幼稚園の弁当作りのコツは?簡単おかずや冷凍できる物は?

料理・お菓子

youchien
幼稚園に毎日お弁当を持たせなきゃいけないけど
可愛らしいお弁当なんて苦手だし、
毎日続けられるか心配・・・というお母さんは多いですよね。

私も数年前に子供のお弁当作りで苦労した経験があります。
でも、その時に幼稚園の先生がコツをアドバイスしてくれて
なんとか3年間続けることができました。
今回は、簡単おかずや冷凍できる物などもお話しします。

スポンサーリンク

幼稚園児の弁当作りのコツは

幼稚園児のお弁当の3原則は?

初めての子供の場合、「幼稚園児のお弁当=キャラ弁」 と想像するかもしれませんが、
実際のところ、幼稚園児の場合は周囲の目を気にしなくて大丈夫です。

確かに女の子は精神面での成長が早いので年長くらいになると
周囲の子のお弁当と比較するようになるかもしれませんが、
入園したばかりの幼稚園年少や年中児の一番の課題は
「ごちそうさま」までの時間に食べ終わるかどうか、です。
幼稚園の先生が注意して遅い子の様子をみてくれますが、
それでもお母さんから離れて一人で残さずに食べる、というのは
園児にとって、かなり大変なことです。

ですので、お弁当の3原則は、

(1)多すぎず
(2)食べやすく
(3)ワンパターン

なのです。

(1)多すぎず

幼稚園児のお弁当箱は小さいのですが、そこに詰めるとなると
主食とおかず2品程度でも満杯かもしれません。
ですのでお母さんとしては「これじゃ、足りないのでは?」と心配するかもしれませんが、
逆におかずが多い日に「今日多かったよ」とクレームのケースが多いものです。
幼稚園は2時位で終わりますし、足りなかったらおやつで補ってあげればいいでしょう。
幼稚園では「自分一人で全部食べられた」という達成感を味わうことが大切なのです。

(2)食べやすく

幼稚園児はまだ箸やスプーンを上手に使えず、お母さんから離れた環境で
一人で食べるというだけでストレスを感じるものです。
ですので、おにぎり、サンドイッチなど手づかみで食べられる物があると安心です。

(3)ワンパターン

意外に感じるかもしれませんが、幼稚園児はパターンがある程度決まっている方が食べやすいし、
卵焼きやウィンナーなど、何か1つ好きな物が必ず入っていることで安心感があるのです。
「毎日同じだと飽きる」はもう少し成長して小学生になってからでしょう。

お弁当のコツは?

(1)時短~前日に出来ることはしておく。
・夕食のおかずを使いまわしする
・下ごしらえ
(1週間分のメニューを計画して買い物しておくと前日も迷わないです。)

(2)見た目を良くする
・子どもが好きなお弁当箱を複数用意しておく。
・ウインナーなどの一口おかずに可愛いピックをつけて華やかに。
IMG_7244_R
おかず入れケースを動物の形など可愛いものにする。
IMG_7243_R
・苦手な野菜は形を可愛く。花や星、動物の型で抜いて茹でるなど。
赤黄緑3色のおかずを入れて鮮やかに。
(ピックやおかず入れなどのお弁当お助けグッズは100円ショップで購入できます。)

(3)市販の冷凍食品も活用する
自分だけで頑張るよりも冷凍食品の助けを借りるほうが子供に喜ばれることもあります。
我が家の場合は大活躍したのがミニ冷凍グラタンとクリームコロッケ、シュウマイです。
何回か、この商品を真似して家で作ったこともありますが、全然喜ばれませんでした。
市販の冷凍食品は毎日使うとお金がかかって大変ですが、
時々使うと自分もラクできるし、子供も喜ぶから一石二鳥です。

スポンサーリンク

(4)栄養バランスよりも好きな食べ物を!
幼稚園の先生に、「栄養バランスは確かに重要ですが、それよりも
幼稚園のお弁当には子供が大好きな物を入れてください」
と言われたことがあります。

確かに苦手な食べ物を克服することは大切ですが、
その前に「時間内においしく全部食べること」が出来ないといけません。

子供たちも楽しい気持ちで「ごちそうさま」をしたいですし、
そのためには、最初の段階ではレベルを一段下げて
苦手な食べ物は入れずに「好きな物を全部食べ切れること」を目標にしてください、

それで栄養バランスが偏ってしまう場合は
朝と夜トータルで考えて作ってください、という話でした。

幼稚園児の弁当で簡単おかずは?

