冬至の献立は?「運盛り」煮込みうどんの作り方をほうとう風で♪

レシピ

冬至といえば、かぼちゃが有名ですが、「運盛り」という風習もあります。

細かいことはこちらの記事
(冬至かぼちゃとゆず湯の由来は?子供に説明し風習を楽しむ方法)
に書きましたが、

冬至に「ん」のたくさんつく食べ物を食べると、
その後1年の運が良くなり、根性が強くなるといわれています。

これは、昔は保存技術がなくて、冬に栄養価の高い食べ物が少なかったことから
寒さを元気に乗り越える食べ物である「運盛り」の七種が注目され、
このような風習が生まれたそうです。

【冬至の運盛り 七種】
・なんきん(かぼちゃ=南瓜のこと)
・れんこん
・にんじん
・ぎんなん
・きんかん
・かんてん
・うんどん(うどんのこと)

我が家でも、この七種を多く取り入れる食べ物を何か作ろうと考えたのですが、
よく考えてみたら、子供の大好物・ほうとう風の煮込みうどんがピッタリだと気づきました。
今回は、このほうとう風煮込みうどんレシピをご紹介します。

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冬至の献立 運盛り煮込みうどん ほうとう風

冬至煮込みうどん
【材料】 4人分
うどん 4人分の量
豚肉  200g程度
かぼちゃ 1/4個 ・・・大きめ2cm程度の幅で切る
にんじん 1/2本 ・・・いちょう切り
れんこん 1節  ・・・約5mm厚に切る
こんにゃく 1枚 ・・・短冊切り
ぎんなん(水煮) 少々
油揚げ 1枚   ・・・縦半分に切り千切り
長ネギ 1/2本 ・・・小口切り
糸寒天(ひとつかみ)
水      1L程度
和風だし  6g入りを1.5袋
味噌     大さじ5程度
みりん   小さじ1

【作り方】
(1)鍋に水、にんじん、れんこん、かぼちゃを入れて煮ます。
野菜を煮込む

(2)沸騰したら、豚肉を入れて煮込みます。
アクを取ってから、ぎんなんや油揚げも投入します。

【注意!】
かぼちゃは長時間煮込むと全て煮崩れ、溶けてしまいます。
原形を残したい場合は、豚肉が煮えた段階で投入するか、
最初に煮込んだ場合はある程度火が通った段階でいったん取り出しましょう。

取り出したかぼちゃ

(3)うどんを入れて煮た後に、味噌・みりん・和風だし・長ネギを入れて火を止めます。

(4)器に盛ってから、糸寒天をのせて汁に浸します。
(溶けやすいので、鍋に入れると溶けて見えなくなってしまうかもしれません。)
糸寒天はこういう物です。普通のスーパーの乾物コーナーにあると思います。
糸寒天


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冬至の運盛りうどんアレンジ方法は?

1.追加する具

冬至の「運盛り」には入っていませんが、
大根は旬が冬でビタミンCなどが豊富ですので
ぜひ加えたいですね。

また、きのこ類を入れても良いと思います。

2.肉

豚肉でなく、鶏肉でも美味しくできます。
鶏肉の場合は食べやすい大きさに切って煮込みます。
豚肉よりも火が通りにくいので、
野菜を煮る前に鶏肉を煮る方が良いですね。

3.ほうとう麺があれば、ぜひ使いましょう

ほうとうは、麺の周りに打ち粉がたくさんついています。
ほうとう麺と野菜を一緒に入れて煮込むことから独特のとろみがついて、とても美味しくなります。
子供はとろみが好きなので、喜んで食べると思いますよ!

ほうとうの麺はなかなか入手できないようなので、
ほうとう風にしたければ、きしめんを使いましょう。
また、とろみをつけたければ、仕上げに水溶き片栗粉を少し入れれば
ほうとう汁風になります。

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まとめ

寒くなる季節なので、煮込みうどんは体が温まり、とても美味しく感じられると思います。
このうどん一品で、きんかん以外運盛り6種を食べられるので冬至メニューはバッチリですよ!
ぜひ、「運盛り」の煮込みうどんを食べて、寒い冬を元気でお過ごしください。

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