カビ | ちょっとした工夫で心豊かな生活を https://richlife100.com 個性的な発想をする主婦の、ちょっとした工夫綴り。お悩み解決のヒントになれば幸いです。 Sun, 31 Jul 2022 15:16:15 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.7 72345923 靴のカビの取り方は?臭い場合の洗い方や靴箱の予防対策は? https://richlife100.com/5248.html https://richlife100.com/5248.html#respond Sun, 12 Jul 2015 12:04:29 +0000 http://richlife100.com/?p=5248 靴のカビの取り方は?臭い場合の洗い方や靴箱の予防対策は?はブログ、ちょっとした工夫で心豊かな生活をに掲載された記事です。

]]>
近々結婚式に参列する予定なのでドレスシューズを靴箱から取り出してみたら、触るのも恐ろしいくらいの青カビがあり、どうすればいいのか分からず途方に暮れた・・・というような経験はありませんか。

我が家では過去に何度もこのような経験がありました。

でも、靴のカビは取り方や洗い方次第で復活しますし、カビ臭いのも取れるのです。
今回は、この方法と、今後カビないための靴箱のカビ予防対策についてお話しします。

靴のカビの取り方は?

カビは一度発生してしまうと、表面だけでなく革の中までカビが達してしまうため、表面についているカビを取っただけでは完全に落とすことは不可能です。
また、カビの臭いも残ることがあります。

専門店に靴のクリーニングをお願いするときれいになるけど数千円もかかってしまいますし、お金をかけずに自分でカビを取りたいですよね。

中までカビを根こそぎ取るには洗う作業が必要ですが、その前段階としてカビがこれ以上広がらないためにも、表面についたカビを最初に取り除くことが肝心です。
最初にカビの取り方についてご説明します。
(この作業をすっ飛ばして洗ってしまうと、カビが靴全体に広がって逆効果になってしまうので、必ずカビ取りを行ってから洗う作業を行ってください。)

靴のカビの落とし方

カビを取り除くには、エタノールなどの方法もありますが、色落ちする可能性もあるため靴の場合は専用のカビ取りクリーナーを使うのがおすすめです。

【注意事項】
・カビを吸い込まないようマスクをつけて、風通しの良い場所で作業しましょう。
・使ったボロ布などはカビが付着するため胞子が飛ばないよう、その都度ビニール袋に入れて捨てましょう。

(1)カビを取り除く
乾いたボロ布に皮革用カビ取りスプレーをつけてカビを拭き取ります。

(2)直接カビ取りスプレーをする
カビ取りスプレーを靴全体(表面、中、靴底全て)に直接スプレーし、全体をボロ布で軽く拭き取ります。

ここで、
酷いカビの場合は、次の(3)はしないで次の「靴がカビ臭い場合の洗い方」に進みます。
軽いカビの場合は、次の(3)だけで大丈夫かもしれません。
靴のカビの状態によって判断してください。

(3)風通しのよい場所で2~3日陰干しし、乾いたら保湿クリーム等で手入れをします。
スエードはブラッシングしましょう。

カビが深く入り込んでいる場合は菌を完全に除去できないことがありますし、青カビや黒カビ等のシミは落ちません。


靴がカビ臭い場合の洗い方は拭き洗いと丸洗いどっち?

表面のカビだけならこれで問題ないのですが、カビが酷い場合は心配ですし、中まで洗ってきれいにしたいですよね。
そこで、靴の洗い方についてお話していきます。

洗い方は2通りあります。
1.全体をクリーナーを使い水を使わず「拭き洗い」する方法
2.靴全体を水にドボンと浸けて「丸洗い」する方法

2については、こんな疑問を持つ人もいると思います。

「でも、革製品って水で洗えないでしょ?」

いえいえ、実は大丈夫なのです。
日本では革製品を買うと「水に気をつけてくださいね」と注意されることが多いのですが、この理由は革が水に弱いのでなく、水に濡れると色落ちしやすく、服などに色が移ってしまう可能性があるからです。
それだけなので、色落ちしない革なら、布と同じように洗っても大丈夫なのです。
(黒いビジネスシューズのような艶のある革靴は色落ちしにくく、起毛系の場合に色落ちしやすいようです。)

