成人式は友達いない場合一人ぼっちで行くべき?親がうるさい場合は?

季節のはなし

seijinshiki
成人式というと、大きい会場に晴れ着の男女が大勢集まり
その後は同窓会のような流れになるイメージがありますよね。

確かに地元で久しぶりに友人知人と会える喜びは大きいでしょうけど、
子供の頃友達が少なかった人にとっては辛いですよね。
私が成人式に参加したのは20年以上昔の話ですが、私もあまり友人がおらず
どうしようかと悩んだ記憶があります。
今回は、成人式に友達がいない場合でも一人ぼっちでも行くべきか、
親がうるさい場合はどう対処すべきかなどをお話します。

■成人式の記事はこちらにもあります。
成人式ってどんな意味があるの?振袖や式典にも意味があるの?

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成人式で友達がいないのは恥ずかしいこと?

成人式というのは先日の記事にも書きましたが、元々
「大人になったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝い励ます」
という目的の式典です。

ですが、これは私が成人式を迎えた20年以上前からですが、
七五三の延長上のような、晴れ着を着て見せびらかすファッションショーであったり、
中学高校の同窓会のような路線になっているように感じますよね。

ただ、全員が同窓会目的で出席する訳ではありませんし、
よく見てみると一人で真面目に出席している人もいるものです。
式典とその後行われるであろう同窓会や友達との会食などは
全く別物ですし、気にする必要はありません。

成人式は一人ぼっちでも行くべき?

成人式に行くべきか、行かないでいいかと悩む人には様々な理由があると思います。
そして、それに対してのアドバイスも色々あったと思います。

でも、私のアドバイスとしては「行ったほうが良い」です。
いくつか理由はありますが、一番大きな理由としては
嫌な思い出を良い思い出に変える良いチャンスだからということです。

成人式に行くのは親が言うからでなく、自分の意思で決めよう。

日本人の場合、今の親世代は成人式に対して「出席して当然」という意識があるでしょうし、
晴れ着を着せるのが親としての義務と感じている人が多いこともあるようです。
ですので、そんな中子供に「行きたくない」と言われるとショックでしょうし、
日本人大多数が出席する式典に出席しないのは、「右に倣え」的なの日本人の意識に
反することなので不安なのでしょう。

まあ、ここで「親が言うから仕方なく出席する」のは、自分の後悔が増えそうな気がします。
そうではなく、成人式に行くか行かないかは自分の意思で決めたほうが後悔しません。

嫌な思い出は過去のこと。

そして、嫌な思い出は、数年前のことですよね。
あれから数年間経って、自分は成長してきているはずです。
相手も成長しているでしょう。(どの程度の成長かは人によって千差万別なのですが。)

若い頃の数年間というのは自分の努力と環境によって良くも悪くも大きく変化するものです。
ダサかった友人がびっくりするほどカッコ良くなったり、その逆もあり。
また、いじめっこだった男の子が正義感あふれる職業に就いていたり。
頭良いと評判だった人が残念なことに浪人していたり、
頭悪そうだった人が名の知られた大学に行ったり。
本当に、びっくりすることが多いです。
ですので、数年ぶりに会う人、鉢合わせする可能性のある人に対して警戒しないで大丈夫!

あ、そうそう、人間というのは、相手の良い変化を褒めたがらないものです。
逆にケチつけたい人が多いので、もし数年ぶりに会って何も言われなかったら
『コイツが言えないほど自分は成長したんだ!』と思っていればいいかもしれませんよ。

大勢の友人よりも1人の親友を。

男女ともに、今の世の中で本当に親友と呼べる人がいるケースは残念ながら多くないようです。
私も学生時代「ぼっち」になるケースが多かったし、そうでなくても同級生の中で
入りやすいグループに入ってその場限りの交友関係で、
学年が変わるとまたグループも変わる、という繰り返しであり
年賀状の送り先も毎年変わっていきました。
成人式でもほとんどぼっち状態でしたし、結婚式で友人を呼ぶ時も
職場関係の同僚や上司程度しかいませんでした。

そして、結婚して家に入ると、仲良かった友人とも離れてしまうものです。
離れるのは女性のほうが多いのですが、男性も案外離れていく傾向があるようです。
男性の場合も、結婚してから独身時代の仲間と遊ぶというのは
奥さんに嫌がられることもあるでしょうし
子供が生まれるとそちらに意識がいってしまいます。
長年続くような関係というのは、男性同士が友達であり、妻同士も友達、
という関係でないと無理なのでしょう。

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だから、今友人がいない、少ないといって気に病むことはないのです。
それよりも、一人でいても様々なことを楽しめることが大切です。
楽しんでいる中で共通する話で盛り上がって知人友人ができればラッキー、
程度で良いかと思いますよ。

そして、親友というのは、好調な時に寄ってくるような人間でなく、
自分が本当に苦境に立ったときに励ましてくれるような人間です。
いた方が良いでしょうけど、いなくても、これも嘆くことはありません。
滅多に得られる人物ではないのですから。

