成人式ってどんな意味があるの?振袖や式典にも意味があるの?

公開日:  最終更新日:2015/01/05

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成人の日になると毎年女性がきれいな振袖を着て歩いているけれど、
まだ成人式を迎えていない中学生や高校生にとっては、
なぜ振袖を着るのか、どこに行くのか、何をするのかと不思議な感じがしますよね。
今回は、成人式って何だろうか、どんな意味があるのか。
また、振袖の意味や式典の意味についてお話します。

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成人式って何?どんな意味があるの?

昔から日本では大人になったお祝いの儀式として、男子は元服(げんぷく)、
女子は裳着(もぎ)等を行ってきました。

今ある成人式は、1946年に埼玉県で初めて行われた「青年祭」が発端です。
前年の第二次世界大戦での敗戦で気を落としていた世の中でしたが、
未来を担う若者が明るい希望を持てるよう励ましの意味で
小学校校庭にテントを張って「青年祭」を行ったのです。

この企画が日本全国に広まり、僅か2年後の1948年には祝日法が
公布施行されたのですが、この中に成人の日が入ったのです。
成人の日の趣旨としては、
「大人になったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝い励ます」
という内容です。

当時は1月15日でしたが、1998年の祝日法改正(ハッピーマンデー法)により、
2000年以降の成人の日は1月の第2月曜日へ移動しました。

成人式に参加する人はいつ生まれの人?

成人式に参加する人は、以前は、成人の日に20歳の人
(前年の成人の日翌日~その年の成人の日が誕生日の20歳)でした。

でも、この場合、誕生日の遅い早生まれの人が翌年参加になってしまい
成人式で知り合いがおらず寂しい思いをするなど不評なので、
最近では学年に基づく方法(学齢方式)が定着しています。
平成27(2015)年の成人式は、
平成6(1994)年4月2日から平成7(1995)年4月1日までに生まれた人が対象です。

開催する日はいつ?

一般的には成人の日や、その前日(日曜日)に開催されるケースが多いのですが、
ゴールデンウィークやお盆などに行う地域もあるようです。
これは、就職や進学で地元を離れる人が多い地域や、
豪雪地帯で冬に行うと会場移動等が不便な地域などによく見受けられます。

開催場所はどこで?

市町村単位で行われる催しですので地域によって異なりますが、
人数が多いことからその市町村で最大収容可能な施設で行われるようです。
例えば、東京都千代田区ではホテルニューオータニ、神奈川県横浜市では横浜アリーナ
などとなっています。
また、地元のテーマパークで開催する市町村もあり、中でも東京ディズニーランドで
開催している千葉県浦安市については報道メディアに取り上げられて話題になることが多いです。

成人式に振袖を着る意味は?

成人式には振袖を着なければならないという訳ではありませんが、
女性の場合には華やかなことから振袖が一番人気があります。
また、一生に一度の晴れの舞台なので、一番良い思い出になるようにという親心で、
娘に振袖を着せたいと願う親が少なからずいるようです。

振袖の由来

振袖は江戸時代前期に誕生したといわれています。
その当時、若い女性が着る正装である和服の袖丈が長くなっていきました。
長くなった理由はいろいろな説があるようですが、
踊りを披露する際に舞台でより美しく見えるように長くした
という説が広く知られています。

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袖丈の長さは、
1600年代→55~95cm
1800年代後半→95~122cm
このように長くなり、今の大振袖は114cmくらいです。

明治時代以降は、未婚女性の正装として定着したものの、
袂が長いというのはより華やかに見える反面、日常動作に邪魔なため、
普段着として着なくなりました。

振袖は結婚したら着られないの?

振袖は未婚女性の正装ですが、その理由は、袖に意味があります。
昔は女性から男性に想いを伝えるのは禁じられていましたが、

袖を振る=愛情を示す
袖にすがる=哀れみを請う
求婚に応じる=袂を左右に振る
求婚を拒否する=袂を前後に振る

このように踊り子たちがサインとしていたのを未婚の女性たちが真似して流行ったのが発端です。
ここから、恋愛で「振る」「振られる」という言葉が使われるようになりました。

また、既婚女性は袖を振る必要がないので、振袖の袖を短く詰めて留袖にして着用していました。
留袖を着ることで、既婚者であることをアピールしたのです。

振袖は厄払いの意味もあった!

振袖が未婚女性の正装であることや「好き」「嫌い」の意思表示に使われることは
理解できましたよね。
でも、それ以外にも意外な意味が隠されているのです。
それは、「厄払い」です。

振袖は、長い袖がゆらゆら揺れ動くものですよね。
この長い袖により厄を払うとされ、19歳で厄がある女性には厄払いができる
という意味が込められていますし、晴れの成人式や結婚式に振袖を着ることで
人生の門出に身を清める意味があるのです

成人式の式典の意味は?

成人式の式典内容は市町村によって異なりますが、例えば横浜市では、
・国歌斉唱
・市長、市会議長の挨拶
・来賓紹介
・新成人の誓い
・新成人へのメッセージ
・市歌斉唱
という流れになっています。
また、記念品については、以前はありましたが、横浜市では現在は税金の無駄遣い
という指摘もあり、検討の結果廃止されました。

式典そのものは成人する若者を祝う目的なのですが、
会場周辺で一部の参加者が荒れたりして報道されることや、
参加者の意識が「友達同士が久しぶりに会える同窓会」
「振袖やスーツを着て20歳になる若者が集まるイベント」という感じで
本来の目的と違ってきているようです。
そのため、成人式のあり方について論議されたり、参加率の低下に繋がっているようです。

まとめ

成人式で振袖の女性が多いのは、着なければならない正装でなく、
人生の門出なので華やかな振袖を着たいと考える女性が多いからです。

ですが、成人式の式典がイベント化してきて、参加者からすると
同窓会というイメージになってきており、本来の目的から外れてきているようです。
これから成人式を迎える若い方々には、
イベントとして晴れ着を着て楽しむのも良いのですが、心の隅でもいいので
成人になる意味を自覚して臨んでいただきたいと考えています。

■成人式の記事はこちらにもあります。
成人式は友達いない場合一人ぼっちで行くべき?親がうるさい場合は?

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