水が怖い克服方法は?泳げない理由は?小学校のプールをどうする?

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oyogenai
「小学生なら泳げるのが当たり前」というような学校環境だと、泳げない子供やお母さんにとってはものすごいプレッシャーですよね。

泳げない以前に、水が怖くて素潜りができないし、顔を水につけるさえ怖いという子供もいます。
我が子はこれ以上ないのではないか、というくらい水が怖くて苦手で、何年も困ってきました。
今回は、泳げない理由や、小学校のプールの授業でどう対処していくか、過去の経験を元に考えてみました。

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水が怖いのを克服する方法はあるの?

我が子は小学校中学年ですが、実はまだ泳げません。
ただ、小さい頃から極端に水を怖がる子供で、何をやっても水の恐怖を克服できなかったのですが、ようやく怖さが取れたようなので、この経過が参考になるかと思い今回書きました。

水に対する恐怖の経過

以前住んでいた町では、幼稚園児でも泳げるのが当たり前な環境だったため、泳げないのを気にして夏休みや春休みの短期水泳教室に通っていました。

短期水泳教室では、我が子と同じように泳げない子供は多かったのですが、外で指導の様子を見ていると、他の子供は少しずつ挑戦して顔をつけたり、水の中を楽しんで移動したりしながら1つ1つ課題をクリアしていったのに対して我が子だけは先生に「もう少しお風呂で顔を水につけたりして慣れるように」と指摘されるだけで終わっていました。

ちなみに、その当時は毎年春頃から、「今年は水に顔をつけられるようになろうね」という話をして、お風呂でお湯を顔に近づけたりしていたのですが、それでもきちんと出来るまで至りませんでした。

小学校に入ると案の定周囲はほとんど泳げる子ばかりで、泳げないということでスパルタ指導になり、2年生の時の担任に無理やり顔を押されて水に顔が浸かってパニックに陥り、それまで細々練習してきたことが一瞬で水の泡となりました。
そして、その後はプールを怖がってしまい、暫くの間プールの授業が怖くて入れなくなってしまいました。

そして、その年の夏に短期水泳教室に行ったところ、ビクビクしている子供を見た指導員が、別の教室を紹介してくれたのです。
そこは、水が苦手な子供が集まっている水泳教室で、親子参加が必須なところでした。

1人だと不安でも親子一緒なら子供は安心して参加できるだろう、という話なので早速私も一緒に毎週教室に通い始めました。
そこで少しずつ、プールに入る楽しさを感じ始めるようになりました。
ただ、その頃引越することになったので、残念ながらその教室は止めることになりました。

その後転居先では子供が通えそうな水泳教室がなかったので、2年間は学校の水泳授業だけしかやりませんでした。
ただ、前の学校と違って、水泳の授業参観があった際に子供の様子をみたところ、すごく楽しそうに水の中で遊んでいるなあ、という印象でした。

そして、今年1年半ぶりに子供と一緒にプールに行って遊んだところ、驚くべき変化がありました。

以前だったら私にぎゅっとしがみついて離れられなかったのが、一人で歩けるようになったのです。
そして、プールの端の浅い部分ではしっかり足をついて、何度も行ったりきたり歩くのを楽しみ、泳ぐのはビート板と母の補助(お腹に手を当てて落ちる恐怖を排除)が必要ですが、顔を水ぎりぎりまでつけながらビート板で25m端から端まで20回近く往復できたのです。

できる子供にとっては出来て当然のことしょうけど、水を怖がってプールサイドに近づくのも怖がっていた子供なので、親にしがみつかずに水の中に入れる状態までなったのはすごい成長ぶりなのです。

そして、「プールって楽しいんだね!」という言葉も出てきました。

今回は、ビート板で壁をキックしてバタ足した程度でしたが、恐怖が取れた様子なので今後は少しずつ進歩する予感があります。


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泳げない理由と水が怖い理由は?

泳げる子供にとっては理解できないでしょうけど、泳げない子供にはそれだけの理由があるのです。
我が子の場合は、泳ぐ以前の問題で水の恐怖があり、次の理由がありました。

水が怖い理由は?

(1)小学校のシャワーが怖い

学校のシャワーは温水プール等のシャワーと違い、非常に冷たく強いです。
転校前の学校でも、今の学校でも「地獄のシャワー」と命名されていました。

これは、普通の人にとっては、ただ「冷たくて嫌」だけの水ですが、我が子は感覚過敏があり、相当肌が痛かったようです。

(2)排水溝が怖い

数年前にプールの排水溝で事故があって子供が亡くなったというニュースを見てから排水溝に近づくのが怖くなったようです。

(3)足がつかないのが怖い

水を触るのは好きだけど全身が水に浸かるのは怖いという子供の場合、体の感覚が整っていないことが原因です。
水の中では水圧があるため、感覚過敏の子供にとっては全身が浸かるだけで恐怖があります。
特に発達障害特性がある場合にはこれが強く出る子供もいるので、足が下につく安心感は必要みたいです。

(4)無理矢理やらされたのがトラウマになった

前の小学校で無理矢理顔を押し付けられて水に浸かったことは相当トラウマになったようです。
普通の子供なら無理矢理やらされると、自分が出来ることに気づいて楽しくなった、という成功事例もあるのですが、ちょっと繊細な子供の場合は無理矢理やらされると記憶に残ってしまうため、逆効果なようです。

泳げない理由は?対策はあるの?