成人式に行きたくない場合の傾向と対策、親がうるさい場合の対策

以下、成人式における躊躇しているパターンを挙げます。
当てはまるなあと思ったら、一度考えてみてくださいね。

1)予定していた友達にドタキャンされた/誰にも誘われなかった場合

成人式は何ヶ月も前から友人を誘うケースが多いでしょうし
直前になってから、どこかの集まりに「入れて!」というのも気が退けますよね。

こんな場合は、話せる知人友人がいれば予め連絡して
「(当日参加するかどうか確認しておき)会場で会えたらいいね」
程度の世間話程度でいいと思います。

もし当日顔合わせして話が弾めばその流れで一緒にいても良いでしょうし、
その人が他の仲良しグループで固まって、その中に入れなくても一切気にしない。
参加している皆さん、自分が主役なのです。
自分の晴れ着を見せたり、グループで盛り上がるだけで精一杯。
誰も、あなたのことを「ぼっちで寂しいヤツ」だなんて考えていません。そんな暇ないのです。
だから、もし顔をあわせたら二言三言話して「バイバイ~」で構わないのです。

2)いじめっ子と顔を合わせたくない場合

私自身は中学高校といじめられていたのですが、敢えて気にせず出席しました。
そしていじめっ子だった男性群とも会いました。

でも、どうっていうことありませんでした。
あちらはあちらの集団で楽しんでいるし、成人式のような場所で敢えて
昔のいじめ対象者をどうこうしませんよね。
式典は大規模会場でごった返していますし、皆、関係ない人に絡む暇など無いのです。私自身は、「あー、(何か嫌がらせを受けるか?と思ってたけど)何もなかったなあ」
で終わってしまいましたし、中学高校の嫌な記憶が、この時吹っ切れたような気がしました。

3)就職や進学で住民票を移動したため知り合いがいない場合

成人式は原則、住民票のある市町村で参加することになっていますが、
市町村によっては相談すれば以前住んでいた市町村での参加も認められるケースがあるようです。
ですので、以前住んでいた市町村での参加のほうが安心かもしれません。

でも、それが無理な場合は現住所で知り合いもないまま参加することになりますが、
逆に言うと、こういうケースはあなた一人だけではないのですよね。
ですので、知り合いに会わないからといって、一人でいても恥ずかしい意識を持つ必要は全くありません。堂々と式典に臨みましょう。

4)美人&イケメンでないので晴れ着が似合わないから行きたくない場合

昔は成人式に晴れ着を着て、女性ならお見合い写真に流用するということが多くあり、
私も美人じゃないのに派手なメイクをさせられて大きな写真を撮られた記憶があります
(思い出したくない黒歴史)。
あの当時は思い出したくないくらい太っていて(身長169cmで体重70kg)、
太った家系なので親は何とも思わなかったようですが、
社会人になって10kg以上ダイエットして別人になったこともあり(美容整形してませんが
10kg痩せると相当顔も変わります)、どこにも出せない写真になってしまいました。

一生に一度の記念なので写真撮影くらい、という気持ちかもしれませんが、
私にとっては高い出費だった気がしています(親が出したのですけどね)。
まあ、あの恥ずかしい写真を見て、もっときれいになりたい、という悔しい気持ちで
奮起できたので、良かったといえば良かったのでしょうけど。

あまり大きな写真でなく、少し安い小さな写真程度でいいのかな、と。
この辺は親と相談したほうが良いかもしれませんね。
形に残るものは最低限に止めたかったなあ、と今感じています。

式典そのものは形に残る訳ではないし、友達と一緒に写真撮影したとしても
さほどアップで写らないため着物姿の記念で1枚あってもいいのかな、とは思いますが。

成人式に参加しろ、と親がうるさい場合は?

親にとっては子供の一生に一度の晴れ姿。
親は式典に出てほしいのでなく、単に子供の晴れ姿を見たいだけなのです。
親の気持ちと子供の気持ちがすれ違いやすいのがこの部分。
ですので、親の気持ちだけいったん受け取ってみましょう。

式典は、終わると同窓会のような雰囲気でしょうけど
そこは気にせず帰っても大丈夫。

式典から帰ったら、
「式典に参加してきました。無事に成人式を迎えることができたのも
お父さんとお母さんのお陰です。
今まで育ててくれてありがとうございました。」
と両親にお礼を言いましょう。
成人式に出席で振袖やスーツを用意してくれる親が多いと思いますが、
これに対してお金を返して欲しいとは思っていないものです。
だからこそ、大人になった自覚を持ち、
親の気持ちに対して心と言葉で感謝を伝えることこそ
成人としての第一歩だと思いますよ。

まとめ

成人式に行くべきか、行かないほうがいいのかは賛否両論ですが、
迷ったら、自分にとっての成人式の意味を考えて
周囲に振り回されずに決断してくださいね。

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式に行くか行かないかの決断が成人としての第一歩。
ぜひ後悔のないよう歩んでください。

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