七五三で草履を嫌がる場合の救世主ゴムって何?痛い場合の対策は?

季節のはなし

七五三で娘が着物を着るけど、草履を履きなれていないので嫌がるだろうし、一日どうやって乗り切るか心配だわ。

これから七五三を迎える子供がいる場合、このように草履のことで悩んでしまいますよね。

今回は、草履を嫌がる場合の対策や、草履にゴムを使う方法、草履が痛い場合の対処方法についてお話しします。

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七五三で草履を嫌がる場合どうする?

小さい子供は体力が無いので普通に歩くだけでも疲れやすいです。
更に、着物で草履を履くのですから、最初はきれいな着物を喜ぶでしょうけど早く疲れるし、嫌がり始めると手がつけられなくなる可能性もありますよね。

我が子の3歳の時はものすごく大変でした。
その反省を踏まえて7歳のときには草履を嫌がらないよう次のような工夫をしました。

草履の選び方

・靴のサイズよりも大きめを選ぶ(鼻緒が緩くラクに履ける)
→18~20cmなら草履サイズ21cm、15~17cmなら草履サイズ18cm
・鼻緒は太く柔らかいものを選ぶ

足袋の選び方

今は痛くないようにコハゼがない、ストレッチのある履きやすい足袋が多いです。

これでも鼻緒が痛い場合は、足袋を一回り大きいサイズにし、足袋の下に足袋型靴下を履いてクッション性を高める方法もあります。

草履の履き方

・指の股の奥まで草履に入れ過ぎない(親指と人差し指の隙間が指1本程度がちょうど良い)
・軽く鼻緒を引っ掛け、小さい歩幅で踵を地面に擦るようにして歩く
・事前に履き慣らすこと

それでも草履を嫌がる場合は?

草履は上記のように、買う際に疲れにくい草履を選ぶこと、事前に履き慣らすことが大切ですが、それでも長時間履き続けると疲れます。

ですので、嫌がり始めたら靴を履かせるようにしましょう。
靴はどこで必要になるか分からないので、必ずこの日は1日持ち歩いてくださいね。

また、七五三では、
・美容院での着付け
・神社での祈祷
・写真館での記念撮影
・家族で食事会

このように行事がてんこ盛りですが、写真館での記念撮影は出来れば別の日がおすすめです。
着付けは2回必要かもしれませんが、子供の機嫌が悪くなると折角の晴れ姿なのに笑顔で撮影できなくなる可能性もありますし、どれも万全の体制で望めるよう、子供が元気な状態でいられることに気をつけなければならないからです。

七五三の草履を履きやすくするゴムとは?

七五三の草履というのは小さい子供にとってはかなりハードルの高い履物です。
というのも、足と草履がついているのは鼻緒だけなので、どうしても比重が鼻緒の前坪にいってしまい、足の親指と人差し指の間が痛くなるのですよね。

この痛みを減らす方法として、補助ゴムをつける方法があります。

これがあると、踵部分をゴムが支えてくれるため、サンダル靴のような感覚で履けます。
前坪への比重が減るので、指の股の痛みもかなり減ります。
草履が飛んでしまったり、パカパカすることも無くなるのですごく重宝しますよ。

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草履が痛い場合の対処は?

履く前のケア

草履を履きなれないと痛くなる箇所は次の3箇所です。
・親指と人差し指の間の股
・足の甲の両脇と鼻緒が当たる部分(左右2箇所)
753-2
ですので、この3箇所に事前に絆創膏魚の目防止テープを貼っておくほうが良いかもしれません。

履いて窮屈な場合の調整

1.すぐに出来る調整方法

(1)左手で草履を持ち、右手で鼻緒を持って、草履から出ている前坪を引っ張ります。
(2)左右の鼻緒も両手で持って引っ張り幅を広げます。

2.草履の裏を開けて鼻緒を緩める調整方法

(1)ラジオペンチ等でコの字型の釘を抜いて蓋をめくり、ロープを引出して結び目を緩めます。
(完全に解いてしまうと再度結ぶのが難しいため、ここでは少し緩めるだけです。)

(2)外側から鼻緒を少し引っ張って伸ばします。
足が入るか調整しましょう。足りない場合は再度少し緩めます。
(あまり緩め過ぎると草履台からロープが出てしまうため、少しずつ様子を見ながら調整しましょう。)

(3)残ったロープを元通り穴に押し込み、蓋をかぶせてコの字型釘を手で差し込みます。

さいごに

記念に残る七五三ですから、子供が楽な体勢でいられるよう、事前に草履や足袋を確認して、当日痛がらないように万全の体制で臨みましょう。
また、絆創膏や普段の靴も忘れずに持ち歩いてくださいね。

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