ブロッコリーの切り方、茎は使える?知っておきたい洗い方・茹で方

レシピ

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知っているようで知らない、ブロッコリーの切り方や茹で方。
どこまで食べられるのか、捨てるべきなのか!?

こういう基本的なことって恥ずかしくて誰にも訊けないのですよね。
今回は、ブロッコリー基本である切り方・洗い方・茹で方・保存方法についてお話しします。

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ブロッコリーの切り方

(1)ブロッコリーの小さな茎を根元から切り落とします。
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一番上の部分は他のものと比べて、太くて大きい塊のようになりますが同じく切り落とします
(あとで割いて同じ大きさにします)。

(2)小房が大小ある場合は、大きいものを半分か1/4に割きます。
ちょっと大きめの場合は割かなくても、茎に十字の切り込みを入れる程度でOK。
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(3)茎の周りの皮を切り落として中の白っぽい部分だけ残し、6~7mm厚に切ります
(スライスでも細くてもOK)。
全て切るとこんな感じになります。
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一番左が茎の皮(捨てる部分)、中央が茎(食べる部分)、右が小房です。

ブロッコリーの洗い方

ブロッコリーは切ってから水の中で洗う方がおすすめです。
普通の野菜は洗ってから切るのですが、ブロッコリーは花蕾の部分に虫がつきやすく、
大きいままだと残りやすいのです。
また、ゴミもあるので小さく切ってから洗ったほうが確実なのです。

(1)鍋かボウルに水を沢山入れ、ブロッコリーを入れます(出来れば5分程度付け置きします)。
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ブロッコリーは水に浮いてしまうので重石をして水がかぶるようにします。
(虫がいる場合はこれで安心です。)

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(2)水を替えて振り洗いして取りします。

※自家製のブロッコリーは結構虫が気になるので、数回水の中につけて振り洗いしましょう。
市販のブロッコリーならサッとやるだけで大丈夫だと思います。
(我が家では子供が虫を気にするので自家製の場合は3回くらいやってます。)

ブロッコリーのワックスブルームって?

ブロッコリーの花蕾はロウ状物質で覆われており、
これをワックスブルームといいます。
これは野菜に備わっている保護膜の一種で、
害虫や乾燥、摩擦などを防ぐ働きをしています。

ワックスブルームを残留農薬と勘違いして
調理時に台所洗剤で洗って落とす人がいるようですが、
その必要はなく、水洗いだけで十分です。

茹でるとお湯の表面に白いアクらしき物浮かびますが、
アクではなくワックスブルームで、体に害はありません。

ブロッコリーの茹で方

葉野菜なので、お湯から茹でるのはほうれん草などと一緒ですが、
塩はひとつまみでなく、パスタのようにたっぷりの塩で茹でるほうが美味しく食べられます。

【材料】
ブロッコリー 1株
水      1.5L
塩      15g(大さじ1弱)

【作り方】
(1)鍋に水を入れて沸騰させ、塩を入れます。
(2)ブロッコリーの茎・大きい部分・小さい部分の順に続けて入れ、蓋をします
(3)再び沸騰し始めたら数秒して火を止めてザルにあげます。
(4)そのまま冷まします。

美味しく作るコツ

ブロッコリーは葉野菜ですが、パスタと同じような感覚で
1%食塩水で茹でてしっかり味をつけるほうが美味しいです。
にんにくオリーブ油を入れるのもオススメです。
(その場合、沸騰した段階で鍋に入れます。
にんにくは1片をスライスし、オリーブ油は大さじ1程度。)

ブロッコリーの茹で汁は?

ブロッコリーの茹で汁は、栄養が出ているので再利用できます。
塩をたっぷり入れて茹でるので、コンソメを入れればスープになります。
肉や他の野菜を追加してもいいですね
茹で汁には油が浮いているのですが、これは上にも書いた通りで
ワックスブルーム(天然の保護膜)なので問題ありません。

ブロッコリーの保存期間と方法

ブロッコリーは買ってから4~5日で使い切るようにします。
冷蔵庫の野菜室でビニール袋に入れ、花蕾が上になるよう立てて保存。

冷凍保存する方法もありますが、この場合は
・茹でるタイミング・・・買ったら直ぐ。
・茹で方・・・小房に分けて固めに。
(茹ですぎると水分が多くなり、解凍するとべちゃべちゃになります。)
・保存容器・・・密閉できる袋。
・冷凍保存期間・・・1ヶ月を目安に使い切りましょう。

まとめ

ブロッコリーの切り方、茹で方は一度覚えれば難しくないので
ぜひ一度試してくださいね。

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■ブロッコリーは栄養価を考えると蒸し茹でがおすすめです。こちらの記事もご覧ください。
ブロッコリーの茹で方で栄養は?フライパンと電子レンジの時間とコツ

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