ただ、高級な靴だと問題ないのですが、安い靴の場合はボール紙のような樹脂で固めてないような素材を使っていることがあり、これを水に濡らしてしまうと形が崩れます。(靴底と足裏の間のシャンク(芯)に鉄が使われることもありますが、こちらは少し錆びる可能性はありますが、きちんと乾かせばさほど影響はないでしょう。)

ですので、色落ちしにくい材質かどうか、安すぎる靴でないかを考えて丸洗いするかどうか判断してください。(ちょっと心配でしたら1の方が安全です。)

また2の方法で丸洗いする場合は次の3点に注意してください。

(1)革は熱いお湯に弱いので水かぬるま湯で洗う
(2)靴底は水気が取りにくくカビが生えやすいため、水にあまり浸かりっぱなしにしない
(3)革は急激に乾かすと傷みやすいので陰干ししてじっくり乾かす(ドライヤーは不可)

ですので、汚れが酷くなければ1の方法で、カビなどで中まで到達して臭いが取れない場合は2の方法にするなど、使い分けるのが良いでしょう。

使う洗剤について

靴を洗う洗剤は材質によって異なり、一般的には次のようにいわれています。

・本革・・・サドルソープかレクソルクリーナー
・ヌバックスエード・・・スエードシャンプー
・合皮・・・洗濯用洗剤、台所用中性洗剤でOK
・布・・・石鹸でOK

【サドルソープとレクソルクリーナー】

革靴の洗剤ではサドルソープレクソルクリーナーの評判が良いのですが、サドルソープはアルカリ性で革製品と性質が逆なことから頻繁に使うと革が傷みやすくなるという見解もあるため、我が家ではレクソルクリーナーを使っています。
こちらはphを調節していて革にも安全という内容が商品説明に書かれています。
(サドルソープもネットの評判は良いので使い心地を試してみたいのですが、性質を考えると後々が心配なので我が家では使ったことがありません。)

1.全体をクリーナーを使い水を使わず「拭き洗い」する方法

※上記「カビ取り」を行ってから作業します。

(1)ボロ布を濡らして靴全体を拭いて、ムラなく湿らせます。

(2)少し濡らしたスポンジにレクソルクリーナーをつけて泡立てて靴の表面、内側、靴底を拭き洗いします。

(3)乾いたボロ布で浮き出た泡の汚れをきれいに拭き取ります。

(4)レクソルコンディショナーを別のボロ布で全体に塗り、風通しの良い場所で2~3日陰干しします。

(5)半乾き程度の段階でレクソルコンディショナーをボロ布で全体に塗ります。

(6)より艶を出したい場合は、乾いた後にレクソルドレッシングをボロ布で全体に塗ります。

 

2.靴全体を水にドボンと浸けて「丸洗い」する方法

※上記「カビ取り」を行ってから作業します。

(1)洗面器の中に水を入れて靴を丸ごと浸けます。
(靴底は乾きにくくカビやすいため、浸かりっぱなしにしないように。)

(2)スポンジにレクソルクリーナーをつけて靴全体を洗います。

(3)水ですすぎ洗いした後はタオルで丁寧に水分を取り、新聞紙を丸めて詰めて陰干しします。
詰めた新聞紙は3~4時間ごとに取り替えましょう。

(4)半乾き程度の段階でレクソルコンディショナーをボロ布で全体に塗ります。

(5)より艶を出したい場合は、乾いた後にレクソルドレッシングをボロ布で全体に塗ります。

靴のカビを靴箱まで持ち込まない予防対策は?

靴を折角きれいにしても靴の保管状態が悪いとすぐにまたカビが発生してしまいます。
ですので、カビ予防が重要ですが、最初に靴のカビが発生しやすい主な原因を考えましょう。

カビの原因は?

