国民年金控除証明書はいつごろ届くの?紛失した場合の再発行方法は?

確定申告


国民年金控除証明書の届く時期はいつごろでしょうか。

国民年金控除証明書は確定申告の社会保険料控除を受ける際に必要な書類ですが、申告時期までに届かない場合は心配になりますよね。本来、いつごろ届くものでしょうか。紛失した場合は再発行してもらえるのでしょうか。

我が家では昨年この書類が見当たらず、再発行手続きをしました。

今回は、この一連の流れを通じて気づいたこと、基礎年金番号の調べ方など注意点を含めてまとめました。

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国民年金控除証明書はいつごろ届くの?

国民年金の控除証明書は、社会保険料(国民年金保険料)控除証明書という名称で、日本年金機構が発行しています。
この発送時期は毎年決まっていて、以下のようになっています。

  • 納付時期が1/1~10/1の場合10月末発送(9月末以降にコンビニ払いをした場合は11月中旬発送)
  • その年に初めて納付したのが10/2以降の場合翌年2月上旬

ただし、現物は封書でなく小さな葉書サイズで、薄っぺらいです。だから目立ちません。
我が家では、昨年この時期に書類が届かないなあ・・・と思っていたのですが、もしかしたら、うっかりポスティングのチラシに紛れていて、チラシと一緒に捨ててしまったのかもしれません。だから、届きそうな上記の時期は、郵便ポストの中身を注意して確認する必要があります。

ちなみに、実物の葉書の中身(国民年金控除証明書←見開き状態)はこちらのページから確認できます。

日本年金機構:平成30年の社会保険料(国民年金保険料)控除証明書の発行について


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国民年金控除証明書紛失時の再発行はどこで行うの?

国民年金控除証明書を探しても見つからない場合は再発行が可能です。
この再発行手続きには以下のような方法があります。

  • 最寄りの年金事務所(電話請求または直接窓口へ行って請求)
  • ねんきん加入者ダイヤル(電話請求)
  • ねんきんネット(Web請求)

でも、この中のどの方法が良いのでしょうか。
これは、その人が何を重視するかによって次のように異なるので、ご自身に合った方法を選んでくださいね。

国民年金控除証明書の再発行おすすめ方法は?

すぐに必要な場合

すぐに必要な場合は、最寄りの年金事務所に直接行って請求するのが一番早いです。即日発行してくれます。
最寄りの年金事務所の電話や所在地は、こちらのページで確認してください。
日本年金機構:全国の相談・手続き窓口

年金事務所が遠い場合

年金事務所が遠い場合は電話やWEBによる請求が楽ですが、再発行のスピードを考えると、最寄りの年金事務所に電話して郵送してもらうのが一番早いです。(ねんきん加入者ダイヤルだ遅くなり、1週間くらいかかると言われています。)

日中忙しい場合

日中忙しい場合は電話や窓口に行くのが難しいでしょうし、WEB請求である「ねんきんネット」がおすすめです。ただし、再発行申請の前にユーザIDを取得する必要があるため、新規登録しなければなりません。ねんきんネットの新規登録手続きは以下のページ左上の「新規登録」ボタンを押して必要事項を入力してください。
また、登録済の場合はページを読んでから、ページ左上の「ログイン(ユーザID取得済の場合)」ボタンを押して再発行申請をしてください。
日本年金機構:通知書再交付申請(ねんきんネット)

基礎年金番号が分からない場合

マイナンバーが分かれば、ねんきんネットによるWEB請求でも構いません。
(ただし、基礎年金番号を調べてWeb請求以外の方法で国民年金控除証明書を再発行してもらうことは可能です。基礎年金番号を調べる方法は次の章でお話しします。)

年金手帳を無くした場合

基礎年金番号は年金手帳(基礎年金番号通知書)に記載されているのですが、これを無くした場合は再発行してもらう方が良いので、国民年金控除証明書を再発行してもらうのと合わせて、最寄りの年金事務所に直接行って請求するのが一番早いし2つの用事を済ませることが出来るのでおすすめです。


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基礎年金番号の調べ方は?

国民年金控除証明書を再発行してもらう場合に重要なのが基礎年金番号です。

というのも、年金関係の制度において、この番号で全て管理されているため、何か相談したり今回のように証明書の再発行申請したい場合には殆どの場合に必要になってくるのです。年金事務所やねんきん加入者ダイヤルに電話する場合は、担当者にこの基礎年金番号を聞かれるため、必ずメモしてから電話しましょう。(ただし、ねんきん加入者ダイヤル等で依頼する場合は、マイナンバーでも大丈夫です。)

では、何を見れば基礎年金番号が分かるのでしょうか。

基礎年金番号の確認方法は以下の通りです。

  • 年金手帳(青色以外の場合は重複等の可能性があるため、確実とは言えません。以下の別の方法と照合することをおすすめします。)
  • 基礎年金番号通知書(年金手帳に貼って保存している人が多いはずです。)
  • 国民年金保険料の口座振替額通知書
  • 国民年金保険料の納付書、領収書
  • 年金証書
  • 各種通知書等(年金額改定通知書、年金振込通知書等)
  • 定期的に郵送される「ねんきん定期便」

もしこれらの書類が1つも見つからない場合は、年金事務所に行って窓口で問い合わせましょう(個人情報保護上、メールや電話での問い合わせは出来ません)。
その際には、以下の本人確認書類を提示する必要があります。

  • 顔写真入りの証明書がある場合→運転免許証など1種類あればOK。
  • 顔写真入り証明書が無い場合→健康保険証と、本人名義の通帳の両方が必要。

さいごに

国民年金控除証明書は最寄りの年金事務所に行けばすぐに発行してくれます。
ただし、本人以外の人が請求する場合には委任状が必要になる場合があるのでご注意ください。

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