眉毛の自然な書き方をご存知ですか。
眉毛メイクが苦手という人は実は結構多いのですが、
「左右の形が揃わない」
「昔の人みたいな存在感のある眉毛になってしまう」
というような悩みが多いです。
そこで今回は、
- 自然な感じの眉毛を書く基本手順とポイント
- 左右対称が難しい場合に注意すべきこと
以上についてお話しします。
眉毛の自然な書き方のポイントは?
眉毛を自然な仕上がりにしたい場合、最初に次の3つのポイントを押さえておきましょう。
1.眉毛全体をベタッとさせない
立体的にすることで少ない眉毛でも存在感が出るため、書く本数や面積を減らすことができます。そのため、最初にスクリューブラシで軽く梳かして毛の流れを整え、ベタッとしている眉毛を立体的に起こします。
2.自然な色のアイブロウを選ぶ
髪の色よりも少し明るい程度にすると違和感ありません。
ちなみに、黒髪の人が自然な感じに仕上げたい場合の色は、次のようなグレイッシュブラウンがお勧めです。このアイブロウはAmazonでベストセラー商品になっているし、レビュー数300超、評価も4.3と非常に高いです。
3.パウダーとペンシルを上手に使い分ける
眉毛には、ハッキリさせる方が良い部分とぼかす方が良い部分があります。ハッキリさせたい部分はペンシルで、ぼかしたい部分はパウダーを使う方が良いです。
また、最初にパウダーで書き、次にペンシルで細かい部分を埋めていくと、眉毛の存在感が程々で済みます。(先にペンシルを使うと濃くなりやすい傾向があるため、使う順番に注意しましょう。)
眉毛メイクをする上で知っておきたい部位の名称については下の画像をご覧ください。
また、眉毛の部位別書き分け方は以下の通りです。
【眉頭】
眉頭はパウダーで薄めに書き、少しぼかすような仕上がりがおすすめです。(黒くハッキリ書くと存在感がある、キツい印象の眉毛になります。)
【眉尻】
眉尻は少しハッキリ書きます。(消えやすい傾向があるため。)
また、眉尻は短めだと幼い印象に、長めに引くと老け気味の印象を与えます。
【眉間】
眉間は左右が離れるとおっとりした印象、近いとキリッとした印象になります。
【ライン】
眉のラインは直線的だと知的な印象に、曲線的だと愛嬌豊かな印象になります。
では次に、眉毛の書き方の基本をお話しします。
眉毛の書き方の基本
(1)スクリューブラシで軽く梳かします。
(2)眉山、眉尻、眉頭の位置を決めて、アイブロウパウダーで輪郭を書きます。
【アイブロウパウダーの使い方】
- ブラシにパウダーを取った際に余分なパウダーがあると眉毛が濃くなってしまうため、眉毛にのせる前にコットンに少し取ると、肌にのせた時に濃くならずに済みます。
- ブラシの動かし方は一方向でなく往復させつつ、毛の隙間を埋めるようにパウダーをのせていきます。
- ブラシの向きは、下側部分を書くときは横に向きにしますが、それ以外は毛の流れに沿うよう斜めにします。(ブラシの向きを注意することで、上手く色が乗ります。)
(3)眉山から眉尻にかけて書きます。この時にはアイブロウペンシルを使い、毛の流れに沿って、毛の隙間を少しずつ埋めるよう一本一本書き足していきます。
(4)眉山から眉頭にかけて書きます。この時にはアイブロウパウダーを使い、(2)で書いた輪郭の内側を塗りつぶし、色が全体についたら毛の向きに沿ってブラシを動かします。また、眉頭の部分は濃くならないよう、ブラシに残った状態のものを馴染ませる程度で充分です。
(5)眉頭をスクリューブラシでぼかしながら毛の流れを整えます。
仕上げにアイブロウマスカラを使う方法もあります。マスカラを使う場合は、力を入れずに優しく滑らせるようにするのがポイントです。いったん毛の裏側からのせるように毛の流れとは逆側に滑らせてから、毛の流れに沿って滑らせて整えていきます。
では次に、眉毛を左右対称に書くコツについてお話しします。
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眉毛を左右対称に書くのが難しい場合は?
眉毛を左右対称に書くためには、以下の2つを取り入れてみてください。
- 左右の苦手な側から書く
- 一方を全て書くのではなく、パーツごとに左右交互に書く
つまり、上記「基本の書き方」で言うと、(3)を左右交互に行い、(4)を左右交互に行い、(5)を左右交互に行う、という流れになります。
これは、苦手な側から書くと、そちらはぎこちない書き方であっても、反対側(上手に書ける側)は形を真似して書くことができるでしょうし、そうすることで左右対称に調整しやすいのですよね。そして、一方の全工程をやってしまうよりも、左右交互にパーツ(眉頭、眉山、眉尻周辺)ごとに書いていく方が形が分かりやすいため作業しやすいのです。
また、その日によって上手下手の波があるかもしれませんが、「上手に出来た!」と思ったら、その時点で余分な眉毛の毛を剃っておくと、次に書く際が、更に分かりやすいはずです。
どうしても左右対称の形が難しい、という場合、次のようなアイブロウスタンプを使うという方法もあります。
ただし、こちらの商品だと眉毛の形や大きさが合わない人もいるし、扱いづらいと感じる人もいます。
どちらかというと、補助的にスタンプで形を決めて、足りない部分をパウダーやペンシルで書き足していく方法が良いでしょう。
眉毛をいじる場合の注意点
眉毛を剃る等について安易に考える人もいるのですが、一度やってしまうとなかなか生えてこないこともあるので注意しなければなりません。眉毛メイクをする上で知っておきたい項目についてまとめましたのでご覧ください。
眉毛のアウトラインについて
眉の上の輪郭はそのままを活かす方が「その人らしさ」が出るし、自然な形に見えます。もし形を変えたい場合や細くしたい場合は眉毛の下側の輪郭部分を剃りましょう。
眉毛を抜くことについて
眉毛は頻繁に抜いていると生えてこなくなることがあるので、抜かずに剃る方が良いです。
眉毛を剃ることについて
眉を剃るのも程々にしましょう。あまり剃りすぎたり整えすぎたりすると、アイブロウの色が直接反映されてしまうことから、自然な仕上がりにするのが難しいです。
さいごに
今回、眉毛の自然な書き方についてお話ししてきましたが、アイブロウを使うと、いかにも「描きました!」という印象になってしまいますよね。
特に、すっぴんで眉毛だけ描くのは不自然だと抵抗感がある人もいるでしょう。
実は、眉毛1本1本の存在感があるアイブロウって売っているんですよ。
リアルアイブロウ つけまゆについてもっと詳しく知りたい場合はこちらのページをご覧ください。
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