(1)靴は汗や雨などカビの好物が揃いやすい
靴を履くと足底の汗が大量についてしまうし、雨が降ると濡れてカビの大好物である「温度、栄養、湿気」が揃ってしまうため、放置するとすぐにカビや細菌が繁殖してしまいます。

(2)靴箱は湿気がこもりやすい
靴箱は扉を閉めている状態なので湿気がこもるし、靴の雑菌が繁殖しやすいためカビやすいです。

カビはこの原因に陥らないようにすれば発生を防ぐことができます。
ですので、普段の対策としては、次の事項があります。

カビ対策は?

1)靴を履いた後のメンテナンス

・汚れ、埃、水気を取っておく
・靴は乾くまで靴箱に入れない
・靴が濡れている間はラックの上に置いておく
・靴の中にカビ取り剤を入れておく

2)靴箱対策

・風を当てる・・・天気の良い日は靴箱を開けて換気を行う。
(クリップ式の扇風機を玄関に取り付けて、靴箱を開けて1日数時間程度風を当てるとカビ予防になる)
・靴箱に湿気取りを置く・・・湿気のある空気は軽いので上の段に置くこと。
・除菌スプレーなどでこまめに掃除する
・カビが発生した場合は胞子が飛ぶので靴箱全体を掃除すること

まとめ

靴は靴箱に入れておくとカビやすいので、天気の良い日には扉を開けて換気をしたり、ミニ扇風機を使って風を当てたりしておくと予防になります。

カビが生えたら取り除くことは可能ですが、丸洗いは時間がかかるし面倒です。
靴を履いた後にサッと拭くだけでもカビの発生を予防できるので、普段のこまめな手入れが大切です。

靴のカビの取り方は?臭い場合の洗い方や靴箱の予防対策は?はブログ、ちょっとした工夫で心豊かな生活をに掲載された記事です。

]]>
https://richlife100.com/5248.html/feed 0 5248
布団にカビを生やさない干し方は?室内干し他知っておくべき対策は? https://richlife100.com/5112.html https://richlife100.com/5112.html#respond Thu, 02 Jul 2015 03:15:16 +0000 http://richlife100.com/?p=5112 布団にカビを生やさない干し方は?室内干し他知っておくべき対策は?はブログ、ちょっとした工夫で心豊かな生活をに掲載された記事です。

]]>
huton
布団にカビが出た場合、カビを落とすのはもちろん大変ですよね。
でも、重要なのは、その後カビを生やさないための対策なのです。
この対策として布団干しはお分かりでしょうけど、その他何が必要かご存知ですか。

今回は、外での干し方のポイントや、天気が悪い場合の室内干し方法、収納する時の注意事項等、知っておくべき布団のカビ対策についてお話しします。

■布団に関する記事はこちらにもあります。
布団にカビが生えたらどうする?取り方は?酷い場合は捨てるべき?
布団が突然の雨で濡れる場合は?敷布団洗濯や羽毛は自宅で可能?

布団にカビを生やさない干し方は?

人間は寝ている間にコップ数杯分の汗をかくため、朝起きると敷布団がビショビショに濡れることがありますが、敷布団で一番濡れる部分は表面でなく裏面、床に接している部分なのです。
この理由は、寝汗が多すぎて下まで達するのでなく、敷布団と床の間に結露が発生するからなのです。

寝汗は多いといっても分厚い敷布団が水分を吸うため、床面まで水分が達することはほとんどありません。
それよりも、

(1)敷布団と床の間の通気性の悪さ
(2)人が寝ることで布団の温度が上昇し、床との温度差が生じる
(3)汗をかくため湿度が高くなる

これらの原因により結露が発生するのです。

ですので、カビを防ぐには結露対策が必要ですが、最も良いのはやはり、布団を干すことです。
できれば晴れた日には布団を干すようにしましょう。
ただ、干し方にも知っておくべきポイントがあります。

【布団の干し方のポイント】

(1)干す時間は、湿気のない晴れた日の午前10時から午後2時頃までにします。
(雨上がりで晴天時は干しません。地表から上る水蒸気で布団が湿気てしまうため。)
(2)布団の表と裏の両方を干します(寝ている間に出る汗は布団の裏側に浸透するため)。
(3)干した後は掃除機でダニや埃を吸い取ります(出来れば表裏両面)。
(4)押入れに収納する場合は布団が冷めるまで待ちます(温かいとダニが快適なため)。

※布団を叩くのはどうして駄目なの?

