玄米は危険なの?栄養素だけ上手に取り入れる方法は?

公開日:  最終更新日:2014/10/01

玄米ごはん
健康食品として見直されている玄米。
白米よりも栄養がたっぷりだから体に良いという人もいれば、
玄米は体に有害な成分が入っているから駄目だという人もいます。

どちらが正しいのでしょうか。

実は、どちらも正しいのです。

玄米は白米より栄養価が高いです。
でも、それを活かすも殺すも調理方法次第。
一歩間違うと毒になりかねません。

今回は、玄米の長所と短所を理解して
長所を活かすにはどうしたら良いかまとめました。

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玄米の長所と短所を知ろう

1.玄米の長所

(1)栄養バランスが優れている

玄米にはあって白米にはないのが
米ぬかと胚芽。

この部分には
タンパク質やビタミン類、鉄分、ミネラル、食物繊維などが
たっぷり含まれています。

健康食品なので即効性はありませんが、
胃腸が丈夫になり基礎体力がつきます。
また、貧血、血糖値、高血圧などの改善や、
動脈硬化、便秘予防に良いといわれています。

(2)フィチン酸の様々な作用

胚芽部分に含まれているフィチン酸には
血液浄化や新陳代謝を活発にするため、
放射能や農薬などを解毒して
速やかに体外排出する作用があります。

2.玄米の短所

(1)消化しにくい

「玄米を食べると胃もたれする」
「玄米を食べると胃が痛くなる」

という話を時々耳にします。
玄米は白米と同じように炊くと硬さが残ってしまうため
よく噛んで食べなければいけません。
胃が弱い場合は、特に注意してよく噛みましょう。

(2)発芽毒がある

玄米には胚芽があり、生きています。
生きている種には、発芽するまで栄養成分を
自分の種に閉じ込めておくという作用があります。
これを発芽抑制因子(発芽毒)といいます。

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このまま体内に入ると、エネルギーを作れなくなり
低体温、不妊、免疫力の低下などを引き起こしてしまいます。

(3)美味しくない

白米と同じように炊くと、硬くでボソボソな食感になり
不味いと感じる人が多いかもしれません。

(4)残留農薬などの影響を受ける

米ぬかの中には、白米にはない栄養が
たっぷり入っているのですが、逆に
農薬、放射能物質もたまりやすいのです。

短所を長所に変えるには?

難しいと思われる短所ばかりですが、
意外と簡単に、短所を長所に転換できるのです。

その方法は、

長時間水につけて発芽状態にさせること。

これで(1)~(3)までの短所が一気に解決できます。
(4)の残留農薬については、
無農薬玄米にすれば問題ありません。
少々値段はかかりますが、
信頼できる業者から無農薬玄米を買うことで
危険を回避しましょう。

注意事項

(1)フィチン酸の誤解

フィチン酸は、解毒作用が強すぎて体内のミネラルまで排出してしまう
という誤解が出回っていましたが、全く問題ないことが
近年の研究で明らかになっています。

(2)市販されている「発芽玄米」

発芽させる手間がなくて便利な「発芽玄米」は
スーパーに並んでいます。

ですが、この発芽玄米は、
いったん水につけて発芽させ、発芽毒を抑えています。
ですが、販売する際には、
もう一度乾燥させた状態に戻っています。
この乾燥状態になると、発芽毒は復活してしまうのです。

ですので、普通の玄米を買って
自分で発芽させてから炊くのが
栄養価を最大限に伸ばすコツです。

まとめ

玄米については今でもいろんな情報が交錯していますが、
自分で発芽させて毒を取り除けば心配いりません。

次回は、具体的に、
健康的でふっくら美味しい玄米の炊き方
についてお話をします。

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