女性が喪服を使う際にはバッグなど小物に関するマナーを考えなきゃいけないので大変ですよね。

・黒革バッグでも大丈夫?
・用意すべき小物類は何があるの?
・冬のコートは喪服用でなく、手持ちの地味なコートを使っても良い?
そこで今回は、弔事におけるバッグや小物、コートのマナーを中心にまとめました。
喪服バッグのマナーは?革だけど金具なしなら大丈夫?
1.革のバッグは?
弔事の際は布製のバッグがマナーです。
なぜ布製かというと、葬儀は故人への挨拶に伺う式なので、殺生を連想させる物はタブーとされているからです。
そのため、革や毛皮製品などは身に着けません。
以前の葬儀では革製も多く見かけましたが、最近の葬儀では布製を持つ人が多く、「弔事は革がNG」というマナーが浸透してきたようです。
そのため、親族の葬儀で正喪服を着る場合、革のバッグを持つと厳しい親戚に「未熟な嫁」という烙印を押される可能性があるので避けたほうが良いでしょう。
2.金具付きは?
喪服でボタンの金具がNGなのと同様に、バッグも金具はNGです。
これは、「喜びの席の持ち物を悲しみの席に持ってきた」と誤解されるためです。
3.買うならどんな物がいいの?
無理に高級ブランドを買う必要はありません。
というのも、弔事バッグは湿気や乾燥に弱く十数年で傷んで買い替えることが多いし、ブランド品を選んでも、弔事バッグの場合はロゴが分かりにくいので意味がないからです。
どちらかというと、弔事バッグは小さいものが多く荷物があまり入らないため、折りたたみ傘なども入る少し大きいフォーマルバッグにするか、サブバッグと2つ買うか、自分の使い勝手を考えて選ぶほうが良いでしょう。
【買う場合の注意事項】
(1)フォーマルバッグ・・・これから買うなら布製の黒にしましょう。
(2)サブバッグ・・・親族として参列する場合は長時間拘束されるため、荷物がいろいろあり、サブバッグがあると重宝します。
黒のトートタイプで飾り無しの質素な物を1つ用意しておきましょう。
こちらの商品は楽天でとても人気のあるフォーマルバッグ専門の「岩佐」のフォーマル3点セットです。
布製のフォーマルバッグ、サブバッグ、袱紗が揃えられるので大変お買い得です。評価も4.7超と非常に高く、コメントを見ると買って良かったと感じている人が多数います。
喪服女性の小物マナー 最低限揃えるべき物は?
弔事に参列する場合、一般弔問客ならさほど問題ありませんが、親族の葬儀になると通夜・葬儀告別式の2日間分のインナーが最低限必要になります。
独身女性ならさほど厳しく見られませんが、結婚して嫁ぐと、嫁ぎ先の親戚にかなり厳しい目で見られることがあるため下着といえども喪服に合う着替えを揃えておくほうが良いでしょう。
【事前に用意しておくべき物】
- 下着類・・・黒かベージュか白色で2日分(ブラ、キャミソール、スカート丈の合うペチコートスリップ、ショーツ等)。
- 風呂敷・・・濃紺などの地味な色で。下着を入れる際などに使います。なければ袋でもOK。
- ハンカチ(白か黒)・・・手を拭くためのタオルと、涙を拭くときの綿生地の2枚を2日分。
- 袱紗(ふくさ)・・・香典を入れて持参します。
- 数珠・・・ポケットに直接入れず、数珠袋やハンカチに包んで持っていきます(仏教の葬儀のみ)。
- 化粧ポーチ・・・黒色系
- 雨傘・日傘・・・黒色
- 財布・・・小さいバッグに入る黒の薄いもの。最低限のお金とカードだけ入れましょう。
- 時計・・ベルトは黒か銀色。
《冬の防寒対策として》
- 保温インナー・・・黒かベージュか白色
- マフラー、手袋・・・黒
- 使い捨てカイロ
《夏の暑さ対策として》
- 扇子・・・フォーマル弔事用の黒色
《台風対策として》
- 長靴
- レインコート
《厳しい親戚の対策として》
- エプロン・・・無地の白か黒。
※厳しい親戚から陰口を叩かれないように、エプロンをつけて働く気があることをアピールして身を守りましょう。
喪服のコートで女性の場合のNGとは?
コートは元々フォーマルの範疇ではないので細かいルールはありませんが、葬儀の受付で預ける場合に派手なものやカジュアルなものだと恥ずかしい思いをします。
通夜や葬儀は室内なのでコートは必要ありませんが、告別式の後に出棺を待つ際に外で長時間待つことになり、冬はこの時にコートを着て立っているため弔事にそぐわないコートを身につけていると目立ってしまうのです。
【コートで避けたほうが良いもの】
(1)絶対避けるべきもの
・毛皮、革・・・動物の殺生を連想させるため
・ダウンジャケット・・・カジュアルなため
(2)微妙なので避けたいもの
人によって感じ方が異なるので、出来れば避けたほうが無難です。
・トレンチコート
・Pコート
・フード付コート
これから購入するのであれば黒でウールのロングコートが無難ですが、もし濃紺や濃いグレー色などの地味な色があれば問題ありません。
ただ、ボタンが光り物の場合はボタンカバーをするほうが良いでしょう。
以下の商品は、楽天でとても評価の高い(評価は4.5超)ボタンカバーです。金ボタンを隠すためにコレを買って使う人が多いのですが、大多数の人が「手軽につけられて良かった」「伸び縮みするのでピッタリだった」など使い勝手の良さを感じています。
黒のボタンカバーは手芸専門店舗などで入手しにくい商品なので、これを見つけて喜んで買う人が多いのだそうです。
さいごに
喪服などはあらかじめ用意してはいけない、とされているものの、結婚した女性がいざというときに用意できていないと嫁ぎ先の親戚に厳しい目で見られるケースが多いです。
その時に肩身の狭い思いをしないよう、一度手持ちのバッグやコートが使い回しできるかどうか確認して、必要な物は揃えておくほうが良いでしょう。
葬儀や法要のことで分からないことがあったら他にも記事があるのでご覧ください。
→葬儀法要等で恥をかかないための知識集~目次
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