布団を取り込む時に叩く、と子供の頃に親から教わった気がしますが、実はこれはいけないのです。
「叩くと埃がたくさん出るからもっと叩かなきゃ!」とムキになって叩きそうなのですが、実は、叩いて出る埃の正体は、布団の中綿が切れて細かくなった繊維なのです。

その結果、中綿はボロボロになり、折角の保温力が台無しになり、しかもダニの死骸や糞が表面に浮き出て肌に付着してアレルギーになる可能性が出るのです。


布団の干し方 室内編

外で天日干しするのがカビ対策にもダニ対策にも一番良いのですが、梅雨や台風シーズンにはなかなか天気にならないし、花粉症で酷い場合は1年中外に干せませんよね。
その場合は室内干しを行いましょう。

1.室内干しの方法

【道具】
椅子または室内干し器具

【場所】
できれば直射日光の当たる場所

【方法】
敷布団の裏面が上になるように椅子等に掛けて、布団の裏側の風通しを良くして湿気を取ります。

2.室内干ししない時の注意事項

(1)万年床は駄目!

朝忙しいと、つい敷布団を万年床(敷きっぱなし)のままにしたくなりますが、これは避けましょう。

(2)半分に畳むのも駄目!

敷布団を半分に畳むという方法の場合、畳んだ上側とスペースができた床の湿気はある程度取れますが、
敷布団の残り半分は床に接した状態なので結露を取り除くことができません。
できれば室内干しする時と同様に、室内干し器具や椅子にかけて布団を床から離して湿気を取るのが望ましいです。

(3)押入れに収納する場合

布団を押入れに入れる場合は、そのまま入れると確実に湿気がこもるので、すのこを敷いて収納して風通しを良くしましょう。

なお、すのこは敷布団の下に並べて使うという方法もあります(寝たきり老人の介護に使う方法)。
また、下のような「折り畳み式すのこ状ベッド」だと、使わない時に立てかけて布団干しとしても活用できるので便利です。

3.室内干しのお助けグッズ

室内干しの場合、天日干しと違ってカラッとさせるのが大変です。
次のような電気製品があると便利ですよ。

(1)布団乾燥機

室内干しには限界があるので、出来れば布団乾燥機があるとラクです。
特に、花粉症で1年中外に干せない場合には必需品でしょう。

(2)除湿機

部屋全体の湿気はエアコンの除湿もありますが、除湿機の方がパワーが強くて確実です。
外出時にクローゼットやタンス、押入れの引き出しを開け、タイマーをセットしておけば、帰ってきた時には押入れ内部まで除湿することができます。
(除湿機は無人状態でやらないと暑くなるので、外出時に行うのがおすすめです。)

その他の布団のカビ対策は?

カビ対策の一番は、布団を干すことですが、それ以外にも大きな問題として、布団と接する面である床の問題があります。

(1)畳の場合

畳の場合は、畳にカーペットを敷いてはいけません。
畳にカーペットを敷くと、フケや垢が溜まるし、こまめに掃除しないとダニが大量繁殖して大変なことになります。

(2)フローリングの場合

フローリングの場合、そこに直接敷布団を敷くと、敷布団と床の間の結露が酷くてカビやすくなります。
ですので、対策としては以下の物を敷布団とフローリングの間に敷く方法があります。

すのこ・・・折り畳み式すのこ状ベッドが便利です。
・除湿シート・・・こまめに干して乾燥させて使います。

・バスタオル・・・こまめに干して乾燥させて使います。
・新聞紙・・・濡れるので毎日交換します。

さいごに

布団のカビは床との間にできる結露の影響が大きいです。
これは防ぐなら除湿シートのような間に挟むものが必要ですが、除湿シートも使っていれば干さなければなりません。
忙しい人にとっては布団干しはちょっと面倒な作業かもしれませんが、カビ対策だけでなくダニ対策にも通じるため、ちょっとの手間を惜しまず時間を作ってやりましょう。

