派遣で働く(7)子育て中のパート労働で注意すべきこと【失敗談】

仕事のはなし

働くお母さん
派遣で働くとき、どのようなことに注意すべきでしょうか。
今年夏に2ヶ月間私が派遣労働し失敗した経験を元に、
様々な場面での注意事項をお伝えしています。

今回は、7回目として、
子育て中にパート労働したいと考えたときに
注意すべきことについてお話します。

■今回の派遣シリーズ目次はこちら→派遣で働くときの注意事項シリーズ 目次

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子育て中は、仕事よりも子供優先になってしまう

子育てしながら働くということで、
「子供が学校に通っている時間帯で働く」
という希望は念頭にありましたが、

実際には、

熱が出て学校を休んだ場合は仕事を休まなくてはいけない

つまり、

仕事よりも子供を優先しなければならない

ということ。

この部分は、
「給与をいただきながら企業で働かせていただく」
という労働の基本は理解しながらも、
それよりも大事な存在(=子供)を企業に認めてもらえるか否か、
が非常に重要だと感じています。

そして、今回は当然顔合わせの段階でその旨は伝えて
その会社でもパート主婦が多いという説明を受けたり、
私の子供が虚弱であり頻繁に医者通いをしていることや
腹痛で休みがちなことも理解してもらっていました。

ですが、それ以上に制約というのがあるのだと
実際に就業開始してから気づかされました。

子育て中は、目に見えない制約が沢山ある

どのような制約かというと、私の場合、
迎えに行く時刻の制約でした。

実際に携わっていた総務業務は、
年間スケジュールが色々あることや
当日、その都度上司に指示を仰いで行っていくことから、
結果として1年間働いてみないと
いつまでに、どのような業務をやる必要があるのか
全く見えないものばかりでした。

そして、退社時刻までに終わらせて
業務報告をして帰宅する段階になり
指示通りにできていない等の指摘があり、
時刻通りに帰宅できず
サービス残業することが続いてしまいました。

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(サービス残業については、
派遣労働の場合派遣元での規定により
5分単位、10分単位等様々あると思いますが、
今回の派遣先は古い体質の会社だったようで
パートさんは30分単位での労働、
しかも上司に申請しないと残業を認めてもらえないことから
派遣社員である私もなかなか申請し辛い環境でした。)

20分程度の残業であっても
子供を迎えに行く身としては大打撃でした。
迎えの時間に間に合うよう帰宅の際に駅まで走り、
電車を降りてから再度学校まで走ることになり。

夏の炎天下の中、体力の消耗が激しかったです。

子育て中の職種は1日の予定が見えやすいものを

私は営業事務、経理、総務事務など幅広い経験があるので
どれでも大丈夫と思っていたのですが、
子供がいる場合は、自分自身の能力は二の次で
職種の性質を考えて決めなければいけない、と
今回気づきました。

経理の場合は1ヶ月で一連の流れが出来るので
忙しい時期が予想しやすいです。

ですが、総務の場合は年間スケジュールの中で
様々な業務が発生するため、1日、1週間、1ヶ月
という短期間での予定がかなり見えにくく、
更に社員との連携を図る必要があり
自分以外の予定に合わせなければなりません。

子供がいる場合は、このような業務を抱えると
自分も周囲も大変になる可能性が高いです。

自分のやりたいことを伸ばしたい、スキルアップしたい、と思っても、
子供が成長して親離れするまでは
待たなければならない時期もあるのではないか、
と感じています。

まとめ

子育て中のパート労働の場合、

(1)子供の体調により急に休んだり早退する可能性があることを理解してもらえる環境選び
(2)希望業務は二の次

法整備が進み、子育て中の女性の労働は理解が広がってきたといっても
仕事よりも子供を優先させなければいけない
という母親の状況を理解してくれる会社はほんの一握りだと思います。

その中で、更に自分の希望職種を、というのは
かなり範囲を狭めることになりますし、
自分自身の希望職種が子育てしながら可能な内容か、
よく考えるべきでしょう。

たしかに派遣労働のほうがパートよりも時給が高いですが、
責任感も重くなります。
子育てと仕事の重圧を両方抱えるというのは
かなりプレッシャーを感じることになるでしょう。
精神的に辛くない環境を選ぶことが一番大切だと思います。

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