もうすぐ関東地方の紅葉も見ごろですね。
せっかくの紅葉だから出かけたいけど、
小さい子供がいると遠くには行けないし
落ち着いて楽しめないだろうな、
と諦めたことはありませんか。
私もつい最近までそう思っていましたが、
案外探せば地元横浜でも、子連れで
紅葉を楽しめる場所があることに気づきました。
その場所は、横浜中心部にある、三渓園です。
三渓園は、広大な敷地の中で四季折々の花を楽しめますが、
他にも由緒ある建築物が多くあるので
自然好きだけでなく、建築好きな人々に愛されている庭園です。
今回は、三渓園へのアクセスで車の場合と正門駐車場の場所、
電車バスでの行き方や紅葉の見頃などをまとめました。
三溪園へのアクセス車の場合は?
三渓園の紅葉の時期は来場者がかなり多く、駐車場も混雑する可能性が高いため、電車・バスを使うほうがおススメです。
遠方から車の場合は、最寄りが首都高ですが、出発地点によって降りるランプが異なるのでご注意ください。
・本牧埠頭ランプ~東京方面からの場合でベイブリッジ経由
・新山下ランプ ~東名横浜インター、保土ヶ谷バイパス「狩場IC」経由または第三京浜自動車道路「石川町IC」経由
・三渓園ランプ ~横須賀・金沢方面から「並木IC」経由
詳しくはこちらをご覧ください。
所在地:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
開園時間:9時~17時(入園は閉園30分前まで)
休園日:12月29~31日
入園料:大人500円、子供(小学生)200円
三渓園の駐車場について
(1)三渓園駐車場(正門横)
2時間500円、以降30分間につき100円(1日最大1000円)
(2)本牧市民公園駐車場
三渓園以外では、隣接している本牧市民公園に駐車場があります。
駐車可能台数は311台で1時間200円です。
こちらを利用する場合は正門でなく南門から入園します。
南門への行き方はこちらをご覧ください。
→横浜三渓園南門の駐車場アクセスは?紅葉とお茶満喫レポ
(所在地:中区本牧三之谷59ー2)
三渓園へのアクセス電車バスの場合
(1)根岸駅からの行き方
最寄り駅はJR根岸駅ですが、徒歩約30分かかります。
バスやタクシーを使うと約10分です。
バス乗り場:根岸駅前のバスターミナル1番乗り場
バス行き先:本牧方面行き
(1番乗り場は、どのバスに乗っても大丈夫です。
下車するバス停:本牧(バス停から三渓園まで600m)
(2)横浜駅からの行き方
JR京浜東北線や根岸線以外から来園する場合は、
横浜駅からバスを使うのが分かりやすいと思います。
バス乗り場:横浜駅東口のバスターミナル2番乗り場
バスの行き先:三溪園方面行き(8系統か148系統)
下車するバス停:本牧三渓園前
バス所要時間:約35分
(3)中華街や山下公園からの行き方
車で15分程度の距離です。バスで行くのも可能です。
(この周辺は混雑することも多いので、渋滞の場合はもっと時間がかかります。)
中華街や山下公園で遊んでから三溪園で紅葉を楽しむのもいいですね。
乗車するバス停:中華街入口バス停、山下町バス停など(8系統、148系統)
下車するバス停:本牧三溪園前
園内地図はこちらを印刷すると便利です(園でも貰えます)
→http://www.sankeien.or.jp/pdf/guidemap_japanese.pdf
三渓園の紅葉の見ごろとお勧めは?
紅葉の時期は、11月下旬から12月中旬です。
場所は、外苑では林洞庵周辺、内苑では聴秋閣周辺。
同時期にイチョウも楽しむことができます。若干紅葉よりも早く、11月中旬~12月上旬が見ごろです。
場所は、内苑の春草廬周辺となります。
春草廬
桃山時代に建築された建物で、重要文化財に指定されています。
茶室内に窓が9ヶ所あるため「九窓亭」と呼ばれたこともあり、華やかな茶室です。
聴秋閣
1623年(元和9年)に建築された建物で、重要文化財に指定されています。
徳川家光が二条城内に建てた後に春日局が賜ったと伝わっています。
独創性や変化に富んでおり緻密な設計です。
三渓園 紅葉の催し物
紅葉の古建築公開~ツートンの絶景を愛でる 重要文化財 聴秋閣・春草廬
通常は、古建築の内部は見学できないことが多いのですが、こういうイベントに合わせて公開されています。
開催期間:2014年11月22日(土)~12月14日(日)
開催場所:三溪園 聴秋閣・春草廬
三溪園を代表する紅葉を楽しめる聴秋閣では紅葉が、春草廬ではイチョウが見ごろの時期です。
この2つは隣接しているので、紅葉とイチョウの紅と黄色の美しい世界が同時に楽しめます。
また、催しに合わせて聴秋閣沿いの紅葉に包まれた遊歩道が開放されます。
お勧めの見学コース
園内全てを観て回ると、約2時間だそうです。
ちなみに、バス観光などで来園する方は1時間で見学するとか。
かなり広い庭園なので全てを回るのでなく、見たい場所と、その周辺を見学したほうが良いでしょう。
公式ページには、園内おすすめコースが所要時間別に数種類書かれています。
小さな子供連れの場合なら、距離の短い
足早30分コース
http://www.sankeien.or.jp/guide/course30.html
このコースに加えて今回の紅葉の催しである、聴秋閣・春草廬を追加して回るのがおススメです。
コースを終える前に、三溪園茶寮で「手焼きだんご」や「おままごと」という
一口サイズの欲張りデザートを楽しむのもいいですね。
(この店は、デザートの他、うどんや日本そばなどの食事も楽しめます。)
ちなみに、金額は
手焼きだんご・・・1本150円・200円
おままごと・・・700円
あとは、小さい子供連れでなかったら、本格的な抹茶を一服楽しむのもおススメです。
店名:抹茶処 望塔亭
場所:三溪記念館内のロビー
開店時間:10時00分~16時00分
こちらの店では、抹茶、お菓子付きで一服500円です(お菓子は京都製造の餡入り落雁)。
お弁当は持込OK?
お弁当が持ち込みOKなのが、家族連れには嬉しいところですよね。
ただし、飲食可能な場所とそうでない場所があるので注意してください。
飲食不可:内苑、旧矢箆原家住宅。
飲食不可の掲示がない場所ならOKです。
また、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
園内には茶店が3軒あるので、お弁当を忘れても大丈夫です。
さいごに
三渓園は横浜中心部にあるとは思えない、自然豊かな庭園で
子供連れでものんびり過ごすことができます。
横浜周辺にお住まいでしたら、ぜひ今年の紅葉は
三渓園に一度足を運んでみてくださいね。
■12月上旬に三渓園の紅葉を見てきました。写真をたくさん掲載していますので是非ご覧ください。
→横浜三渓園南門の駐車場アクセスは?紅葉とお茶満喫レポ
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