今年横浜に引っ越してきたのですが、ママ友の1人に
「そろそろ酉の市があるから楽しみよね。」
と言われました。
そういえば、毎年11月になると「酉の市」があるというのは知っていたけど
以前住んでいた場所では縁がなく、どんなものか全く知りませんでした。
ちょっと聞いてみたら、神社のお祭りで屋台も出るので
子供たちが楽しみにしているのだとか。
せっかく神社も近くにあるそうだし、今年は子供を連れて
見に行ってみようと、酉の市について調べてみました。
酉の市って何?
酉の市(とりのいち)は、江戸時代に東京都足立区にある大鷲神社(おおとりじんじゃ)に 周辺の農民が収穫を祝って明神様に鶏を奉納したのが始まりとされています。
今では新年の開運招福・商売繁盛を願うお祭りとなり、関東各地の大鷲(鷲・大鳥)神社を中心に行われています。
毎年11月の酉の日に行われるのですが、酉の日は12日に一度巡るため、その年によって2回、3回と回数が異なります。
酉の市では賑やか市がたつのですが、中でも縁起物がたくさんついた縁起熊手が有名です。
横浜でも黄金町の金刀比羅大鷲神社で行われますが、かなり大規模の祭りとなるようで、毎年迷子が出るほどの混雑ぶりだそうです。
露天は約400から500店とかなり多く、来場者数は多い年では10万人程度の規模だそうです。
酉の市の場所と日程について
金刀比羅大鷲神社
所在地:横浜市南区真金町1-3
TEL:045-231-3208
酉の市日程:一の酉 2014年11月10日(月)
二の酉 2014年11月22日(土)
屋台出店予定:11時~23時
【行き方】
最寄り駅:横浜市営地下鉄 阪東橋駅徒歩約10分
阪東橋駅から大鷲神社へ行く道は、当日は屋台も並び大変混雑することもあり
回り道するように道案内表示が出るようです。
案内表示を見ながら歩きましょう。(見なくても人の流れで分かるかもしれません。)
他には、JR関内駅からも歩けますが、約20分かかります。
また、バスの場合、横浜橋か三吉橋で下車してから約5分歩きます。
(1)地図
また、こちらの地図は、ちょっと古い内容ですが、おススメ出店と参拝コースを知るうえでは一度見る価値はあるでしょう。
(2)酉の市のおススメ出店と参拝コース1
(2)酉の市のおススメ出店と参拝コース2
【駐車場】
当日は大変混雑しますし、周辺は通行止めの場所もありますので、車での移動はお勧めできません。
大鷲神社や商店街付近にはコインパーキングがいくつかありますが、
当日のみ臨時の高額料金になるところもありますし、
混雑して止められないケースも多いようです。
(神社に問い合わせたところ、駐車場は近くにないので車の場合は遠くに止めて歩いてくることが多いでしょう、という話でした。)
2年前情報ですが、周辺にあるカーオアシス浦舟駐車場は酉の市当日のみ20分100円だったそうです。
また、旧横浜市大医学部の場所に臨時駐車場があったそうです(1回1000円)。
酉の市の屋台はどんな食べ物が並ぶの?
