七草粥レシピで家族人気の作り方は?秘訣は豊富なアレンジにあり!

お正月

1月7日は七草粥の日ですね。
毎年作っているけど、お粥は質素すぎて家族があまり喜んでくれません。
「今年の七草粥は美味しいね!」と沢山食べてくれるお粥を作りたいけど作れない!
どうしたら良いの?と悩んでいる主婦は少なくないでしょう。

私も数年前までこんな悩みを抱えていましたが、アレンジ方法を考えはじめて数年、
家族に人気の七草粥を作れるようになりました。
今回は、基本の七草粥とアレンジの秘訣についてお話します。

■お粥や雑炊、おじやの基本レシピはこちらをご覧ください。
お粥と雑炊とおじやとリゾットの違いを踏まえた簡単基本レシピ4種

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基本の七草粥レシピ

お粥は、本来は米から作るのですが、余りごはんがある場合はそれで作ります。
どちらでも美味しいですよ。

【七草の下準備】
市販の七草セットを使います。もし無かったら、かぶ、大根、セリ等入手できる物だけでも大丈夫です。
七草の葉の部分は、アクが強いものもあるため、まとめて全部下茹でしてから細かく刻んでおきます。
すずな(かぶ)、すずしろ(大根)などの白い部分は、アクを気にするなら葉と一緒に茹でておきます。
(我が家では面倒なので、お粥の火を止める5分前くらいに鍋に入れて一緒に煮込んでしまいます。)

1)米から作る七草粥

【材料】2人分
米     0.5合
水     3.5カップ
塩     小さじ1/2
七草セット 1パック(葉は茹でて刻んでおく)

【作り方】
(1)といだ米と水を鍋に入れてます。(米を浸ける時間はなくて大丈夫です。)
(2)強火で沸騰したら弱火にして、一度だけしゃもじで底からかき混ぜます。
(熱の伝わり方を均一にして焦げ付きを防ぐため。)
(3)蓋をずらして30分程度煮て火を止めます。火を止める5分前にすずな、すずしろの白い部分を入れて一緒に煮ます。
(4)火を止め、下茹でした葉と塩を入れてご飯を混ぜ、蓋をして10分蒸らします。

【注意】
・土鍋など厚手の鍋のほうが美味しく作れます。
・炊いている間、絶対に中をかき混ぜないこと。

2)ごはんから作る七草粥

【材料】 2人分
ごはん   茶碗1杯分(約150g)
水     2.5カップ
塩     小さじ1/2
七草セット 1パック(葉は茹でて刻んでおく)

【作り方】
(1)鍋にごはんと水を入れて、ごはんを解します(米粒は潰さないように)。
(2)鍋を火にかけ沸騰させ、泡がボコボコ出てきたところで弱火にして、蓋をずらして5分間煮ます。
(3)すずな、すずしろの白い部分を入れ、1回ヘラで鍋底から全体を混ぜて、更に5分煮ます。
(4)火を止め、下茹でした葉と塩を入れてご飯を混ぜ、蓋をして10分蒸らします。

我が家で人気の七草粥アレンジ

私個人的としては、上の塩味のレシピでも美味しいと感じるのですが、
夫や娘は淡白なのがつまらないと感じるようです。

ですので、毎年いくつかアレンジをして、毎年の変化を楽しみにしてもらっています。
以下、詳細レシピは記載しませんが、上記基本のレシピをちょっと変えるだけです。

1)ダシの変化をつける

(1)七草粥を中華風に

鶏ガラスープやウェイパーなどを入れて(小さじ1程度)、ごま油を少したらします。

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(2)七草粥を洋風に

火を止める際に、ダシとして熱湯少量で溶いたブイヨン1個を入れます。

(3)七草粥を雑炊やおじや風に

まだこちらは試していませんが、中華や洋風が好評だったので
七草雑炊や七草おじやも美味しいかと考えています。
前回記事の醤油味や味噌味のレシピで、野菜を七草にすれば良いでしょう。

2)トッピングで工夫する

七草粥はそのままだと炭水化物とビタミン類が主で、たんぱく質不足になります。
男性や子供が不満足なのは、たんぱく質不足なのが理由なのでは?と私は感じています。
ですので、トッピングでこれらを補うことで家族満足できる七草粥になると考えています。
(1)以外は全てたんぱく質系のトッピングです。

(1)餅

餅は炭水化物ですがボリュームを出す便利アイテムの1つです。
お粥は水分が多いので、消化は良いけど物足りないと感じることも。
ですので、そういう人には餅を入れると腹持ち良いですし、食べた!という満足感を得られるはずです。

雑煮のように大きい餅を焼いてから煮込んでも良いのですが、
子供がいる場合は1cm角くらいの細かいものを入れて煮るほうが
喉も詰まりにくいし安心でしょう。
(トッピングなので小さい方が目立たず七草粥を引き立ててくれるでしょう。)

(2)チーズ

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我が家では娘がチーズが大好きなので「困ったときのチーズ頼み」でよく作るお粥です。
夫にはあまり好まれないので、女性や子供向けなのかもしれません。
切れてるチーズを好みの量小さく切って、鍋を火を止める際に入れます。
とろけるチーズでなくても、長時間熱い鍋に入れると溶けていきます。

(3)肉類

ボリュームを考えるなら肉が必須です。特に、慌しい朝に食べるのであれば、
おかず類を豊富にするよりも、お粥一品で栄養バランスを考えたほうが、作る側も食べる側も楽ですし。
夫は肉が大好きなので、夫向けには必ず沢山入れて作っています。
肉を入れる場合は、雑炊やおじや形式で、先に汁で煮込んでからごはんを入れて煮ます。

(4)卵

雑炊やおじやのように、火を止める段階で溶き卵を混ぜて蒸らせばOKです。

(4)ツナ缶

火を止める直前にツナ缶を汁ごと入れます。汁を入れる方がダシになるので美味しいです。

(5)セルフ七草粥

肉そぼろや、あんかけ、海苔(刻み海苔・青海苔)、温泉卵などを複数テーブルに並べておいて、
基本の七草粥に自分の好きな物をトッピングしてもらう、という方法もあります。
子供は自分で選ぶのが大好きなので、この方法もお勧めですよ。

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【あんかけの材料と作り方】
だし汁  160ml
醤油   大さじ1
みりん  大さじ1/2
片栗粉  大さじ1(少量の水で溶きます)
※だし汁を熱して醤油、みりんで味を整えて、
最後に水説き片栗粉を入れてとろみをつけます。

まとめ

七草粥はあっさり系ですが、それを好まない男性や子供にはダシやトッピングの工夫次第で
「美味しい!」「おかわり!」と簡単に言わせることができますよ。
ぜひ、今度の七草粥では、家族の一番好きそうな物で試してみてくださいね。

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