子供は血液検査をやる機会が滅多にありませんよね。
でも、アレルギー検査をするとなったら採血は必須。
子供は予防注射でさえ怖がって嫌がるというのに、
血液検査で血を採るとなったら、
もっと嫌がって暴れるのではないか?
と心配になりますよね。
今回は、血液検査の時にどんな流れでどのようにやるのかをまとめました。
血液検査はどんな流れでやるの?
血液検査は病院によってやり方が違うので、
実際に受ける病院で事前に確認することが大切です。
ここでは一般的な話をしますね。
多くの病院では、検査する子供だけが検査室に入り
お母さんは待合室等で待機するパターンのようです。
子供をベッドに寝かせて専用ベルトでしっかりと固定して採血するそうですが、
これは、子供の血管が細く大人に比べて採血が難しいことや、
採血のときに嫌がり暴れて逃げようとするのを防ぎ
安全に採血するために必要だといわれています。
ですが、病院の考え方によっては、
お母さんから離れるだけでも不安な上に
固定ベルトで押さえられると更に不安を煽ることになるので
検査の付き添いを認めてくれるところもあります。
実際の検査はこのようになります。
(1)左右どちらの腕で採血するか、腕の状態をチェックします。
(2)ゴム状の駆血帯を上腕に巻いて、静脈を浮き出させます。
(3)針を刺す箇所をアルコールで消毒します。
(4)針を刺します。
(5)針を刺したまま、採血管を交換します。
採血管は検査項目によって1本から3本程度、採血量は2~30ml程度です。
検査項目によって、中に入っている薬が異なるため採血管が分かれています。
(6)針を抜いて血止めをします。
(7)駆血帯を外します。
我が家の体験
我が家には小学3年生の娘がいるのですが、極度の怖がりです。
ですので、血液検査をやらなければならないと知り、
事前に
・上の手順を紙に書いて見せる
・どこの順番で痛みを感じるか
を説明しました。
検査する病院は付き添いOKなので
検査室に入るまでは不安を感じることはなく、
検査室では、2つ椅子を並べて隣に座りました。
ですが、娘が実際に検査をやる段階になると
駆血帯のゴムを巻いた部分が痛すぎる
と検査を拒絶しそうになったため、
母の膝に乗って検査を受けることを提案し、
看護師さんも了承してくれたので、膝に乗せて
娘のおなかと胸に手を回してぎゅっと抱きかかえる格好で
検査を進めました。
ですが、駆血帯を巻いた痛みは巻いている間ずっと続くため
痛いと訴えており、更に針を入れる瞬間は
心拍数が普段の2倍くらいに跳ね上がったようです。
母が娘の胸とおなかに触れていたため
その緊張とドキドキしている様子が
肌からものすごく伝わってきました。
娘の場合は、怖がりですが、実際の検査器具にはかなり興味があるため
針を刺す瞬間も見たい様子でじっと見ていたのですが、
子供の性質によっては、母子が向かうように抱っこして座り、
子供に針を見せないで検査するほうが良いかもしれません。
(この場合、子供の腕は採血する看護師さんとは別の看護師さんに
しっかり押さえてもらうことになるでしょう。)
その後も数回検査していますが、1回目の検査で流れが分かり
血液検査を自分がやれるという自信がついたのか、
多少の緊張はしますが、膝抱っこせずに出来るようになっています。
(ただ、駆血帯の痛みが酷いので毎回嫌がっています。)
まとめ
[note] これから受ける人へのアドバイス- 子供を安心させるためにお母さんが付き添いできないか
病院に訊いてみましょう。 - 子供はかなり緊張するので、リラックスするよう
大きく深呼吸させましょう。 - 針は素早く刺したほうが痛さが軽いです。
子供には、病気を治すために必要なことだと伝えて、
血液検査をやることを理解させましょう。
[/note]
血液検査は子供にとって未知の検査ですし、針と血が怖いと感じるのは当然です。
ですので、お母さんは可能な限り、子供の不安を取り除いてあげることが大切です。
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