年賀状を書いていると子供も「一緒に書きたい!」と言ってくることがありますよね。
そんな場合、子供にも書かせてあげると、文字への関心に繋がるし、お正月や年賀状の文化に触れる良い機会です。
でも、子供が書くと言っても、まだ文字が書けない、絵が描けないなどの次元だと悩みますよね。
今回は、子供と手作りで楽しめる酉年のアイデアを複数ご紹介します。
年賀状を子供と手作りしよう
子供がまだ文字や絵を書けない場合は、手形が一番簡単だし、おすすめです。
手形をトサカや肉垂、尾に見立てて、手形だけで表現できない部分はお母さんの絵で細くしてあげる、親子合作の絵になります。
では、次の手順で作りましょう。
(1)お母さんが鶏の体や目を描いておきましょう。
(2)人差し指だけ赤色絵の具(またはスタンプ)をつけて、くちばしの下に赤色絵の具(またはスタンプ)をつけて1回ペッタンします。
これが肉垂(にくだれ)になります。
(3)同様に、人差し指に赤色絵の具(またはスタンプ)をつけて、3回ペッタンして、トサカにします。
(4)尾を黒色絵の具(またはスタンプ)でペッタンします。
この部分は、子供の掌の大きさと、年賀状の用紙の余白を比べてみて、子供の指のどこまで使うか考えてから作業して下さいね。
赤ちゃんなら、手指の全体を使って尾にしますし、ちょっと大きい子供なら、掌を除く指先だけにします。
(5)「あけましておめでとうございます」などの文字を入れれば年賀状が完成です!(お子さんが書けない場合はお母さんが書いてあげましょう。)
手形アートは子供にとって触覚を刺激するのか、面白いと感じる子が多いようです。うちの子供は小学生高学年になった今でもこれが大好きです。ですから、もしお子さんがやりたいなあ、と言ってきたら、年齢問わずやらせてあげると良いですよ。
では次に、手形以外で子供向けの酉年デザインについて考えてみましょう。
年賀状で子供向けの酉年アイデア色々
酉年なので、
・ニワトリ
・ひよこ
この2つに絞ってお話ししますが、正直言って、今回の絵は描きやすいので、こちらのサイトを見なくても色々可愛い絵はあるはず。
ただ、小さい子供が描くとなると、案外やりづらいかもしれませんので、子供が描きやすい絵のアイデアをお話ししますね。
例えば、ニワトリだと次のような絵があります。
ひよこだと、次のような絵があります。
でも、小さい子供だと、円を描くのが難しいですよね。
そこで、次のような道具で円を描く方法があります。
人参とか、
プリンカップの縁とか。
手形と同様に、子供にペッタンとスタンプさせて、子供が目やくちばし等を記入できれば挑戦させてみる。
難しければ、一緒に手を補助して描いたり、お母さんが代わりに描くのを見させるなどの方法でやってみましょう。
ひよこ編 with人参スタンプ
人参に絵の具をつけて(水は少なめで絵の具を伸ばしましょう)
ペッタンします。
ひよこの輪郭を描いて、
余裕があれば、頬を赤くすれば、可愛くなります。←実際のひよこは頬を赤く染めませんがw
にわとり編 withプリンカップ
プリンカップに黒い絵の具を塗ってペッタンします。
輪郭を描いて、ひよこにしても良いのですが、(ひよこの左目の上にある横棒は、人間でいう「まつ毛」ではありません。たまたまプリンカップでスタンプする際に汚れがついてしまっただけです。)
トサカと肉垂をつければニワトリに変身!
赤と黄色で色塗りすれば、可愛いニワトリの完成!
さいごに
子供向けの年賀状は、親子で楽しくやるのがコツです。
全部を子供が出来なくても、少しだけでも、ペッタンだけでも参加すれば、「自分もやったよ!」という満足感が得られるし、完成した年賀状を見て喜んでくれるはずです。
大掃除で忙しくて、つい子供に淋しい思いをさせがちな年末ですが、少しの間だけでも親子一緒に取り組む時間を作ると子供に喜ばれますよ。ぜひ、お子さんと一緒に楽しい年賀状作りに挑戦して下さいね。
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