天皇は何をする人?と子供に質問された時にどう説明すればいいの?

雑学

京都御所
12月23日は今年最後の祝日、天皇誕生日ですよね。

子供が小学生になると、祝日の意味も少しずつ理解するようになりますが
天皇誕生日というのは、天皇の意味がわからず

「天皇って何をする人なの?
どうしてその人の誕生日だけが祝日なの?」

などと質問されることはありませんか?

我が家でも先日、小学3年生の娘に聞かれてドキッとしましたが、
簡単な言葉で説明したところ、少し分かってくれたようです。
今回は、この説明をQ&A方式で分かりやすく書いてみました。

スポンサーリンク

1.天皇が「日本の象徴」ってどういうこと?

まず思い浮かぶのは、
天皇陛下は「日本国民の象徴」
という言葉ですが、子供には
「象徴」という言葉の意味がわかりません。

あまり難しく考えると子供に伝わらないので
簡単な言葉に置き換えます。

天皇というのは、
「日本の国を見守っている人」であり、
日本を1冊の本と見てみると、
表紙に載るような代表の人です。

スポンサーリンク

2.じゃあ、日本で一番えらい人なの?

日本の代表といっても、
「自分で何でも決められる、えらい人」ではありません。

日本の国で決まりごとを作るのは
国民から選ばれた総理大臣や議員です。

その中で天皇陛下は、

「日本が安心して暮らせる国になるように」

と、いう願いを込めて、
国民から選ばれた総理大臣などを指名する儀式を行う人なのです。

他にも、日本国民が安心して暮らせるように、

・いろんな国の代表と平和のために話し合う
・世界で活躍するスポーツ選手や文化人を励ます
・災害時に被害にあった人々を励ます

日々こんな活動をしています。

3.どうやったら天皇になれるの?

天皇は、お父さんが天皇だった人ということで
昔からずっと続いている「天皇家」というのがあります。
これからも、その家に生まれた人だけがなる決まりごとがあります。

スポンサーリンク

4.うらやましいと感じる?

天皇になる人や、そこの家に生まれると、
自分のことを全部自由に決められなくなります。

今の天皇陛下はもう高齢だけど
毎日たくさん仕事しているし、とても大変なのです。
自分で自分のことを決められて自由なほうが
気楽で良いと思いますよ。

まとめ

子供って、普段気に留めないことを聞いてくるから
ドキッとしますよね。

天皇陛下という存在は、大人にとっては
もう馴染んでいる存在ですが、
日本のややこしい制度を子供に説明するのは難しいですよね。

我が家ではこんな説明で納得してもらえました。
もしお子さんに聞かれたらこういう話をしてみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました