いくらと筋子の違い 味は値段に比例するの?ほぐし方次第で変身?

公開日:  最終更新日:2016/07/14

sujiko
いくらと筋子の違いって何でしょうか。
もちろん、見た目は明らかに違いますよね。
でも、味はどうなのでしょうか。

いくらに比べて筋子は安いけど、やっぱり値段に比例して美味しくないのでしょうか。
それとも、ほぐせばイクラになるのでしょうか。
安い筋子を買って美味しく食べられるのだったら、その方が嬉しいですよね。

今回は、筋子のほぐし方次第ではいくらに変身するのかを含めて、いくらと筋子の違いについてまとめました。

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いくらと筋子の違い 味はどうなの?

いくらと筋子は同じ鮭や鱒の卵という点では同じですが、

  • いくら→1粒1粒バラバラ。
  • 筋子 →塊のまま。

このように、形が違いので一目瞭然ですよね。
これは、いくらと筋子の次のような性質の違いからきているのです。

  • いくら→成熟して孵化直前の卵を使うことから、卵膜がしっかりしている。そのため、1粒1粒バラしても崩れにくい。
  • 筋子 →未熟で卵膜が軟らかいものが多く、バラすと崩れやすいため塊のまま売っている。

そして、未熟な卵である筋子は、若干小さいです。
ただ、基本的に同じ卵なので、味は(同じ種類の魚の卵なら)一緒ということになります。

ちなみに、厳密に言うと、「いくら」はロシア語で、ロシアで「いくら」というと、「魚の卵」の意味であり、鮭鱒以外でも魚なら何でもOKとなっています。日本では鮭と鱒に限定されていますが、筋子の場合、何の卵かによって、筋子でなく、ベニコ(紅鮭の卵)、マスコ(鱒の卵)、ギンコ(銀鮭の子)、トラウト子(トラウトサーモンの卵)などのような言い方もあります。

スーパーで比較的多く見かけるのがアラスカ産のベニコですが、これは紅鮭の卵だからか、色は赤です。時間の経過と共に赤色は黒色へと変わっていきます。粒は比較的大きいのですが、ちょっと塩辛い物が多いです。

いくらと筋子の値段は味に比例するの?

いくらと筋子の値段は明らかに違いますが、これは手間の違い(1粒1粒バラしてある)というのもありますが、いくらは成熟している卵に限定されているという部分が値段に表れているでしょう。

筋子は上でお話ししたように鮭鱒といってもその中でいろんな種類の卵が使われていますが、魚によって色が違うし、甘みなども違ってきます。
そして、鮮度によって塩漬け加工する時の塩分も変わってくるので(新鮮なら塩を多く使わずに済むけど、新鮮でない場合は長期保存のため塩を多めに使うため塩辛くなる)美味しさの特徴であるツブツブ感も損なうことがあり、当然それらは値段に反映されてきます。

もちろん筋子でも、美味しい物は多く流通していますが、やはり値段に表れるのですよね。


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筋子のほぐし方は簡単?いくらと同じになるの?

いくらと筋子、味が同じなら、筋子を自分でほぐせばいくらとして食べられる、と考えたくなりますよね。
でも、残念ながら、ほぐせるのは生筋子だけであり、塩漬けや醤油漬けされた筋子では、ほぐすことは出来ません。

そんな塩漬け筋子や醤油漬け筋子は、塊のまま買ってきますが、食べる時に食べる分だけ箸でちぎって食べましょう。

筋子のほぐし方~塩漬け筋子や醤油漬け筋子の食べ方

左手で筋子を持ち、右手で箸を使い一口大にちぎります。
もしこれが難しい場合は筋子の薄皮が邪魔なので、この薄皮だけを切りましょう。

包丁で切ると粒が切れてしまって、折角の美味しい汁が出てしまうし、切れた断面から乾燥して傷んでくるので長持ちしません。ですから、包丁で切るのは止めましょう。

そして、生筋子をいくらと同じ1粒1粒にする場合、結構筋を取るのが大変といわれています。
一般的な方法は、生筋子はお湯を使ってほぐします。
ただ、お湯だと手間がかかるし、お湯が熱過ぎると白く変化したまま元に戻らず失敗すること等もあり、近年はお湯を使わずに取る方法が色々ネット上で紹介されています。
実際問題、お湯を使わなくても、「生筋子が新鮮であること」「9月下旬以降の流通品」の場合は大丈夫です。

その場合の方法は、
薄皮がついた部分が下になるよう手に持って、指の腹で滑らすように動かすだけ。
これだけで時間もあまりかからずに取れてしまいます。
また、指でなく、小さな泡立て器を使ったり、餅焼き網でゴリゴリやって簡単に取る方法もあります。
(9月初旬の生筋子は卵が軟らかいため上手くできないため、通常のお湯を使う方法で行いましょう。)

下の動画が参考になりますよ。

■筋子のおいしい食べ方についてはこちらの記事がおすすめです。
筋子のおいしい食べ方は?塩辛い場合はどうすれば良いの?

まとめ

いくらと筋子は同じ鮭鱒の卵なので、基本的に味は同じなのですが、時期の違いで大きさや質が異なります。
そのため、手間暇かけて高額ないくらにするか、安い筋子として出荷するか違ってきます。

また、筋子をばらせば、いくらになるのですが、これが可能なのは生筋子だけで、加工された塩漬けやしょうゆ漬けでは出来ません。
もし自分でいくらにしたい場合は秋の産卵時期を狙って魚屋さんを探してみましょう。

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