水通しは全ての布に必要なの?洗剤や柔軟剤は?洗濯機は使えるの?

公開日:  最終更新日:2018/07/20


水通しは全ての布に必要でしょうか。

裁縫をあまりしない人には馴染みのない水通しですが、布地の種類によっては水通しをしないと、作った後で縮んだリ歪んだリするため、裁縫をする際には是非知っておきたいことの一つです。

今回は、

・水通しはどんな布の場合に必要なのか
・水通しの際に洗剤や柔軟剤を使うのか
・水通しは洗濯機を使っても良いのか

以上についてお話しします。

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水通しは全ての布に必要なの?

水通しは綿や麻などの天然素材の場合に行う必要があります。同じ天然素材でも、絹やウール、アセテートは水を通すと風合いを損ねるため行いません。また、化学繊維であるポリエステル等は水で縮むことがないので不要です。

布の水通しが必要な理由とは?

綿などの天然素材は何回か洗うと結構縮んでしまうことがあります。布を購入するとタグに収縮率が書いてあるのですが、例えばこちらの布だと、タグに5%と記載されています。これだと、100cmあった布が、気付いた時には95cmになってしまうのですよね。

ちなみに、タグの裏面には布の種類が書いてあります。

せっかくちょうど良いサイズで作っても、洗ったりしているうちに縮んでしまい型崩れしたり使えなくなると困るので、それを防ぐために、作る前の時点で収縮させてしまおう、という目的で水通しを行うのです。

水通しと地直しの違いは?

水通しと一緒の意味で使う言葉が「地直し」です。でも、実際には異なります。地直しは、購入時に歪んだ状態になっていた布目を正しい位置に直すことを言います。綿や麻などの場合は水通しをした後にセットで地直しを行うので同じ意味で使うことが多いのです。一方、ウール等は水通しをしないため、地直しだけになります。ポリエステルのような化学繊維も水通しは不要ですが、地直しだけすることがあります。

布は縦糸と横糸を織ることで作られているのですが、購入する際には反物になっているのをお店の人がカットして購入することになります。でも、1m購入します、と言ってお店の人はスーッと真っ直ぐにカットしたつもりでも、多少は斜めになってしまうものです。そこで、自宅で真っ直ぐにしてからカットしないと、作ったものが歪んでしまうことになるのです。


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水通しに洗剤や柔軟剤は使うの?

水通しする際に洗剤を入れるかどうか、という問題についても意見が分かれるのですが、洗剤は使わないというのが一般的なやり方です。

水通しに洗剤を使うケース

ただし、洗剤を使うという見解もあります。これは、実際にその布で仕立てた後、何度も洗濯することになるなら、洗剤を使って色落ちや縮みが生じるなら最初の時点で色落ちさせたり縮ませて布を落ち着かせてから仕立てる方が良いだろう、という考え方なのですね。また、糊がきいている布もあるのですが、その場合には洗剤を入れて浸け置きし、その後しっかり洗濯する方法で水通しするのが良いでしょう。

水通しに柔軟剤を使うケース

また、洗剤は使わないけど柔軟剤を少しだけ入れるという方法もあります。この方法だと、

・シワになりにくい
・リネンの匂いが減る

というような作用があります。


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水通しに洗濯機を使っていいの?

水通しに洗濯機を使う人もいますが、使わなくても出来ます。
洗濯機を使うケースとしては、以下のような使い方があります。

(1)水に浸け置きする際の容器として使う
(2)洗濯機でしっかり洗濯する
(3)脱水する

(1)については、水に浸け置きする際には大量の水にしっかり浸透させる必要があるため、大きい容器が必要なのですが、洗濯槽は大きいので便利なのですよね。

(2)については、「水通しは水を浸透させるだけで洗濯まで必要ない」というのが一般的な考え方ですが、「洗濯機でしっかり洗濯する方が良い」という見解の人もいます。これは、実際に使っていくと、洗濯機で洗濯するのが当たり前なので、その条件で水通しすべきだ、という考え方なのです。(水に数時間浸けておくだけだと後になって歪みが生じることがあるのだそうです。)

(3)脱水については、通常ならシワになるのを防ぐため、脱水機能を使う場合でも数十秒程度にするのですが、脱水機能をしっかり使ってワザと最初に縮めてしまおう、という考え方です。ただ、これだとアイロンがけも結構大変なので、おすすめしません。やはり脱水は数十秒にしてシワになる前に取り出す方が良いでしょう。

さいごに

水通しのやり方は、人によって様々です。考え方も様々あり、どれが絶対正しいとは言えません。
既にお話ししたように、洗剤を使うか、柔軟剤を使うかによっても異なりますし、手洗いか洗濯機か、というのもどちらが絶対正しいということでもありません。
ですので、今回お話しした中で、ご自身がやりやすい方法、共感できる方法でやるのが一番良いでしょう。

■水通しのやり方はこちらの記事がおすすめです。
布の水通し簡単な方法は?浸け置き時間や干し方アイロンのコツは?

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