布団にカビを生やさない干し方は?室内干し他知っておくべき対策は?はブログ、ちょっとした工夫で心豊かな生活をに掲載された記事です。

]]>
https://richlife100.com/5112.html/feed 0 5112
布団にカビが生えたらどうする?取り方は?酷い場合は捨てるべき? https://richlife100.com/5099.html https://richlife100.com/5099.html#respond Wed, 01 Jul 2015 06:03:55 +0000 http://richlife100.com/?p=5099 布団にカビが生えたらどうする?取り方は?酷い場合は捨てるべき?はブログ、ちょっとした工夫で心豊かな生活をに掲載された記事です。

]]>
布団のシーツに黒カビを見つけて慌てて敷布団を確認したら、敷布団まで黒カビが沢山ついていた場合どうするのが良いのでしょうか。
カビの取り方があるのでしょうか。それとも諦めて捨てるべきでしょうか。

今回は、カビの取り方や、酷い場合どうするべきか等をお話しします。

布団にカビが生えたらどうする?取り方は?

カビは通常目には見えないのですが、黒カビが発生したということは、その周囲にもたくさん繁殖しています。
ですので、見つけたらすぐにカビを処理しなければなりませんが、干して高温にして乾燥させても胞子は残っているため洗える部分は洗濯して殺菌し、洗えない部分はカビを取り除いて消毒しましょう。

1.シーツの黒カビの取り方

シーツの黒カビは、酸素系漂白剤で殺菌できます。
黒くなったシミは落ちませんが、カビそのものは死滅してくれるので問題ありません。
(塩素系漂白剤やカビキラーなどを使うと色落ちしたり変色、生地が傷んだりするので使いません。)

2.敷布団のカビの取り方

(1)表面のカビを掃除機で吸い取る

濡らして取ろうとすると逆に布団に浸み込んでしまう可能性があるので、最初に掃除機で表面のカビを吸い取りましょう。
この時、布団をこすらず、掃除機を少し浮かせて吸い取るのがコツです。
(こするとカビが敷布団に付着したり、余計に浸みこんでしまいます。)

また、吸い取ったカビの胞子が排気口から部屋に散乱してしまう可能性もあるため、排気口は窓の外に向けて使います。
作業が終了したら掃除機のごみをすぐに処分します。

ただ、排気性能が悪いと逆にカビの胞子をばら撒いてしまう可能性もあるので、その場合は少し濡らしたティッシュでそっと拭き取り、使ったものはビニール袋に入れて処分します。

(2)重曹水でカビの栄養源を除去する

重曹水をスプレー容器に入れてスプレーして数分間放置して汚れを浮かせてから、更に台所スポンジを重曹水で濡らして軽く水気を絞ってから撫で洗いして、しっかり天日干ししましょう。

重曹水がなければ中性洗剤を薄めて使ってもOKですが、その場合、最後に濡れたティッシュやボロ布で汚れだけでなく洗剤も拭き取る必要があるのでちょっと面倒です。できれば重曹のほうがラクです。

(3)消毒用エタノールで殺菌

消毒用エタノール※をスプレー容器に入れて敷布団のカビの部分に浸み込むようにスプレーして湿らせます。
その後風通し良い場所でしっかり天日干しして乾燥させましょう。

※消毒用エタノールがない場合は次のものでも殺菌できます。
・無水エタノール・・・無水エタノールと水を8:2の割合にして使います。
・オスバンS・・・逆性石けん。水で200倍に薄めて使います。

(4)仕上げに掃除機

しっかり天日干しした後は、カビの胞子やダニの死骸が積もっているので掃除機をかけて見えないカビやダニの死骸を取り除きます。
(ダニは生存中よりも死骸の方がアレルギーの原因になる可能性が高いのですが、天日干ししたり布団を叩くことでダニの死骸が布団の表面に出てしまうため、布団を取り込む際は叩くのでなく掃除機がけするほうが良いのです。)