(1)主食

おにぎり、サンドイッチなど
幼稚園児は最初一人で食べるのが大変なこともあるので
先生の助けがなくても良い、手づかみがおすすめ。

お箸やスプーン、フォークに慣れたら
・そぼろご飯
・オムライス
・スパゲティ
などでも良いでしょう。

(2)メインのおかず

ミニハンバーグ、コロッケ、ミートボール、からあげ、ナゲット、魚のムニエルなど。
夕食のおかずをお弁当用に少し小さめに作って活用しましょう。

(3)彩り副菜

彩りの副菜は常備出来る物を複数買っておき、数日毎にローテーションすると便利です。
・・・ミニトマト、鮭、人参、ウィンナー、ハム、たらこ、カニカマ(かまぼこ)
・・・鶏卵、うずらの卵、コーン、カボチャ、チーズ、ちくわ
・・・ブロッコリー、枝豆(冷凍)、ほうれん草、胡瓜

・赤黄緑を一度に使えるのがミックスベジタブル。こちらも冷凍庫に常備しておくと便利です。
・副菜を3色揃えるのが大変な日は、カラフルなピックを使えば色を補うことができます。
・幼稚園によっては冬の期間にお弁当を温めてくれるのですが、この場合は
ミニトマトなど「温めると味を損ねるもの」は避けるか、別の小さい容器に入れます。

幼稚園の弁当のおかずで冷凍できる物は?

前日のおかずを使いまわす以外にも、多めに作って冷凍ストックしておく方法もあります。
下記のおかずを作り、アルミカップに入れてからタッパーに入れて冷凍保存します。

【メイン】
・ハンバーグ(ミニサイズで)
・ミートボール
・鶏の唐揚げ(小さめサイズで)
・チキンナゲット
・ささみフライ

【その他野菜】
・人参グラッセ
・かぼちゃサラダ
・ボイルブロッコリー(茹ですぎると解凍したときにべちゃっとなるので注意)

また、市販の冷凍食品で自然解凍OKな惣菜や、冷凍枝豆なども
保冷剤代わりになるので暑い時期に重宝します。
朝お弁当を作るときに冷凍庫から出してそのまま入れると、
ちょうど昼に自然解凍されて食べ頃になります。

その他、さつま揚げやカニカマなども冷凍しておけるので、常備すると便利です。
お弁当の隙間があったときの彩りにもなるし、見た目が良くなります。

まとめ

幼稚園のお弁当作りは慣れるまで大変かもしれませんが、
あまり気負いすぎずに、市販の冷凍食品に頼ろうという気持ちで大丈夫です。

「毎日同じお弁当でごめんね、下手でごめんね」でなく
「いつもお母さんの作ったお弁当を食べてくれてありがとう!」
という気持ちでお子さんから空のお弁当箱を受け取ることができれば
お子さんも喜んで食べてくれるでしょう。

■幼稚園のお弁当に関する記事はこちらにもあります。
幼稚園弁当おかずで子供が好きな野菜は?おすすめレシピは?
幼稚園弁当おかずで冷凍向きは?ささみレシピやレザートは?
幼稚園の弁当箱アルミ プラスチック ステンレスおすすめは?

スポンサーリンク

■運動会のお弁当に関する記事はこちらです。
運動会のお弁当前日準備はサンドイッチもOK?衛生管理は?

タイトルとURLをコピーしました