トイレタンク隠すDIY初心者が考えた100均材料中心の収納付リフォーム

手作り


トイレタンクを隠すDIYをやりたいけど方法が分からない、と悩んだことはありませんか。

私もやりたい気持ちはあったもののDIY初心者なので躊躇していましたが、今回思い切ってリフォームに挑戦しました。

今回は100均素材でどんな物を使ったか、収納作りをどうやったのか等についてお話しします。

■実際に作った工程についてはこちらの記事をご覧ください。
トイレタンクを隠す作り方実践!DIYで簡単カッコ良いレバー装飾は?

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トイレタンクを隠すDIYで初心者だとどう考えればいいの?

トイレタンクを隠すDIYでは、鋸による加工が難しい場合は「突っ張り棒2本と発泡スチロールパネル」を使って作る人もいるようです。ただ、収納棚を作りたい場合はやはり木材を使用する方がきちんとした作品になるので、今回は木材を最低限使うことにしました。

基本的に、使う箇所は、

・天板のアウトライン
・四つ角の柱
・棚を支える柱
・棚の底板、側面など

では、具体的に使った材料についてお話しします。


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トイレタンク隠すDIYで使った100均含む材料は?

上手く出来るか分からないこともあり、出来るだけ100均の安い材料を使おうと考えました。
ただ、木材についてはダイソーの大きい店舗などに行くと木材もあるけれど、適当なサイズが見つかりにくいことや、長い木材をカットする方が安い可能性もあり、ケイヨーデイツーで探すことにしました。

実際に使った材料は以下の通りです。

【角材】
・15mm×15mm×1800mm 2本
・30mm×15mm×1800mm 3本

【板】
・カラーボード 5mm厚(ダイソー)

・発泡スチロールパネル 10mm厚(ダイソー)

・木材(桐)6mm厚(ケイヨーデイツー)

【金具等】
・釘(13mm、25mm、38mm、45mm。ケイヨーデイツー)
・蝶番(25mm 2個。ケイヨーデイツー)

・取っ手(5mm厚対応のもの。ホームズ)

・フォトフレームL判サイズ(ダイソー)

・ミニ磁石(1個 家にあるもの)

【表面材】
・リメイクシート(側面用 キャンドゥ45cm×90cm)

・リメイクシート(天板用 ダイソー30cm×80cm)

板について

板は、本格的にやるなら木材の方がしっかりした作りになりますが、最初の時点では自分がのこぎりを上手に扱うことが出来るか不安だったため、カッターやハサミで加工できる、安くて失敗しても良い材料を探したところ、ダイソーの発泡スチロールパネルを選ぶことになりました。

ただ、後になって気付いたのですが、側面に使った5mmの大きいパネルの色は青色で、

その色が上に貼るリメイクシートに若干影響を与えることになってしまい・・・。

パネルの色が微妙に違ってしまったんですね(。-∀-)

下の写真右上が収納扉で、これは桐板の上にリメイクシートを貼っています。一方、その他大部分が青い発泡スチロールパネルの上にリメイクシートを貼った状態。全然違うんですよね・・・。
後から失敗したなあ、と思ったけど、トイレのリメイクだし、「トイレタンクを隠す」という一番の目的が達成できれば、少々小さい問題には目をつぶってもいいかな、と気持ちを切り替えて、そのままにしました。
(もし気になるようなら、この上に再度濃い木目のリメイクシートを貼れば、少しは均一な色に近づくような気もしましたが。)

釘については、最初はそこまで長いものを購入せずに作り始めたところ、木と木を重ねて釘打ちしたら、長さが足りずに取れてしまう、ということに気付きました。(木工作が得意な人ならそんなこと当然知っていることでしょうけど、私は木工作を全然やったことなかったので、やってみて始めて気付いたのです。)

なので、その後に長いもの(38mmや45mm)を購入したのですが、今度は、長い釘だと確かに木と木を繋げた時にとても安定してくれるのは良かったのですが、長い釘になればなるほど釘の径が太くなります。そして、比較的細い角材や薄い板を使っているため、ちょっとの衝撃で木が割れるという結果になり、補修したり、あまりにも酷い割れ方をした箇所は木材ごと交換する羽目になりました。

なので、なるべく割れないようにするには、太い丈夫な材質の木を使う方が良いとは思います。ただし、そうなると料金が高くなると思いますし、狭いトイレの棚にそこまでの頑丈さは必要ない気もするので、何を優先するかよく考えて選ぶようにしましょう。

