派遣で働くときの注意事項は?(2)顔合わせ面談【失敗談シリーズ】

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前回は、派遣労働する場合の、派遣登録までの体験をお話しました。
前回記事はこちら→派遣で働くときの注意事項は?(1)求人探しと登録【失敗談シリーズ】
今回は、派遣先企業での顔合わせ面談を中心に私の体験をお話します。

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登録後の求人紹介

実際に派遣登録を終えた後は流れが速かったです。

その日の夕方には担当者から電話があり、
問い合わせした求人を紹介してもらい、
実際に企業で顔合わせをすることがトントン拍子に進みました。

しかし、このトントン拍子というのが私にとってはものすごい落とし穴だったのです。

企業訪問=顔合わせ

実は私、以前は総務業務も5年程度経験しており
派遣社員を雇う側の人間でもありました。

ですので、派遣社員を雇うときには、
顔合わせというのがあり、
「派遣の場合は企業側が面接をしてはいけない」
ということになっていましたが
「実際には、顔合わせが実質の企業面接」
という認識がありました。

それが落とし穴になるとは露にも思わず
深く考えずに顔合わせに臨みました。

1.最寄駅で派遣元担当者と待ち合わせ

事前に派遣元担当者と最寄り駅で待ち合わせをして
先方企業を訪問することになっていました。
そして待ち合わせ場所から10分程度歩きながら、
ようやくここで会社名と業種を教えてもらいました。

地元の小さな企業。まあ、それは予想通り。
ですが、ここで初めて、小さい会社の割りに支店が多いということを知りました。

実は、小さい会社は複数経験があるし、支店が多い会社も経験はあるのですが
総務や経理の場合、小規模の会社でも1社1社形態が違うと雰囲気も違うし
求められる本質が随分違ってくるのですよね。

ですので、もしかして想像していたものと違うのかもしれない、
という懸念が頭を掠めたのですが、それよりも

「顔合わせの際には、最初に自己紹介として
自分の簡単な経歴とPRを1分程度で話してください」

と言われたので、そちらに脳をフル回転させなければならず
会社に対する懸念は忘れてしまいました。
その後会社まで歩きながら、PRをどう話すか考えていました。

2.企業側との顔合わせ

会社に入り応接室で担当者がお見合いのように
企業担当者と私を紹介してくれたのですが、そこで初めて

担当者=副社長

という事実を知り、
これも、小さい会社だからあり得る話とは思ったけど、
もう少し前に情報が欲しかったなあと感じました。

自己紹介では、
名前と住んでいる場所、
この会社での求人に絡めて
これまでの経験などをざっくりと説明しました。

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その後、企業担当者が今回の求人や派遣社員募集をする上で
求めていることなどを話していったのですが。

『なんだか、Webに書かれていた求人内容と全然違う・・・』

というのがその時の感想。
ですが、トントン話が進み、就業開始日と時間まで決まって
和やかに顔合わせが終了しました。

3.顔合わせ終了後

顔合わせ後、会社を出てから駅まで歩きながら派遣担当者と話したのですが、

「なんだか業務内容が難しくてさっぱり分かりませんでしたけど、大丈夫ですかねえ」

と言われました。
ですが、そういうことを言う反面で、何故か顔合わせ時の段階で、
就業開始日とか具体的な話をして決めてしまっていたので

「どうでしたか?来週から就業開始で不安でしょうけど、
まあ、もう1人派遣社員で長く勤めている人もいるので
慣れれば大丈夫ですよ。」

という言い方もしていました。

私は、てっきり、具体的な就業日は決まったものの、
企業側から採用か不採用かの判断が後日あると思っていたので

「そうなんですか?企業からの採用、不採用の連絡はないのでしょうか」

と訊いたところ、

「顔合わせした段階で採用決定ということですので問題ありません」

とのことでした。

私が過去に派遣社員を雇っていたのは10年くらい前のこと。
その時にも顔合わせしたら採用というのは常識でしたが、
実際には断る企業も、断る人もいたはず。
派遣法が厳しくなったのだろうな、という印象を受けました。

ですが、今回の顔合わせは、

「企業も派遣会社も、本当にそれでいいの?」

という思いを残しつつ、私にとっては条件的に満足できるものだったので
業務に対する不安は残しつつ、素直に受けてしまったのです。

派遣会社での研修

今回登録した派遣会社の場合、
派遣先が無事に決まると、派遣元での研修をしっかり行ってから
実際に派遣するという流れになるそうです。

ですので、顔合わせから業務開始日の間のどこかで
研修に来てください、と言われました。

子供が学校に行っている間に再度派遣会社を訪問し、
30分程度の挨拶や業務に関するマナーのビデオを見て
タイムシートの書き方の説明を受けました。

【教訓】顔合わせ前に、求人詳細を聞き出そう

求人紹介から顔合わせまでの期間があっという間だったこともあり
流れに任せてしまったおかげで、
随所で「え、そうだったの!?」
ということばかりでした。

派遣会社や営業マンによって対応が違うかもしれませんが、

・顔合わせがどのような位置づけなのか(就業が決まったようなものか、事実上の面接なのか等)
・会社情報(会社名、業種、支店を含めた規模)
・具体的な業務内容詳細
・前任者から引継ぎできるか等

可能な限りの情報を確認すべきかと感じましたし、
自分の条件に合っているからといって
安易に流れに乗らなければ良かったと
大いに反省しています。

まとめ

今回は、派遣労働に際しての顔合わせと、派遣元での研修についてお話しました。
次回は、実際に就労開始してから発生したトラブルについてお話します。

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■今回の派遣シリーズ目次はこちら→派遣で働くときの注意事項シリーズ 目次

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