梅ジュース発酵が怖い場合の作り方で簡単なのは?冷凍のメリットは?

料理・お菓子

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6月になるとスーパーに梅が並んでいますよね。子供に人気なのが梅ジュースです。
この梅ジュース、作り方は単純ですが、ちょっと手間がかかるし、うっかりすると発酵したりカビたりすることもあります。

ですから、毎年作るけど「今年はきちんと出来るかなー?」と完成するまでドキドキする人もいますよね。

今回は、そんな心配をしないで済む簡単1日で出来る作り方と、冷凍のメリットとデメリットについてお話しします。

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梅ジュースの発酵は何故起きるの?

梅ジュースの発酵については、別記事(梅シロップの作り方は?発酵防止策は?実際に発酵した場合の対処は?)でご紹介しましたが、梅に接している砂糖が溶けるまでに時間がかかり過ぎることと、梅が空気に触れていることが原因で、泡が出たり色が濁ったり、お酒の匂いがしたり、発酵が進むと瓶が膨らんでしまう等の減少があります。
ですから、正統派の作り方では、砂糖を数日毎に小分けで入れたり、瓶を振ってまんべんなく梅が砂糖と馴染むようにするなどの工夫が必要です。

でもコレ、忙しい人にとっては超面倒な作り方なんですよね。

どうせだったら、サッサと作る方法とか、もっと簡単な方法って無いの?

と聞きたくなりますよね。

次にご紹介するのは1日で出来るし失敗しない作り方です。

梅ジュースの作り方で簡単1日で出来る方法

【材料】
青梅:砂糖:水=1:1:2の割合で。
青梅と砂糖が500g、水1Lというのが作りやすいです。
この場合、完成時の量は梅ジュースが約1L、梅の実は約500~600mlになります。

【作り方】
(1)全部の梅を洗って丁寧に芯を取ってからジップロック等に入れて冷凍します。
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今回は、1日しか冷凍しなかったためジップロックでなく普通のビニール袋で冷凍しました。(ニオイを防ぐためにはジップロックの方がおすすめです。)
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(2)水、砂糖、凍ったままの梅を鍋に入れて火にかけます。
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(3)沸騰したら弱火で10分煮て火を止めたら完成です。
(沸騰する時に吹きこぼれやすいので注意して、その前に弱火にした方が良いです。)
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※冷やしてから水か炭酸水で薄めて飲みましょう。
今回の作り方の場合は、梅ジュースと水を1:2の割合にするとちょうど良い甘さになります。
冷蔵庫で保存して2週間程度で飲み切りましょう。ただ、とても美味しいため2週間も経たずに無くなると思います♪


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梅ジュース簡単冷凍による作り方のメリットデメリット

今回の作り方では「梅を冷凍する」というのがポイントなのですが、この方法は以下のようなメリットとデメリットがあります。

【メリット】
・発酵したりカビたりしない
・1日で出来る(通常は約10日間)
・地道に作業しなくて済む(1日1回かき混ぜる作業がない)
・小分けで飲みたい分だけ作れる(500gくらいずつ作れる)
・梅に少し傷があっても問題ない(すぐに煮てしまうため)

【デメリット】
・梅を冷凍保存しておくスペースが必要
・梅が煮崩れしやすい(一度冷凍するため)
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このように、皮がベローッと剥けてしまうのですが、味は変わらないので見た目を気にしない人なら問題ありません!

さいごに

梅ジュースの作り方で冷凍による方法は合理的で失敗しないのが良い点ですが、正統派のような約10日間の、梅の変化の楽しみはありません。とはいえ、子育て中のお母さんには、子供が「もっと梅ジュース飲みたい!」と言ってきたらすぐに作ってあげられるし、家事の負担も減って嬉しいですよね。一度冷凍すると崩れやすいというデメリットはありますが、味は同じですし、美味しく実も食べられます。
ぜひ、忙しいけど梅ジュースを作りたい、という場合はぜひこの作り方をお試しください。

■他にも梅を使ったレシピは沢山あります。こちらの目次をご覧ください。
季節の果物でジャムを作ろう!その他果物レシピまとめ

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