お中元の文例 お礼状の書き方は?お礼は電話やメールでもいいの?

お歳暮

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お中元をいただいたのでお礼状を書かなければと思うけど、
普段書きなれていないので書き方が分からない、
と悩む人は案外多いものです。

今回はお中元の文例でお礼状について用意しました。
また、お礼は電話やメールでもいいのか等についてお話しします。

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お中元の文例 お礼状の書き方は?

お中元を受け取った場合は、贈ってくれた相手にお礼状を書いて送りましょう。
お礼状の目的は「感謝の気持ちを伝えること」だけでなく「お中元が無事に届いたことを伝えること」もあるため、なるべく早めに(受け取ったら2~3日中に)書いて投函しましょう。

近年は電話でお礼を済ませることが多くなっていますが、とりあえず電話でお礼を言ってもお礼状を出すのが正しいマナーですし、電話よりも葉書にしたためるほうが相手の心遣いへの感謝を伝えることができます。

相手と親しい場合は形式にこだわらなくても大丈夫ですが、かしこまった相手に対してはきちんとお礼状を書いて送るほうが良いでしょう。

また、時候の挨拶や「拝啓、敬具」の言葉が堅苦しくて気になる場合は、時期が合えば「拝啓、敬具」でなく「暑中見舞い申し上げます」のほうが良いでしょう。

1)書く内容は?

書く内容は、
1)時候の挨拶
2)相手の安否を気遣う
3)日頃のお礼・お中元の品物の感想やお礼
4)相手の家族への気遣いや健康を祈る内容
5)締めの言葉

2)お礼状の文例

(1)かしこまった相手の場合

○○○○様

拝啓 本格的な夏の訪れとなりましたが、
皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。

この度は、お心遣いの品をお贈りいただき誠に有難うございました。
日頃から配慮いただいているのに加え、
今回の温かいお心遣いまでいただき恐縮しております。
いただいた○○は有名な産地だけあり、とても甘くてみずみずしく、
家族で大変美味しく頂きました。
どうぞ奥様にもよろしくお伝えください。

暑さ厳しい折からくれぐれもお体ご自愛くださいませ。
略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
                     敬具

                  平成○年○月○日
                  (差出人氏名)

(2)親しい関係の場合

○○○○様

拝啓 梅雨がようやく明けて本格的な夏がやってきましたね。
皆様お元気でしょうか。

この度はお気遣いをいただきまして本当に有難うございました。
届いた日に早速家族で美味しくいただきました。

今年はかなり暑い日が続きそうですので
お体を大事にお過ごしください。
まずはお礼まで
                  敬具
                平成○年○月○日
                (差出人氏名)

お礼状を代筆する場合は?

(1)妻が夫宛てのお礼状を代筆する場合
妻が代筆する場合は、文末に夫の氏名を書いた左側に少し小さく「内」と書き添えます(縦書きの場合)。

(2)妻以外がお礼状を代筆する場合
妻以外が代筆する場合は、文末に差出人氏名の左側に少し小さく「代」と書き、その下に代筆者氏名を書きます(縦書きの場合)。


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お中元のお礼は電話やメールでもいいの?

上で書いたように、お礼状は手紙やはがきを送るのが正式マナーですが、最近では、親しい関係の場合は電話のほうが直ぐに連絡できるし、電話だけで済ませることも多いようです。
ただ、電話をかける場合は相手の忙しい時間帯などにしてしまうと迷惑ですし、それとは別に、お礼の電話を受けた場合になんと返事をすればいいのか分からず戸惑う人も少なくありません。
(これは、あなたがお中元を贈った場合で先方から電話がかかってきた時の会話を想像してみるとわかると思います。)
できれば手紙やはがきのほうがお礼の気持ちは伝わりやすいし、相手に負担がかからず済むので、正式なやり方である手紙等をおすすめします。

ちなみに、電話する場合はお礼状の書き方と同じような内容を伝えます。

【会話例】

こんばんは。 ○○○○です。
大変ご無沙汰しておりますが、皆様お変わりありませんか。
今、少しお時間大丈夫ですか。

今日お中元をいただきました、ご丁寧にありがとうございます。
昼間届いたのですが、冷蔵庫で冷やして家族で早速いただきました。
子供たちもすごく喜んでたくさん食べていました。
いつもお気遣いいただき有難うございます。
このところ暑い日が続いて大変ですけど夏バテしないようにして下さいね。

電話でのお礼は失礼かと思いましたが、気持ちを早くお伝えしたくて。
本当に有難うございました。
ご主人様によろしくお伝え下さい。(←電話の相手が送り主でない場合)
では失礼いたします。

ちなみに、メールでのお礼については電話と同様に正式なマナーではありませんし、受け取った相手が返信しなければならないかと悩んでしまうため、よほど親しい関係以外は避けましょう。

まとめ

お中元をいただいたら早めに手紙や葉書をかいて送りましょう。
電話連絡の場合はすぐに伝えることができるので便利ですが、
受ける相手がどう返事をすればいいのか戸惑うことも多いので
親しい関係以外には正式な手紙等がおすすめです。

文章は今回ご紹介した文例を状況に合わせてアレンジすれば大丈夫ですので
ぜひ手書きで心をこめて書いてくださいね。

■お中元やお歳暮の記事はこちらにもあります。
お中元とお歳暮の違いは?誰に贈ればいいの?渡し方のマナーは?
お中元文例 送り状はどう書くの?お礼連絡がない時どうする?

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