敷布団のカビ落とし【まとめ】

布団のカビの取り方については様々な情報があり、
・(3)~(4)エタノールと掃除機だけ
・(1)(3)(4)掃除機とエタノール、掃除機だけ
というカビ落とし方法もあるのですが、カビの再発を防ぐためには(1)から(4)全てを行ったほうが安心です。
ただ、(2)と(3)で作業後にしっかり乾燥させることが大切なので、かなり時間がかかりますし、天気の良い日に行うことが必要です。
時間がない場合には(2)を抜かしても良いでしょう。

3.部屋の殺菌処理

敷布団にカビが発生した場合は、接していた床にもカビが蔓延しています。
漂白剤を薄めてスプレーして乾拭きをした後に、真水をスプレーして乾拭きして乾燥させましょう。

布団のカビが酷い場合は捨てるべき?

カビの状態がかなり酷い場合は、特にアレルギー体質なら諦めて買い換えるのも1つの方法ですが、高価な布団だったり、新しい布団の場合は捨てるのは勿体無いですよね。

ですので、次の方法も考えてみましょう。

1.大型コインランドリーで布団の丸洗い

大型コインランドリーに行けば、敷布団の丸洗いから乾燥まで行うことが可能です。
(洗濯に持っていく前の段階で酸素系漂白剤を薄めてカビ部分にスプレーしておくほうが良いと思います。)

ただ、あまりにも酷い場合は洗濯機にカビが残る懸念もあるため(この時に酸素系漂白剤を使って除菌すれば問題ないかもしれませんが洗濯機にもカビが生えることはあります)、次に使う人の迷惑になりかねませんので、布団のカビの状態をよく見て検討してください。

2.敷布団の丸洗い

a)自宅で丸洗いできる?

自宅で浴槽を利用して丸洗いができないか、と考える人がいるようですが、これはかなり危険ですので避けたほうが良いです。
というのも、洗濯そのものはできたとしても、自宅の洗濯機では脱水ができませんし、手で脱水するのも不可能だからです。
真夏で空気が乾燥した日が続くケースでもなければ、分厚い敷布団の内部まできちんと乾燥させるのは不可能なのです。

ですので、専門業者に丸洗いをお願いするのが安心です。

b)布団クリーニング

業者によって形態が様々ですが、1枚で依頼するよりも枚数を多く出すほうが割安になり、2枚で9,000円から10,000円程度の店が多いです。
また、クリーニング後は数ヶ月間保管してくれるというサービスや、クリーニングの間は代わりの布団を無料で貸してくれるサービスなど様々なサービスがあるので、よく調べてご自身の状況に合うサービスを選びましょう。

以下の布団クリーニングは6枚で19,980円となっており、家族構成が多い場合にお得なパッケージです。

布団クリーニングはどんな洗剤でどのように汚れを落とすか、などお店によってやり方が異なります。また、大きな荷物を送るため、送り方が乱雑だとせっかくきれいになった布団がぺちゃんこに潰されてしまったり、といった残念な結果も時々あるようです。

これらの情報は、このリンク先のレビュー欄を見ると良い情報、悪い情報が色々書かれているので、もし注文するならきちんとレビューを確認してからの方が良いですよ。
ちなみに、このお店はあまり安くないのですが、1枚ずつ洗うスタイルだし、合成洗剤を使わず体にやさしい石けんを使うなどの配慮をしています。だから、他のお店のように値段を下げられないのですね。
また、配送についても他の店のような悪い評判が見当たりませんでした(2022年7月31日時点)。
ということで、レビュー数が約450件、評価4.83という高さであることから、とても人気のある布団クリーニングであることが分かるでしょう。

また、布団2枚で十分な場合はこちら。

敷布団の打ち直し

布団はカビが生えると生地は弱く痛んでしまいます。
ですので、木綿わたや羊毛布団の場合は打ち直しするのがお勧めです。
(ポリエステル綿や中にウレタンが入っている布団は打ち直し不可能。)

布団クリーニングを行っている店では打ち直しのサービスがある場合もあるので、気になる場合はサービス内容を確認してくださいね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

綿布団打ち直しコミコミぱっく【敷布団】シングルサイズ スタンダードコース
価格:12900円(税込、送料無料) (2022/7/31時点)

