インフルエンザ予防接種は受けるべき?迷う時に知っておきたいこと

公開日:  最終更新日:2014/11/21

予防接種
毎年10月になるとインフルエンザの予防接種が始まります。

この予防接種は大人の場合は1回で済みますが、
子供は2回しなければいけません。

でも、子供は注射が嫌いだから2回も受けさせるのは大変。

そして、

実際に予防接種をした場合でも
インフルエンザに罹るケースもあるし、
受けさせるべきか?受けなくてもいいのでは?

と悩むことはありませんか。

実際に、インターネットで調べてみると
「インフルエンザ予防接種を受けるべき」という意見と、逆に
「インフルエンザ予防接種は受けてはいけない」という意見に
分かれており、どちらの言い分も正しいような気がして
混乱する方が多いようです。

今回は、インフエンザの予防接種について効果や副作用など、
迷った時に考えるベースとして知っておきたい基礎知識や、
我が家の過去の体験についてお話します。

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インフルエンザ予防接種について知っておきたいこと

1.厚生労働省の見解

厚生労働省のHPには、
インフルエンザ予防接種の効果は、

(1)感染後に発病する可能性の低減
(2)インフルエンザにかかった場合の重症化を防ぐ

という内容が書かれており、
「インフルエンザにかかることを防ぐこと」ではなく、「酷くなるのを防ぐこと」です。

2.子供が2回受ける理由は量の問題ではなかった

「子供は体が小さく一度で大人と同量のワクチンを接種できないため、2回に分けている」
というのも理由の1つですが、これは3歳未満の子供のみ当てはまること。

何故かというと、
ワクチンの接種量と接種回数は次の通りになっており、

(1)6ヶ月以上3歳未満・・・0.25mL×2回接種
(2)3歳以上13歳未満・・・0.5mL×2回接種
(3)13歳以上      ・・・0.5mL×1回接種

これをみると、3歳以上の場合は大人と同量を接種します。
ですので2回受ける理由としては量の問題ではありません。
実は、2回受ける理由としては、ワクチンの性質が大きく影響しているのです。

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンと呼ばれており、
1回だけでは効果が1ヶ月で消滅してしまうのです。
ですが、この時点で2回目のワクチンを接種すると、
免疫増幅効果で1回目よりもはるかに高い免疫力がつき、
数ヶ月間持続するのです。

大人や13歳以上の子供が1回で良い理由は、
過去に類似のインフルエンザにかかっていることが多いため
免疫がつくと考えられているからだそうです。

ですので、
慢性疾患があり、かなり免疫力が低い場合は
医師の判断で2回接種するケースも稀にあるようです。

インフルエンザ予防接種の副作用

1.軽度の副作用(接種箇所の腫れ)
インフルエンザで比較的多くみられる副作用としては、
接種した場所の赤みや腫れ、痛み等があります。
接種した人の10~20%に起こり、通常2、3日でなくなります。

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2.中度の副作用(発熱など)
また、発熱、頭痛、寒気、だるさ等もあります。
接種した人の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日でなくなります。

3.重度の副作用(アナフィラキシー症状)
滅多にありませんが、ワクチンに対するアレルギー反応として
ショック、アナフィラキシー症状(発疹、かゆみ、呼吸困難等)があります。

接種後間もなく起こるケースが多いため、
「接種後20分間は病院内で安静にしてください。」と
指示されるのはこれがないか確認するためです。

4.重度の副作用(その他)
・ギラン・バレー症候群
・急性脳症
・急性散在性脳脊髄炎
・けいれん
・肝機能障害
・喘息発作
・血小板減少性紫斑病

厚生労働省にはこのような症状が副作用として報告されているようですが、
この原因がワクチン接種かどうか明らかになっていないそうです。

我が家の経験談

我が家では、子供が小さい頃から保育園に通っていたこともあり
インフルエンザ予防接種は欠かさずやっていました。

子供が通っていた保育園の場合、
集団感染が心配なので子供たちにも奨励していましたし
先生自身も毎年率先して接種していたようです。

ですが、「子供は予防接種しても罹ってしまうことがよくある」
と言われているように、我が子も過去に2回罹りました。

ただ、ワクチンの効果なのか、熱が出ても38度台で済み、
2、3日で下がって元気になっていました。
こんな感じで毎年過ごしてきたので、昨年は

成長して体も丈夫になったことだし
そろそろ受けなくても大丈夫なのでは?

と感じていましたが、やはり周囲も受けている人が多かったこともあり
惰性で母子ともに予防接種をしました。

ところが、夫は毎年受けていたのに

「予防接種してもどうせ毎年罹らないし、
今年は仕事が忙しくて病院に行く暇ないし
面倒だから受けなくてもいいや」

と言って、受けませんでした。
ところが。
単身赴任となった今年1月末になり、
職場の隣の席に座っている同僚がインフルエンザに罹ってしまいました。
そして、夫も体中が痛くなり、40度の熱が出てダウンし病院に行ったところ、

「インフルエンザA型です」

と診断されました。
毎年予防接種している人が、やらなくなった途端に罹るんだなあ、とびっくりしました。

そして、夫は単身赴任なので誰も看病できず、
一人で1週間ダウンしていたそうです。
(看病しに行こうかと言いましたが子供の学校もあり、行けませんでした。)

治ってから会ったときに、

「次の冬は絶対に予防接種する!もうこんな辛い目にあうのはコリゴリだ」
と言っていました。

私は幼少の頃にインフルエンザに罹った経験はありますが
大人になってからは全く経験がありません。
どんな症状かはわかりませんが、重症化すると大変なようですね。

まとめ

インフルエンザの効果は、「防ぐ」でなく
あくまでも「重症化を防ぐ」ことです。

副作用のリスクと、重症化のリスクのどちらを取るかは
家庭での判断になりますので、よく考えてください。

■インフルエンザと風邪の違いや予防方法についてはこちらの記事をご覧ください。
インフルエンザと風邪の違いは?感染経路と潜伏期間は?予防するには?

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