豆類大好きな我が家では毎年春になるとスナップエンドウを大量購入して茹でて食べます。
今回は、短時間でできるおいしい茹で方や筋取りのコツ、冷凍保存と解凍方法についてお話しします。
スナップエンドウのおいしい茹で方は?
野菜は茹でてから冷水にさらす方法とさらさない方法とに分かれていますが、
調べてみると豆類も同じように2通りの方法があるようですね。
我が家で両方試したところ、茹でた後に水にさらさず自然に冷めるのを待つ方がおいしかったです。
というのも、水にさらすのを推奨する理由としては、野菜の色落ちを防ぐ目的だそうですが、
我が家では水にさらさなくてもあまり気にならなかったですし、
自然に冷めるのをまったほうが余熱で柔らかくなるし甘みも増すような気がするからです。
(我が家は柔らかめが好きな一家です。)
「食べる人の好みや調理方法によって使い分ければいい」というのが我が家での結論です。
【水にさらすほうが良いケース】
・シャキシャキする食感が好みの場合(茹で時間も短かめに。)
・茹でた後に加熱調理する場合
スナップエンドウ我が家のおいしい茹で方
我が家のおいしい茹で方は、短時間で作りたいこともあり水を少なめで茹でます。
【材料】
スナップエンドウ1袋
水 1カップ
塩 ひとつまみ
【作り方】
(1)スナップエンドウの筋を取ります。
(2)鍋に水を入れて沸騰させ、塩を入れます。
(3)スナップエンドウを入れて蓋をして強火で2分茹でます。(キッチンタイマーで正確に計ること!)
(4)蓋をちょっとずらしてお湯を捨て、皿にスナップエンドウを盛り付けます。
自然に冷めるのを待ってもおいしいですが、熱々を食べても甘くておいしいですよ。
スナップエンドウの筋取りのコツは?
スナップエンドウの筋取りのコツは、順序と方向を間違いないことです。
【手順】
(1)おしり(ヘタがついていない方)からヘタに向かって凹んでいる側の筋を取ります。
(2)ヘタを折って、そのまま続けて膨らんでいる側の筋を取ります。
ちなみに、スナップエンドウの筋は結構太いのですが、普通のさやえんどうなどは筋を取り損ねても気にならないかもしれません。昔のさやえんどうは筋が強くて取らないと食べられなかったのですが、現在のさやえんどうは柔らかくなっているからあまり気にならないのだとか。
また、全てのエンドウ豆に共通しますが、収穫の時期がベストタイミングかつ収穫してすぐに調理する場合は 筋が柔らかいので筋を取らなくても大丈夫なようです。
(筋は収穫してから時間が経ては経つほど硬くなりますし、また、育ちすぎても硬くなります。)
どちらかというと、凹んでいる側の筋のほうが硬い性質があるので、
筋を取るのが面倒だと感じても凹んでいる側だけは取ったほうが良いでしょう。
スナップエンドウの冷凍保存と解凍方法は?
スナップエンドウは時間が経つと筋が硬くなるし味覚も落ちるので、
すぐに食べない場合は茹でて冷凍保存するのがおすすめです。
【冷凍方法】
冷凍する場合のポイントは次の3つです。
(1)硬めに塩茹でする
(2)よく水気を切る
(3)重ならないように広げて冷凍する
凍った後にジップロックなどに入れて冷凍庫保存します。
こうすることで、凍ってもバラけているので使う時に必要量を取り出しやすいです。
【解凍方法】
・袋に入れたまま流水にさらす
・袋に入れたまま熱湯にくぐらせる
・レンジ解凍
凍ったまま炒め物、煮物に使っても問題ありませんが、
他の材料と一緒に使う場合は解凍せずに使うと全体温度が下がってしまうため
おいしく調理するには上の方法で解凍してから使うことをおすすめします。
まとめ
スナップエンドウは茹でた後に様々な料理にも使えますが、
塩茹でしただけのおいしさは格別です。
ぜひおいしい塩茹でスナップエンドウをお楽しみください。
コメント