プラ板の仕上げにはニスが良いの?トップコートやレジンは?

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puraban20
プラ板で折角きれいに色塗りしたのに、触った途端に剥がれて色落ちした(ノД`)・゜・。

・・・ということはありませんか。
油性ペンで描いた場合は比較的丈夫ですが、アクリル絵の具やポスカなどの場合はちょっと触るだけでも剥げてしまうことが多いのですよね。

ですから、やはりプラ板はコーティング仕上げした方が安心して使うことができますよ。でも、仕上げには何を使うべきでしょうか。

今回は、代表的な仕上げ剤として思い浮かぶ、ニス、マニキュアのトップコート、レジンを中心に何が適切か、どのように使うか等をお話しします。

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プラ板の仕上げにはニスが良いの?

プラ板をコーティング仕上げしたい場合、代表的なのが水性ニスです。
ただ、色塗りするものによっては相性の悪いものもあるため注意が必要です。

ニスの種類と注意点

ニスには水性ニス以外に油性ニス、水溶性ニスの3種類があるのですが、プラ板仕上げのコーティングに使えるニスは、水性ニスだけです。
油性ニスを使うと、含まれている溶剤の作用で油性ペン等の成分が溶けて滲んでしまうため使えません。
また、水溶性ニスは水性ニスと同じと思う人もいますが実際には違います。塗料にアルコール系の溶剤(=水に溶ける性質があるため「水溶性」という名前)が使われている点で水性ニスと異なりますし、油性ペンを使った作品に使うと溶けて滲んでしまいます。

水性ニスを使う場合は基本的に大丈夫ですが、ニスを強く塗ろうとすると擦れて滲むことがあるため、そっと乗せるように塗ることが大切です。ただ、ニスを塗るのにモタモタして時間がかかると、継ぎ接ぎのようになってしまい綺麗な仕上がりになりません。ですから、そっと塗るとはいえ、「思い切って沢山のニスを取って、一気に塗る」という意識が必要ですし、1回塗りだと薄いので、2,3回重ね塗りする方が良いでしょう。

ちなみに、我が家に水溶性ニスがあったので、
puraban0
本当に使えないのか試してみたところ・・・
puraban (19)
ウサギさんが見事に滲んでしまいました!
やっぱり水溶性ニスは駄目ですね・・・(´;ω;`)

水性ニスの中で、比較的滲みにくくて評判の良いのが下記の商品です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

パジコ 水性アクリルニス ウルトラバーニッシュ マット 200ml
価格:831円(税込、送料別) (2017/6/30時点)

上がグロスタイプ、下がマットタイプです。お好みに応じて選ぶと良いでしょう。

ちなみに、次のプラ板作品は、

加熱するとこんな感じです。

そして、上のパジコ 水性アクリルニスのグロスタイプを塗ると、

かなりツヤツヤできれいな仕上がりになりました!
ただ加熱しただけの上の写真よりも、ニスの厚みがあって、ふっくら、そして、ツヤツヤしているのが分かりますよね。
アマゾンでの高評価は実際どうなんだろう?と疑問視していましたが、自分で塗ってみて改めて、パジコの水性アクリルニスって良い商品だなあ、と納得できました。


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プラ板の仕上げにトップコートは使えるの?

マニキュアのコーティングに使うトップコートも、プラ板の仕上げに使われることがあります。
トップコートは100円ショップなどにも売っているので手軽に買えるし、ラメを入れてキラキラさせることも可能で便利ですよ。

ただ、トップコートも色塗り道具によって以下のように使えるか否かが異なるので注意してください。

・マニキュアが使えないもの→油性ペン(溶剤系なので溶けてしまうため)
・マニキュアが使えるもの→色鉛筆、クレヨン、アクリル絵の具、ポスカなど

油性ペンを使うけど、どうしてもトップコートを使いたい、という場合は、表側に油性ペンを使ったとしたら、裏側だけ塗るとか、ラメ入りにしたい場合は最初に裏側にラメ仕上げをして、それからアクリル絵の具を塗る等の方法もあります。
また、油性ペン側に塗りたい場合は、ジェルメディウム(アクリル絵の具に混ぜて使う耐水性の素材で、木工用ボンドみたいに乾くと透明になるものです)を最初に塗って、その上にトップコートを塗るという方法もあります。

プラ板の仕上げにレジンを使う場合の注意点は?

プラ板のコーティングで表面を膨らませたい場合はUVレジンがおすすめです。

UVレジンは日光でも硬化するのですが、エンボスヒーターで乾かす方が早いし、きれいに出来ます。(日光で硬化させる場合は長時間必要で、乾燥させている間に埃が入らないよう、透明な箱等に入れた上で日光に当てる方が良いです。)

油性ペンの場合、レジンでコーティングするという人もいますが、油性ペンとは相性が悪いので滲むケースが多いです。
油性ペンにレジンを使いたい場合は、素早くレジンを塗ってエンボスヒーターで硬化させる、という方法もありますが、この方法だと失敗して滲むこともあります。

安全な使い方としては、最初に水性ニスを薄く塗ってからレジンを塗るか、上でお話ししたジェルメディウムを塗ってからレジンを塗るという方法があります。(ちなみに、ジェルメディウムはそれだけでもコーティング素材として使えるので、レジンやトップコートを上から塗らなくても大丈夫です。)

レジンの選び方

レジンを使う場合は気泡が出るので、それを抜く必要があります。(レジンは安い物ほど気泡が抜けにくいと言われているので、購入する際にはレビューなどをチェックして選ぶ方が良いでしょう。)
レジンはUVレジンの他に液体タイプもありますが、液体レジンは硬化するのに約1日かかるし、主液と硬化液の比率を正確に量って混ぜないと硬化しないため難しいです。ですから、UVレジンを使う方が良いでしょう。

ちなみに我が家ではレジンはヒーターやラメ等とセットになっている、下記の商品を購入しました。プラ板の仕上げだけでなくレジンとしての作品も色々作れるので重宝しています。

レジンの使い方と気泡の取り方

レジンを使った作品は表面が膨らんでいることが多いのですが、これを一度塗りで済ませようとしてドバッと塗ると失敗してしまいます。手間はかかりますが、必ず2回以上丁寧に塗り重ねるようにしましょう。
1回目は少し垂らして爪楊枝等で隅々までレジンを導き、気泡が目立たないかチェックして、目立つ場合には筆を使って修正してから硬化させます。
2回目にふっくらと塗って硬化させます。

レジン液の気泡については、事前に温めておくと出にくいです。また、硬化させる際に日光にあてて乾かすのでなく、エンボスヒーターを使う方がレジン液も熱くなるので気泡が出にくいです。
それでも気泡が目立って嫌だという場合は、ラメパウダーで隠して誤魔化す方法もあります。


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さいごに

プラ板のコーティング仕上げは、今回お話ししたように相性の良いものと悪い物があるので、色塗り道具に合わせて選ぶことが重要です。基本的に油性ペン以外は水性ニス、水溶性ニス、トップコート、UVレジンどれでも大丈夫で、油性ペンだけは水性ニスを使います。

個人的には、今回ご紹介してパジコの水性アクリルニスのグロスタイプがとてもきれいな仕上がりなので気に入っています。ただ、十分乾燥させてからコーティングしないと、本来は大丈夫なはずなのに滲んでしまった、というケースもあるので、必ず加熱後や色塗り後1日程度乾かしてからコーティングする方が良いでしょう。

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