーカーの取扱説明書によると基本的には外気導入を推奨していますが、内気循環のほうが外気の影響を受けにくく若干燃費も効率も良いので、内気循環を基本に考えている人が多いようです。

ただ、どちらか一方にするのでなく、

外の空気がきれいな場合は外気導入
外の空気が汚れている場合は内気循環

というように、状況に応じて使い分けることが大切です。

季節的なことを考えると、冷暖房効果の点で内気循環の方が効率的ですが、冬場は結露が多く窓が曇りやすいため、外気導入にすることで車内の湿気を外に出して曇りが取れます。
特に、冬に寒い地方で高速道路を走ると窓がかなり曇って視界がほとんど取れなくなるのですが、外気導入にすると曇りがスッと取れます。

また、燃費が良いからといってずっと内気循環にしていると、換気ができないため車内の二酸化炭素量が増えて少々息苦しさを感じるかもしれません。
車は密閉されていないので窒息までは至りませんが、時々新鮮な外気を取り入れることは大切です。

さいごに

車の冷房はちょっと分かりにくいのですが、a/cボタンと内気循環、外気導入の違いを理解すれば状況に応じて使い分けできます。
道路の排気ガス状況や気温によってもどういう設定が適切かは異なるのですが、まずは冷暖房を効かせたい場合は内気循環を使うことを覚えましょう。

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