ぴったりマスクはウレタンマスクの一種なので、顔に密着しやすいのが長所です。
我が家では試しに買ったコットン紐調整タイプを気に入ったため、追加で一体型タイプを購入したのですが、意外な事実が判明しました。
今回は、ぴったりマスク2種類を比べて気付いたことや、実際に使ってみて大きさや耐久性等がどうだったか等についてお話しします。
★ウレタンマスクや紐調節タイプの詳しいことはこちらの記事をご覧ください。
→ウレタンマスクの耐久性や効果は?実際の付け心地におい息苦しさは?
ぴったりマスクの大きさ2種類の違い
ウレタンマスクを購入しようと最初に考えた時に一番気になったのが、大きさの問題です。
我が家では、私も人のことは言えませんが、夫の顔が大きくて(身長187cm、体重推定90kg超)、普通サイズのマスクだときつくて耳が痛くなるという悩みが常にありました。
ですので、ウレタンマスクを試したいけど、一体型だとサイズが合わない可能性を考えて紐調整タイプを選べる「ぴったりマスク」を選んだという経緯がありました。
ですが、今回購入しようとしたタイミングでは、紐調整タイプが完売しており一体型しか残っていませんでした。そこで、とりあえず私と娘の分だけ購入することにしました。
そして、到着した商品を出して重ねてみると、
縦の長さは多少紐調整タイプが長いものの、困るほどの差はありませんでした。
ですが、横の長さに関しては、顔の大きい人だと長さの調整できない一体型は厳しいです。
(ちなみに、写真で重なっている紐調整タイプは私が普段使っている長さです。夫が普段使っているのは調整クリップをもっとギリギリの箇所まで伸ばしてます。)
ぴったりマスクはコットンが良かったのに!
かなりショックだったことに、ぴったりマスクはいつの間にか仕様変更したようです。
下の画像の、
左側が以前購入した紐調整タイプの商品チラシで、
右側が今回購入した一体型タイプの商品チラシです。
以前のマスクは「コットン×ウレタン」だったのですが、今回のは「布ウレタンマスク」でした。
具体的な素材は画像左下に書かれていますが、
以前は「外内層コットン」だったのに、今回のは「表裏層ポリエステル90%」になっていたのですΣ(゚д゚lll)
もう1つ、以前は「2mm極厚」だったのが、今回のは「極厚」のみの表示。
2種類を比べてみると、新しく買った一体型の方が若干薄い気がしますが、洗っているうちにウレタンが膨張したのかもしれないし・・・ということで、実際の厚みを比較することはできませんでした。(でも、何度見ても一体型の方が薄い気がする。)
ただ、これはデザインの違いというよりも、素材そのものの変更なども影響しているのではないかと思われます。(あくまでも、私の想像ですが。)
ちなみに、商品チラシの裏側画像はこちらです。
そして、実際に以前購入した「表裏コットン100%」と今回購入した「ポリウレタン90%」を比べると、若干ポリウレタンの方が艶々しています。
ただし、これも新品と使い古した商品の差かもしれないし、同じ条件で確認してないので確実な情報とは言えません。
もう1つ、表裏布の使い方が縦横逆になっていました。
紐調整タイプの布の向きと、
一体型タイプの布の向きが縦横違うのです。
これは、伸びる方向を考慮したのか、偶然そうなっただけなのかは不明です。
ぴったりマスクの付け心地一体型と紐調整タイプの違い
では、実際にマスクを付けた状態だとどのようになるか、感じるかというと、
大きさ
一体型が紐調整タイプよりも耳までの長さが短いため、娘(14歳、中肉中背タイプで身長約160cm)でちょうど良い感じでした。私は顔が大きめなので耳が少々引っ張られる感じでしたが、痛いというレベルまでは至らず普通につけることができました。
ただし、実際に耳が横に引っ張られた状態の形になってしまうので、もう少し手で横に伸ばして使う方が良さそうです。
見た目としては、紐調整タイプの方がデザインが好きだし安心感があります。(紐調整タイプについては別記事でご確認ください。)
密着度
密着度は一体型の方がやはり断然優れています。
紐調整タイプの場合には、娘はかなりユルユルだったので数ミリ程度マスクの下の部分をカットしてしまったのですが(別記事参照)、一体型の場合は、確かにマスクサイズは大きいものの、それでもぴたっと顔にくっつく感触があるので安心してつけられる、と言ってました。
ただ、写真で確認すると顎の部分が結構余ってますが(身に着けた本人としては全然気にならないレベル)。
肌ざわり
コットンでなくポリウレタン90%ということで、肌がチクチクするのではないかと気になっていたのですが、実際に数時間つけたところでは、過敏肌の娘も「全然気にならなかった」と言っていました。(私はあまり気にならないタイプなので全く問題ありませんでした。)
ぴったりマスクは何回使えるの?耐久性について
ぴったりマスクの耐久性については別記事でお話ししておりますし、上の商品チラシにも「繰り返し洗って使えます」と書かれていて、かなり何度も使えるような印象でした。
で、我が家でも毎日使っているのですが、つい数日前に気付いたのが、マスクの縁が微妙に剥がれてきているという事実Σ(゚д゚lll)
上の画像のピンク色が今回購入した一体型で、グレー色が2か月前に購入した紐調整タイプです。古いマスクの縁が剥がれてきているのが分かりますよね。(ウレタンと表裏生地が離れています。)
購入して2ヶ月で2枚のマスクを使っているので約30回使ったことになります。
ただ、最初の頃は洗い方を知らずに熱湯消毒10分間していたので、その辺で劣化が早くなった可能性もがあります。
その後、別記事に書いたように「90度のお湯で1分」という消毒をやっていたのですが、ウレタン3層構造だと早く傷む原因になっていたのかもしれません。
ですので、ウレタンマスクの場合には、よほどニオイが気になる等がなければ洗濯後の消毒は止めた方が良さそうです。よーく中性洗剤に浸け置きすれば、それでもウイルスや菌が不活性化するという話もきくので、それで十分なのかもしれない、と考えるようになりました。
さいごに
ぴったりマスクは「コットン100%で肌に安心だ」と思っていたのに最近仕様変更してしまったようで残念です。今後購入しようとしている方は、コットンではなくなってしまったので、それを理解した上で購入検討してくださいね。
ただ、ポリエステルでも肌触りは特に気にならなかったし(上記商品説明のチラシにも「しっとり肌ざわり」と書かれているのは間違いないと感じています)、商品そのものは非常に丁寧な作りなので、ウレタンマスクを試したい場合には候補の一つにしても良いのではないか、と思いますよ。
洗濯については、塩素や熱には弱いので使わない方が無難です。何事もなければ中性洗剤一本での洗濯にしましょう。(ウイルスは中性洗剤でも不活性化するという話を聞いております。)
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