フォトフレーム

フォトフレームは、トイレのタンク隠しDIYにおいて、レバー隠しの常套アイテムのようです。
ただ、レバーがタンク側面にあるなら、きれいにタンク隠しができるのですが、我が家の場合は正面左側についているんですよね。

なので、苦肉の策で、レバー金具だけは見せて、その周囲のタンク表面(陶器の部分)は隠すことを計画しました。

・フレーム外枠を使って、側面の装飾にする
・透明なプラ板にリメイクシートを貼って、側面板に同化させる

このような方法です。
実際に出来た物はこちらです。

リメイクシート

側板用(キャンドゥ)

天板用(ダイソー)

リメイクシートはホームセンターだと高いので、100円ショップで購入する方が安上がりでおすすめです。今回は、模様と材質を考慮して、キャンドゥとダイソーの商品を選びましたが、この2つは若干性質が違うようです。天板用として使ったシートは完全防水ではないと思いますが、表面は水を弾くようでツヤツヤしていました。大理石柄を天板に貼ってみると、結構上品でおしゃれな感じに見えますよ。


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トイレタンク隠すDIYで収納はどう作るの?

収納はやはり四方に柱を立てて板を貼るのが一番空間を活かせると考えました。

我が家のトイレスペースでは、タンクの右側が空いているものの、給水管が中途半端なところにあるので、奥行きの浅い棚になりました。

上の写真右側上部を収納棚にしたのですが、奥に配管があって邪魔なんですよね(泣)

重い物を置くなら分厚い板を使うべきですが、このスペースだとトイレットペーパー2個程度しか収納できないため、板は6mm厚の桐にしました。(比較的安価で加工が簡単です。ただし、木が弱いのか、思い切り釘打ちしたら、一瞬で割れてしまいました・・・でも、今更他の板を買いに行くのが面倒だったので、割れたまま固定させてしまいました。)

ただ、見た目はきちんとしたデザインにしたかったので、扉を付けようと考えました。

扉だと取っ手と、扉をピタッと閉める金具が必要ですが、これが結構難しいのですよね。

取っ手の金具をホームセンターで購入しようとしたら、その多くが12mm厚以上の板でないと使えない、という事実が判明しました。今回我が家で選んだのは6mm厚の桐板なので取付できませんorz
その中で唯一使えるのが、こちらの金具でした。

リメイクシートが洋風なので、和風の雰囲気の取っ手は似合うかどうか悩みましたが、実際に取付けたら、意外と気になりませんでした。
それに、5mm厚なので強度が乏しいし、扉にキリで穴を開けて取り付けるタイプでちょうど良かったようです。

また、蝶番については、取付けられれば何でも良い、というスタンスなので、一番安くて小さいサイズを購入してきました。

でも、ネジ式金具が取付づらいので、途中までキリで穴を開けて、そこからネジをドライバーで締めていきました。
ですが、こちらも厚み対応で引っ掛かり、ネジが6mm厚の扉からはみ出てしまいました。仕方ないので、ネジが出た部分について、痛くないよう発泡スチロールで薄く補強して、リメイクシートできれいに隠しました。

出来た収納はこちらです。

あと、四隅の角材についても、木が剥き出しのままでも良かったのですが、リメイクシートが余ったので角材で目に見える部分は隠してしまいました。
そのお陰で、収納扉の周辺も統一感が出て見た目が良くなりました。

さいごに

トイレタンクの隠し方は様々な方法がありますが、収納を作りたい場合はやはり角材を使う方法がおすすめです。
あまり細い角材だと木が割れやすかったり強度不足になる可能性もありますが、15mm×30mm程度なら加工しやすいし、強度的にも問題ないはずです。
我が家では、100均の材料を中心に結構安い予算でイイ感じのトイレタンク隠しが出来ましたし、あまりにも良い出来映えだたっため家族にもビックリされました。トイレの奥の掃除が嫌だなあ、と感じている人なら一度やってみる価値はあると思いますよ。今回ご紹介した安い材料でも出来るので、一度考えてみたら如何でしょうか。御参考になれば幸いです。

■実際に作った工程についてはこちらの記事をご覧ください。
トイレタンクを隠す作り方実践!DIYで簡単カッコ良いレバー装飾は?

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