(1)水が怖いから

細かく考えるといくつかありますが、根本的に水の恐怖が解決できないと泳げるようになりません。
人間は水に浮くことが可能なのですが、怖いと感じると体は緊張して動けなくなり、体が沈んでしまうのです。

水が怖い原因については上でお話ししましたが、感覚過敏等がある場合はすぐに泳げるようになるのは難しいので1つ1つじっくり対応していくことが大切です。

(2)息が吐けないから

少し泳げる段階になると、息継ぎが苦しくなって泳ぎが止まってしまうというハードルがあります。
私の小さい頃の経験ですが、泳ぐときは水中が怖いので、息を止めたまま泳いでおり、息継ぎの瞬間に慌てて空気を吸おうという意識になってしまうため、手足の動きが止まるし、空気を吐かずに吸おうとするため肺の周囲の筋肉が緊張してしまい、その結果肺が広がらずに空気が入らなくなるのです。
ですので、正しい呼吸方法を身につける必要があります。
泳ぎながら自然に体で理解できる子供には必要ありませんが、頭が混乱し、体も混乱してしまう子供には呼吸方法をじっくりと教えて練習するのが大切です。

【プールでの呼吸方法】

(1)水の中で鼻から少しずつ息を吐きながら泳ぐ(難しければ、口から息を吐きながら泳ぐ)
(2)水面から顔を上げた瞬間に吐ききると、(空気を吸おうと意識しなくても)一瞬で空気が口に入る

息継ぎがリズム良く出来るようになると恐怖が更に減り、楽しく泳げるようになります。

小学校のプールの授業でどうすればいいの?

小学校のプールでは、指導する先生に相談しましょう。
怖がりの場合は特に無理矢理しないで、小さい出来ることを積み重ねてプールの楽しさを教えること、本人に体で気づかせることが非常に大切です。

もし無理矢理やらされるような環境であれば、過敏がある子供の場合は小児精神科医に相談して、感覚過敏や嗅覚過敏等の診断書を書いてもらい、体がしっかりするまでプールを休ませるほうが良いかもしれません。

我が子の場合、転校先では過去の事情を説明したところ、子供に不安を抱かせることなく、無理強いせずに出来る範囲のことをやらせてくれました。

上の水の恐怖への対応や、子供の変化は次の通りです。

(1)小学校のシャワーが怖い→学校が配慮

学校では先生がホースやバケツで優しく水をかけてくれたので楽しくなったようです。

(2)排水溝が怖い→距離感が分かった

体の感覚の問題かもしれませんが、以前は5m以上排水溝が離れていても見ると恐怖だったのが、今では近づかなければ恐怖でなくなった様子です。
これは、怖い物と自分の距離感が掴めてきたからかもしれません。

(3)足がつかないのが怖い→足がつくから安心

我が子は身長が135cm以上あるので、大人用プールの端(110cm)は今年楽々立てるようになりました。
これが大きく影響したのか、今回プールに行ったときには、驚くほど楽しんでいたのです。

だとすれば、我が子の場合は、「プールに入って足がつく」というのが非常に重要なポイントだったのかもしれません。

(4)無理矢理やらされたのがトラウマに→言えて嫌な気持ちが和らいだ

当時は先生にやられて怖かったのが言えずにずっと泣いていただけですが、最近は「あの時無理矢理押されたから怖かったんだ」と言えるようになっています。そして、2年経ったし、足がついて楽しくプールで遊べるようになった今、ようやく嫌な思い出が消えてきたのかもしれません。

さいごに

今回は、「水が怖い子供だけど泳げるようになったよ!」という結末ではなく「水が怖い子供が楽しくプールで遊べるようになったよ!」という経過地点の話でしたが、幼稚園時代からの7年間「泳げるようにならなければ恥ずかしい」という出発点から散々苦労してきたため、我が子が私に頼らず水の中で楽しめるようになったことは非常に大きかったです。

約5年間は短期水泳教室に通って頑張らせようとしたのですが、我が子の場合はそれで解決できず、少し休んで再挑戦という形で「あ、怖いのが少し減ったよ」という感覚になったのです。
努力させ続けるのも勇気が必要ですが、無理そうなら少し休んでみる、ということも大切だと思います。
休むことで子供は気分が変わるし、親の気づかない間に成長しているようです。

今回の話が、泳げず苦しんでいるお母さんとお子さんの参考になれば幸いです。

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