楽天で購入

 

我が家では、こちらのお店で敷布団を打ち直ししたことがあるのですが、リンク画像のように、せんべい布団が、フカフカな布団になって戻ってきたので感動したものです。評価も4.72という高さだし、とても良いサービスだと感じてます。

さいごに

布団にカビが生えたら早めにカビを除去しないと、もっと酷くなって落ちなくなるので気づいた時点で取り除くようにしましょう。
ただ、長時間天日干した方が良いため、作業するのは晴れた日の午前中が望ましいです。
また、アレルギー体質の方は悪化するといけないのでカビが酷い場合は無理せず、業者に布団クリーニングを依頼するほうが安心でしょう。

■布団に関する記事はこちらにもあります。
布団にカビを生やさない干し方は?室内干し他知っておくべき対策は?
布団が突然の雨で濡れる場合は?敷布団洗濯や羽毛は自宅で可能?

布団にカビが生えたらどうする?取り方は?酷い場合は捨てるべき?はブログ、ちょっとした工夫で心豊かな生活をに掲載された記事です。

]]>
https://richlife100.com/5099.html/feed 0 5099
壁のカビ落とし方エタノールとハイターどっち?予防剤おすすめは? https://richlife100.com/3675.html https://richlife100.com/3675.html#respond Thu, 02 Apr 2015 12:24:47 +0000 http://richlife100.com/?p=3675 壁のカビ落とし方エタノールとハイターどっち?予防剤おすすめは?はブログ、ちょっとした工夫で心豊かな生活をに掲載された記事です。

]]>
IMG_7229
洗面所やトイレの壁は湿気が多いので時々カビが発生しますよね。
我が家も以前田んぼだった土地に家が建ったせいか湿気が多く、
油断するとすぐカビが生えてしまうため、家にある洗剤で出来る
カビの落とし方について調べ、何度も壁をきれいにしています。

今回は、カビ落としにはエタノールとハイターのどちらが向いているか、
予防方法や予防剤は何がいいか、また予防に使えるミョウバン水の作り方についてお話しします。

壁のカビ落とし方はエタノールとハイターどっち?

カビは体に有害なので、気づいたら早く除去しましょう。
ただ、発生要因を取り除かないと何度も同じことが起こるので、
カビ掃除を行った後に予防をすることが大切です。

カビを落とすときに使える薬剤は?

(1)消毒用エタノールは?

消毒用エタノールの殺菌効果は、カビの菌糸なら死滅させることができますが、
胞子になってしまうと効果があまりないといわれていますし、
カビ残骸や色素は分解できないため黒カビの黒色を消すことは出来ません。
また、スプレーしてすぐに揮発するため、予防剤としては使えません。

(2)塩素系薬剤は?(キッチンハイターなど)

塩素系薬剤は使った時には殺菌効果がありますが、時間が経つと殺菌効果が無くなり
塩害が発生するし、予防剤としては使えません。

消毒用エタノールはカビの殺菌は完全に出来るわけではないので、
殺菌という点では塩素系のハイターなどを使うほうが確実でしょう。
ですが、塩素が残ると体にも良くないし、壁紙も変色してしまうので、
塩素を使ったら後できれいに水拭きすることが大切です。

では、我が家で行っている作業手順についてお話しします。

実際のカビ落とし手順

カビは胞子が飛び散りやすいし、掃除の際に塩素系薬品を使うので
窓やドアの換気をしながら作業します。
薬剤が飛んで目鼻等に入らないよう注意してください。

(1)表面のカビ落とし

家庭用洗剤(マイペットなど)で拭き取ります。
表面のカビが拭いているうちに床に落ちることもあるので、
床に新聞紙を敷いておくと目に見えないカビごと
後でさっと片付けられるので便利です。

(2)奥の見えないカビ落とし

カビは表面だけでなく奥に入り込んでいるため、ハイター等の塩素系漂白剤※で拭き取ります。
スポンジかボロ布に漂白剤をつけて、(1)できれいにした部分に少し塗り様子を見ます。

