派遣で働くときの注意事項は?(3)話が違う業務内容【失敗談シリーズ】

仕事のはなし

悩む女性
派遣で働くとき、どのようなことに注意すべきでしょうか。
今年夏に2ヶ月間私が派遣労働し失敗した経験を元に、
様々な場面での注意事項をお伝えしています。

今回は、3回目として、
派遣先企業で実際に働きはじめたところ、
事前説明と実際の業務内容の違いで
困った体験についてお話します。

■今回の派遣シリーズ目次はこちら→派遣で働くときの注意事項シリーズ 目次

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今までの経験が通用しない!?

実際に週3日、パートとして4~5時間の就業を開始したのですが、
総務という職種は難しいポジションだと痛感しました。

予想外だったのが、

得意だった総務経験が全く活かせないこと。

社会保険手続き事務や給与計算、年末調整は得意なのですが
就業後に知ったことですが、その会社では
殆ど全て経理担当者がやっているそうです。

このあたりは、顔合わせの時には、
そういう知識がある人を求めているとは言っていましたが、

実際には今まで総務というポジションが無かったので
流動的で、働いてみてどの程度の業務量を任せられるか
様子をみながら判断する、

という言い方だったので、そのうちに知識が役に立つだろう、と高を括っていました。

ですが、この会社では、実際の経験というよりも、
支店とのやり取りに気を遣うことが多く、

コミュニケーション能力

がメインのように感じました。

また、事務というのは同じ内容でも会社によって全然やり方も常識も違います。
ですので、前任者からその辺も教わりたかったのですが
別の部署に行ってしまったため
引継ぎファイルを1冊渡されただけで終わってしまい、
必要があれば電話で問い合わせることや、
今まで業務に携わっていなかった上司に確認する、
という流れになっていました。

指示命令者は上司ですが、今まで業務に携わっていなかったため
訊いても分からないこともあり、また、それは前任者に確認すべきでしょう、
と私の判断がおかしい、という説教まで食らうことになりました。

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私の場合、無駄に複数社で業務を行ってきたので
その会社でのやり方、常識を教わらないと
どの路線でやったらよいのか分からず混乱してしまう、
という習性があるようです。

今回、業務について1つ1つ悩んでしまったので
なるべくコミュニケーションを上手に図って
方向性を聞き出さねば、とは考えたのですが、
聞けば聞くほどドツボにハマり、
派遣先上司に厳しく指摘されるようになってしまいました。

指示命令の曖昧さ

そして、回ってきたのが、鍵の管理とか、備品の管理など。
しかも、指示命令が明確でない。
「整理をしてください」という一言の指示でした。

なぜ今こういう状態にあり、
どのような状態が整理されている状態なのか、
全然分からないのですよね。
小さい会社のオーナーによくある話だなあと思うのですが、
精神論はかなり立派ですごいと思うけど、
具体的に何を求めているのかが見えないのです。

オーナーというのは両極端な人が多いのですが、
最終的に結論だけしっかり出せば大丈夫なタイプと、
1つ1つ舅のように細かい指示、過程を
チェックしていかないと気がすまないタイプがいるようです。

今回の上司は後者のタイプ。
過程を1つ1つチェックしていくのですが、具体的な指示はアバウトすぎ。
オーナーというのは実務をしないし、自分の会社が当たり前だと思っているから
会社の常識を教えてくれずに、出来て当然でしょ、
という見方での指示しかしてくれませんでした。

【教訓】話が違う、と感じたらすぐに相談すべき

今回のように事前説明と実際の就業内容が違う、ということは、
派遣労働では時々あるようです。

私の場合、かなり長期間悶々と悩みましたし
改善できるかと努力しましたが、

最初の段階で派遣会社に実態をきちんと話して
改善してもらえるか、それが無理なら辞める方向かを
相談すべきだった気がします。

仕事を開始してから「話が違う」と仕事を投げ出すことは
社会人として最低ではないかという悩みもありますが、
私のように、派遣は逆に即戦力として期待されているのに
活躍できず苦しむことになります。

まとめ

今回は、派遣先企業で実際に働きはじめて
事前説明と実際の業務内容の違いで
困った体験についてお話ししました。
次回は、派遣会社への相談についてお話します。

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