今日、11月10日は一の酉です。
用事があって横須賀中央に行ったところ、
駅のすぐ前にある諏訪神社で酉の市がありました。
折角だし、とお参りして、酉の市の雰囲気を満喫してきました。
今回は横須賀の酉の市についてご紹介します。
諏訪神社ってこんなところです
京浜急行、横須賀中央駅のメイン改札口を出てすぐ右側にある階段を降りると、
右手に横断歩道があり、渡るとすぐに諏訪神社があります。
(ちょっと道路の奥まった場所になるのでわかりにくいですけど、
マクドナルドの右側に細い道があり、そこを入ります。)
諏訪神社
所在地:横須賀市若松町3-17
一の酉:2014年11月10日(月)
二の酉:2014年11月22日(土)
露天営業予定:9時~22時頃
諏訪神社境内には水天宮、大鷲神社、稲荷神社の3社が鎮座しており、
今回の酉の市は大鷲神社のお祭りになります。
三浦半島では唯一、この神社だけで酉の市が行われています。
私が見に行った今日の昼間は比較的人数も少なく静かでしたが、
夜になるととても賑やかになるようです。
こちらが昼間の諏訪神社です。
大鷲神社は諏訪神社の横に鎮座しています。
1年前の熊手はこちらに納めます。
境内には露天が並んでいました。
縁起熊手、開運だるま、おみくじ、その他食べ物屋さんが並んでいます。
広島焼き、大判焼き、綿あめ、飲み物類など、比較的オーソドックスな屋台が多いと思います。
また、一番メインの縁起熊手ですが、3つの店があり、
それぞれ熊手の雰囲気が違って面白かったです。(写真は宝船です。)
買っている人の様子を見ていましたが、地元の会社の人や、商売をやっている人、
個人で買いに来ている人など、いろんな人がいたようです。
「昨年と同じ大きさで良いのかしら?」
「昨年よりも少し大きいのにしようか」
など、お店の人といろいろ相談して、楽しそうに会話して買う熊手を決めていました。
熊手を決めると、お店の人が飾りをいくつかサービスしてくれたりして、
どんどん縁起物が増えていくので、小さい熊手でも豪華になっていき、
華やかな様子に目が釘付けでした。
また、買ったあとは、恒例の手締めがありました。
「よーっ!」
と掛け声から始まり、見物人も一緒になって手拍子をしていました。
40年以上生きていたけど火打石を間近で見たのは初めてです。
縁起良くなるようにと熊手に火打石をカチカチして、ピカッと光っていて、
光景が新鮮で感動しました。
安いものでも3000円程度らしく、残念ながら商売をやっていない私には
ちょっと手が出し辛くて買えませんでしたが、見ているだけでも
縁起が良さそうで、自分にもご利益があるような、幸せな気分を満喫できました。
横須賀酉の市の名物
横須賀酉の市では、地元の知人に聞いたところ、
「酉の市といえば、きんつばでしょ!」
と即答されたくらい、きんつばが有名だそうです。
ですので、屋台できんつばを売るのかな?と想像していたのですが、
実際は違いました。
きんつばはコレです。
食べかけ写真ですみません。
食べる前に撮り忘れてしまいましたが、5個入り800円のきんつばを
駅前の和菓子屋さんで買いました。
こちらの和菓子屋さん、さかくら総本家は、横須賀では有名な老舗です。
なんでも、酉の市を見にきたお客様に温かい物をと考えて売り出したのが始まりだとか。
最初はきんつばだけ売っていたそうですが、浅草酉の市の影響で、
切り山椒も売り出すようになったとか。
昔の酉の市では、縁起物は熊手、八頭、黄金餅だったのですが、
この黄金餅の代わりに切り山椒が売られるようになったのです。
軟らかい餅に見えますが、お店の人に聞いたら、すあまだそうです。
そして、駅前のモアーズ入口では、別の和菓子屋さんの出店もありました。
こちらは、地下1階に入っている御菓子処 上條という和菓子店です。
今回は、さかくら総本家のきんつばを買いました。
餡子たっぷりで、糖質制限している夫は「ちょっと甘いなあ」と言っていましたが、
出来立てほやほやで外皮が柔らかく、私と子供は美味しく食べました。
来年は切り山椒を買ってみようかな、と考えてます。
まとめ
横須賀、三浦半島で唯一の酉の市は、横須賀中央の諏訪神社だけです。
今年の二の酉は土曜日だし、場所も駅前で行きやすいので、
一の酉よりも混雑するかと思いますが、機会があればぜひ雰囲気を味わってみてください。
縁起熊手を買う場面を見るだけでも、縁起をもらえる気がして楽しいですよ!
■酉の市についてはこちらの記事もあります。よろしければご覧下さい。
→酉の市って何?横浜では2014年のいつ、どこであるの?お勧めは?
→酉の市の縁起熊手を買うには?知っておきたい買い方、飾り方、処分方法
→酉の市は横浜大鷲神社へ行ったよ!混雑ぶりと屋台、出店レポ
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