インコの爪切りの頻度とコツは?暴れる場合はどうすれば良いの?

ペット

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インコの爪切りはどのくらいの頻度でやる必要があるのでしょうか。
我が家では数ヶ月前からセキセイインコを飼い始めたのですが、最近になりインコが足の爪を気にしてかじるようになったので、そろそろ爪切りするべきかと考えて、爪切りについて調べたり医者に行って学んできました。

今回は、インコの爪切りの頻度やコツ、暴れる場合の対処についてお話しします。

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インコの爪切りの頻度は?

インコは一羽一羽爪が伸びやすいかどうか異なるので、爪切りが必要かという問題も変わってきます。
多くの小鳥の飼育本には爪の手入れの必要性が書かれていることが多いのですが、インコによっては爪が伸びにくい、インコ自身が手入れ出来るからしなくても良いというようなケースもあります。ですから、本に書いてあるからといって絶対に必要とは言えないのですよね。

インコの爪が伸びた場合にインコ自身が手入れ出来れば良いのですが、手入れ出来ないと、普段ならなんともない箇所で引っかかって怪我に繋がる可能性があります。これを防ぐためにも爪切りが必要となるのです。

でも、いきなり自分で爪切りするのは難しいので、不安な場合は購入したペットショップや動物病院に連れて行って爪切りしてもらい、やり方を教わったり見て覚える方が良いです。

今回、我が家では動物病院に連れて行って爪切りしてもらったのですが、半年から1年程度の間隔で充分ではないかと言われました。

インコの爪切りのコツは?

爪切りのやり方と注意点は以下の通りです。

【誰が爪切りするか?】

1人がインコを捕まえて支え、もう1人が爪切りします。(1人でやるのは難しいのですが、インコを片手で固定できれば可能です。)

【インコの固定方法】

一般的には人差し指と中指で首を挟むとやりやすいと言われていますが、自分が持ちやすくてインコの首が動かない方法であれば別の持ち方でも構いません。

【恐怖を与えない】

爪切りしているところが分かると恐怖感から余計に暴れる傾向があります。ですから、爪切りの様子がインコに見えないよう、体を隠して足だけだして切るようにすると大人しくなることも多いです。
隠し方としては、

・タオルハンカチ等でくるむ
・みかんネット等に入れて足だけ出す

このような方法があります。

【爪を切る箇所と止血方法】

爪を切る際は、1本ずつ指を持って切ります(足首ではありません)。爪を切る箇所は先の方だけにしましょう。血管が見えている場合は特に切り過ぎないように。
でも、うっかり深爪して血が出ることもあります。その場合、小麦粉か片栗粉をつけると止まります。また、線香があれば、火をつけた線香で一瞬だけその部分を焼くと止血できます。専用の止血剤も販売されていますが、小麦粉や線香で代用できるので敢えて用意する必要はありません。

【爪が伸びた時の問題について】

爪が長く伸び過ぎると布に引っ掛かって無理矢理抜けようとして足を捻ったりする可能性があります。
ただ、このようなケースで多くの場合は、爪が伸び過ぎというより、爪の先端が鋭くなり過ぎていることが原因です。だから、どちらかというと、爪切りのイメージでなく「爪磨き」して先端の鋭い部分をやすりで削って丸くする、という方が良いのです。


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インコの爪切りで暴れる場合はどうしたら良いの?

爪切りするのが難しい場合は、爪が伸びないような工夫が必要です。

我が家のセキセイインコ、きぃちゃんは家の中で放し飼いにする時もあるのですが、入らない場合に無理矢理捕まえてカゴへ入れようとすると、暴れて人の指をガブリと齧って離さないくらい激しい性格なのです。
そのため、いきなり自分1人で爪切りするのは難しいと思い、「最初は動物病院で切ってもらい、その様子を見てやり方を覚えよう」と考えました。

そして、動物病院に行ったのですが、獣医師曰く、

「うわー、このインコは激しい性格だねえ。こんな子今まで見たことないよ!」

と呆れるくらいの凶暴レベルだったそうです(;’∀’)
我が家のインコは黄色単一色の「ルチノー」という種類なのですが、セキセイインコの種類の中ではこのルチノーが最も性格のキツい傾向があるのだとか。くわえて雌なので、かなり相乗効果なんでしょうね。我が家では1日1時間程家の中で放し飼いにしており、私も何度か捕まえようとして指をガブリと噛まれたことがあります。血は出ませんが、くちばしで噛んだ跡が見事について、なかなか治らないくらいなんですよ。

なので、通常なら獣医師一人で爪切りできるそうですが、この時ばかりは先生がインコを押さえて固定し、アシスタントの女性が爪切りしてくれました。

でも、誤って1ヶ所、深爪して出血してしまいました。獣医師でも失敗することはあるようです。
というか、切ったのはアシスタントの女性ですからね・・・。
ちなみに、その箇所は直ぐに止血用の粉を塗ってくれたので問題ありませんでした。

意外だったのが、爪が伸びている程度のことです。
最近インコが爪を気にしていたので「爪が伸びて困っているに違いない!」と思い込んだのですが、実際に獣医師に診てもらったところ、「さほど長くもなく、まだ切らなくても大丈夫なレベルだよ」と言われてしまったのです。
でも、折角診察してもらったことだし、と爪切りしてもらいました。

そして、帰り際には、
「爪切りはそんなに頻繁にする必要ないよ。でも気になるならまた来てもらってもいいけど・・・。」
などと言われてきました。

そして、うちのインコのように暴れる場合は、爪切りするよりも、自分で爪が削れるような道具を置いて自分でやらせる方が良いという話も聞きました。

自分でやる方法として、やすりの役割を果たす止まり木「セメントパーチ」があります。

上の商品はちょっと高いので、安いカバータイプもご紹介しておきます。

どちらの商品も比較的評価が高いのですが、インコによっては合わないケースもあるようです。(ザラザラだったり、足裏への負荷が強くて嫌がるインコもいるのです。)


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さいごに

セキセイインコの爪切りは、しなくてもインコ自身が手入れできるケースもあるので、布にひっかかる等の症状がなければ気にしなくて大丈夫です。でも、心配な場合は購入したペットショップか小鳥も診てくれる動物病院に行って、爪切りをお願いすると安心でしょう。ちなみに、我が家で診てもらった動物病院の診察代は、初診料1,080円と爪切り代540円でした。

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