※本当は純粋な次亜塩素酸ナトリウムを使いたいところですが
わざわざ薬局に行くのは面倒なので、我が家ではキッチンハイターを使っています。
ハイター等は主成分が次亜塩素酸ナトリウムですが、界面活性剤等が含まれているため、
そのまま使うと黄変する可能性もあり、きれいに出来なかった部分から
またカビが発生してしまい、広がってしまうこともあるそうです。
そのため、次の(3)の作業は丁寧に行うようにします。

(3)水拭き

カビを取り除いたら、濡れたボロ布などでハイター等をふき取ります。
ここできれいにふき取らないと塩などが残り変色するため
丁寧に拭き取りましょう。

(4)予防剤を塗る

きれいに落としたら、予防剤を定期的に塗りましょう。
ただ、水分を吸収する壁紙の場合は予防スプレーでシミが出来る可能性もあるので注意して下さい。

壁のカビ予防おすすめは?

カビは特別な場所に存在するわけではなく、空気中に存在しています。
そして、湿気や温度が整うと増殖して私たちの目に見える場所に増えていくのです。
ですので、カビが壁に出る原因はもちろん湿気ですが、もう1つの大きな原因として
壁紙を貼るときに必要な、クロス糊があります。

クロス糊はでんぷんが主成分で、湿度が高くなるとカビの餌になってしまいます。
ちなみに「抗菌効果」がある壁紙は、大腸菌等の細菌に対する抑制だけであり、
カビに対する抗菌効果はないのです。

カビを予防するには、風通しをよくするのが一番の解決策です。
・除湿機
・エアコン
・扇風機
窓を開ける以外の方法ではこれらの機械も効果的です。
ちなみに、パックの除湿剤は容量が少ないので部屋全体の除湿としては
効果を見込めないと考えたほうが良いでしょう。

壁のカビ予防剤には身近なミョウバンを使おう!

カビは奥まで入り込んでいることが多いので、一度きれいにしたつもりでも
再発する可能性が高いです。
ですので、予防剤を塗るのがおすすめですが、ここで活躍するのがミョウバン水です。

ミョウバンは料理にも使いますが、細菌等を増殖させない、消臭効果等があるため
カビ予防やワキガ対策、靴の臭いを消す等の目的で使うことも多いです。

ミョウバン水原液の作り方

実際に使うのは薄めたミョウバン水液ですが、
ミョウバンは溶かすのに2~3日かかるし薄めると長期保存に向かないため、
「少ない原液を作り、それを薄めて早めに使う」
という二段階の方法が使いやすいです。

ミョウバン水原液の作り方

IMG_7231
【材料】
焼きミョウバン 10g(生ミョウバンの場合15g)
水       300ml
ペットボトル(350ml程度の大きさ)

【作り方】
(1)水道水と焼きミョウバンをペットボトルに入れます。
(2)涼しい場所に2~3日放置します。
ペットボトルには「ミョウバン水原液」と記載して、誤って飲まないように注意しましょう。
(ミョウバンの結晶が溶けるまで数日間かかるためです。溶けると液体が透明になります。)

ミョウバン水液の作り方

ミョウバン水原液は濃いので、実際に使う際に20倍程度の水道水で薄めます。
アトマイザーなどに入れると化粧水としても使えるので便利です。

【材料】
ミョウバン原液 10ml(小さじ2)
水道水     200ml

【作り方】
ミョウバン原液と水道水をアドマイザーなどの容器に入れて混ぜます。

ミョウバン水原液・ミョウバン水の保管場所と保存期限

冷暗所か冷蔵庫に保管し、原液は1ヶ月、薄めたミョウバン水は1週間を目安に使い切りましょう。

さいごに

壁紙の黒カビは、マイペットとハイターで簡単に落とせます。
体に悪いので、気になるところはサッと落として
気持ちよく過ごせるよう風通しよくするよう工夫してくださいね。

壁のカビ落とし方エタノールとハイターどっち?予防剤おすすめは?はブログ、ちょっとした工夫で心豊かな生活をに掲載された記事です。

]]>
https://richlife100.com/3675.html/feed 0 3675