月の満ち欠けはなぜ起こる?呼び名と形の覚え方は?外国はどうなる?

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hatena
「月の満ち欠けはなぜ起こるの?」

子供に聞かれても説明する言葉が見つからず困ってしまう人は多いものです。
今回は、小さい子供にも分かりやすい説明方法についてお話します。

また、小学生向けの月の満ち欠けの覚え方や、日本と外国の月の満ち欠けがどう違うかなどもお話しします。

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月の満ち欠けはなぜ起こるの?

月の満ち欠けは小さい子供に言葉だけで理解させるのは難しいので、実際にモデルを見せて説明する方法が分かりやすいです。

【使う道具】

懐中電灯
ボール(野球ボール、ゴムボールなど)

【事前学習】

まず押さえたいポイントは次の月の2つの特徴です。

(1)月は自分で光るのでなく、太陽の光が当たることで輝いて見えること。
(2)月は地球の周りを回る衛星で、約1ヶ月かけて地球の周りを1周すること。

【実演による学習】

(1)懐中電灯とボールを用意して「懐中電灯が太陽で、ボールが月」と説明しましょう。

(2)部屋を暗くします。

(3)「太陽(懐中電灯)に照らされて見えるのが月(ボール)だよ」と話しながら実際にライトを当てます。
正面から照らせば真ん丸の満月、 真横から照らすと半月、もう少し角度を変えると三日月になります。

ここで子供が興味を持った場合は、懐中電灯とボールを使いながら次の説明を加えましょう。

月の満ち欠けを言葉で説明しよう

月が太陽の光に当たる部分は明るく見えます。
太陽の当たらない部分は暗く、影になっているので見えません。
月が約1ヶ月かけて地球の周りを回ることから、光の当たる部分と影の部分は少しずつ比率が変わり、1ヶ月周期で戻るのです。
月の満ち欠けにおける地球、月、太陽の位置関係は次のようになります。

新月・・・太陽、月、地球の順でほぼ直線状に並んだ状態。
半月・・・太陽と月は地球から見て90度の状態。太陽の光が月に半分しか当たらない状態。
満月・・・太陽、地球、月の順でほぼ直線状に並んだ状態。月が太陽の光に正面から当たり明るい部分が全て見える状態。
月食・・・太陽、地球、月の順で完全に直線に並んだ状態。

満ち欠けのようすをくわしく調べてみると、月は満ち欠けで変化していきますが、意外なことに表面の模様はほとんど変わりません。
ただ、太陽の光が当たり輝く部分が変わるだけになります。
なぜかというと、月は地球を1周する間に自分も1回自転していて、地球に対して常に同じ面を向けているからです。

ちなみに我が家では夏休みの自由研究でこちらのキットを組み立てて、月の満ち欠けの説明などをレポート形式でまとめたことがあります。

組み立てたキットはこちら。
     ↓
IMG_9632

右側の豆電球(太陽)に照らされた発泡スチロールの球(月)が角度によって三日月になったり、
IMG_9633

上弦の月になったりします。
IMG_9634

キットの中に簡単な説明もあるので、小学生ならキットの組み立てと数枚のレポートでも十分でしょう。

月の満ち欠けの覚え方は?

月の満ち欠けは月齢ごとに呼び名がありますが、全てを覚える必要はありません。
小学生レベルなら最低限の「新月、三日月、上弦の月、満月、下弦の月」を覚える程度で大丈夫でしょう。

(1)月の形

月は約29.5日で一巡するため、7日毎に「しじまか」と変化していきます。
・新月(んげつ)
・上弦の月(ょうげんのつき)
・満月(んげつ)
・下弦の月(げんのつき)

ちなみに、上弦の月は南中の時に右半分が光る半円、下弦の月は左半分が光る半円です。
三日月はアルファベットの「C」の反対の(右側が光る)向きになります。

(2)月の位置

約6時間毎に東、南、西の順に移動します。
月の出は1日につき50~60分程度遅くなります。

月の形によって月の出や月の入りの時刻は異なりますが、おおよそ次の時刻になります。
(月の出は東から、月の入りは西。)

・新月   6時(月の出)→12時(南中)→18時(月の入り)
・上弦の月 12時(月の出)→18時(南中)→24時(月の入り)
・満月   18時(月の出)→24時(南中)→6時(月の入り)
・下弦の月 24時(月の出)→6時(南中)→12時(月の入り)

主な月の呼び名

陰暦日付呼び名
1日頃新月(しんげつ)、朔(ついたち=月立ち)
2日頃二日月(ふつかづき)
3日頃三日月(みかづき)
7日頃上弦の月(じょうげんのつき)
10日頃十日夜の月(とおかんやのつき)
13日頃十三夜月(じゅうさんやづき)
14日頃小望月(こもちづき)・・・ 満月の前夜
15日頃満月(まんげつ)・・・別名、十五夜(じゅうごや)、望月
16日頃
十六夜(いざよい)・・・別名、不知夜月(いざよいづき)、既望(きぼう)
23日頃下弦の月(かげんのつき)
26日頃
有明月(ありあけづき)・・・夜明け(有明)の空に昇る
30日頃三十日月(みそかづき、つごもり=月隠り)


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月の満ち欠けは外国ではどう変わるの?

月の満ち欠けは全世界同時に変化します。

見る位置が違うのだから変わるのではないの?と思うのですが、実際には変わらないのです。

分かりにくいので、満月を例に考えてみましょう。
満月の場合、太陽と地球を結んだ延長線上に月が来たときになるのですが、月の満ち欠けの現象は全て2つの星の中心部分で計算します。
そのため、満月になる瞬間は全世界同時になります。
これは、新月の場合や上弦、下弦の月なども同様に計算します。

つまり、月の満ち欠けは全世界同時に起こるため、満月も世界同時になる、ということになるのです。
ただ、世界の時差があるため、地域によっては日付が1日異なるケースはあります。

2015年9月28日満月(スーパームーン)の場合は、日本時間 9月28日11時51分ですが、

9時間の時差のあるイギリス(ロンドン)では 2015年9月28日 2時51分、
14時間の時差のあるアメリカ(ワシントン)では 2015年9月27日 21時51分

となり、1日日付が違うのです。

さいごに

月の満ち欠けを小さい子供に説明するのは難しいものですし、三日月や上弦の月の向きがどちらかというのも忘れやすいです。
子供に聞かれてパッと答えられなくても落ち込まないで、こちらの記事を参考に親子でボールを光に当てて一緒に考えてみてくださいね。
きっと、一緒に考えることで親子共通の話題で盛り上がり、月に関しての理解が深まるでしょう。

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