酉の市といえば屋台が楽しみという人も多いくらい、大通り公園から神社にかけてたくさんの屋台が並びます。全部で400から500の店が出るそうなので、ある程度どんな食べ物屋さんがあるのかチェックしておきたいですね。
主食・主菜系
お祭りの屋台といえば、よく見るのはソース焼きそばやお好み焼きですが、
こちらにはあんかけ焼きそばや広島風お好み焼きもあるそうです。
また、串焼きステーキ、トッポキ、鶏皮餃子、鶏皮焼きなどの肉料理や、イワナの塩焼き、たらばガニと白身魚を混ぜて焼いた物などの魚料理もあります。
また、寒い時期なのでおでんなど温まる食べ物もいろいろあり、種類が豊富すぎて、どれを食べるか考えておかないと、腹一杯で食べたいけど食べられないという事態になりそうですね。
軽い食べ物
銀杏、きゅうり(丸ごと1本)などは、ボリュームのある食べ物の付け合わせに良さそうです。
お菓子系
子供の大好きなものといえば、綿飴やべっこう飴、チョコバナナですよね。
こういう物も確かにありますが、変わったものとしては「あんまき」というお菓子があるそうです。
皮がどら焼きに似ていますが、甘さは控えめ。そして、中に巻いてあるクリームは
あんこ、チョコクリーム、チーズクリームだそうです。
地元の横浜橋通商店街にもいろいろあります
神社の近くにある横浜橋通商店街は、焼鳥、魚、惣菜、韓国食品など安くて美味しい食材を入手したり、安くて美味しい料理を食べることができます。
なかでも、韓国料理はなんでも揃っているし、惣菜もどれを買うか迷うくらい豊富だそうです。
子連れだと韓国料理は口に合わないかもしれませんが、好きならぜひ行く価値はあります。
酉の市で子連れの場合に注意すべきこと
トイレ
寒い季節になりますし、子供が小さいとトイレ事情は押さえておきたいですよね。
トイレの場所は、神社境内の横です。ただし、男女兼用ですのでご注意ください。
(洋式普通便座トイレ1、和式便座トイレ2、その他男性用有り)
行く時間帯
子供連れなら昼間のほうが良いでしょう。
夜だと、絶対に手を繋いでおかないと危険です。
暗いので、手を離すと迷子になる確率が高いと思います。
また、神社に参拝する場合も、夜だとかなりの長蛇の列になり、子供は待ちきれないでしょう。昼間でも、タイミングによっては混雑しているかもしれません。
また、折角だし参拝したほうがいいけど、子供が小さくて待ちきれない場合は、外からそっと参拝する程度でもいいのかもしれません。
(我が家では数年前はこういう場で子供が待ちきれなくて、混雑時にはこういうセコい手段を使うことが多かったです。)
こちらに一昨年の酉の市が紹介されているので、ご紹介させていただきます。こちらは夜の様子ですが、縁起熊手を買い求める人々や賑わいぶりは行く前に一度ご覧になることをお勧めします。
さいごに
酉の市は、正月準備の始まりという意味合いの強い祭りですが、子供にとっては賑やかな屋台が楽しみなもの。
子供に昔からの伝統行事を教えつつ、親子で屋台の雰囲気や食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
■酉の市についてはこちらの記事もあります。よろしければご覧下さい。
→酉の市の縁起熊手を買うには?知っておきたい買い方、飾り方、処分方法
■横須賀の一の酉に行ってきました。横浜よりも規模は小さいのですが、混雑も激しくないので小さい子供連れならこちらもお勧めです。よろしければこちらもご覧ください。
→酉の市を横須賀の諏訪神社で見たよ!雰囲気とおススメ食べ物レポ
■横浜の二の酉に行ってきました。規模が大きくてすごく盛り上がっており楽しかったです。
→酉の市は横浜大鷲神社へ行ったよ!混雑ぶりと屋台、出店レポ
コメント
酉の市に出店したいのですが、手続きの方法を教えてください。
長谷川さま
コメントありがとうございます。
酉の市への出店方法ですが、食品関係の場合だと、横浜市南区役所の食品衛生課への届出許可が必要になります。
また、場所関係での許可については、主催者への相談という形になるかと思いますが、
調べたところ、こちらの金刀比羅大鷲神社が主催でなく、別の個人の方が主催だそうです。
こちらについては問い合わせ先が個人の電話番号なので、コメント欄への記載は差し控えさせていただきます。
もし、長谷川さまが具体的に出店をお考えでしたら、まずは神社に電話して、こちらの主催者への連絡先を問い合わせして下さいね。
神社の電話番号は、045-231-3208です。