通夜と葬儀両方参列する際の香典は2回?会葬御礼や香典返しは?

公開日:  最終更新日:2016/03/09

kouden
通夜と葬儀告別式の両方に参列する場合、香典を2回持っていくべきでしょうか。
1回で良い場合は通夜と葬儀のどちらで出すべきでしょうか。

今回は、2日間参列する場合の香典の出し方や記帳方法のこと、
また、参列する際に受け取る会葬御礼や香典返しの違いや、
会葬御礼を受け取るのは2日間か香典のみか等をお話しします。

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通夜と葬儀両方参列する際の香典は2回?

通夜と葬儀の両方に参列する場合でも香典は2回包む必要はありません。
2回包むのはタブーとされていますし、2回持っていくと
どちらかが間違いかもしれない、と後日遺族が困惑する可能性もあります。

ただ、受付で記帳する際、周囲を見ると香典を手渡す人ばかりなのに
自分一人だけ手ぶらでは恥ずかしいかもしれない、と心配かもしれませんが
受付では2日とも参列する人と考えて対応してくれるので気にしなくて大丈夫です。

ちなみに、会葬者芳名録は、誰が葬儀に参列したかを遺族が確認するための記録ですので、
通夜と葬儀告別式2回とも記帳します。

通夜と葬儀告別式のどちらで香典を出すの?

通夜は、とりあえず駆けつけるという性質であり、親しい関係の人が別れを惜しむ場です。
香典は、きちんと喪服を準備して臨むべき葬儀告別式で出すのが本来の姿でしたが、
近年は時間の都合のつきやすい通夜に参列する人も多いことから
通夜で香典を持参するケースが増えています。

ただ、地域によって異なり、関東地方では通夜に参列する人が多いので通夜で出しても構いませんが、
葬儀告別式に参列する人が多い西日本などは葬儀告別式で出すなど様々です。

もし近所の人の葬儀などの場合は、事前に周囲に相談して足並みを揃えるのが無難でしょう。
相談する関係の人がいない場合、通夜のときに用意しておき、周囲の様子を見ながら
その場で渡すか、翌日にするかを判断しても良いかもしれません。

会葬御礼と香典返しの違いは?

葬儀全般において様々な場面でお礼の気持ちを添える品物を返礼品と呼びます。
地方によっては引き物(ひきもの)というところもあり、
会葬御礼や香典返しはその中の1つです。

(1)会葬御礼

会葬は「葬儀に足を運ぶこと」を意味します。
遺族は葬儀の時は来場者を確認できないため、来ていただいた方に
会葬者芳名録に記名してもらい、後日確認します。
会葬御礼は「葬儀にわざわざ来てくれたことへのお礼」の品物で、受付後に手渡されます。
(近年は、受付時に引換券を受け取り、焼香して帰宅する際に引換券と交換して受け取るケースが多いです。)

(2)香典返し

香典返しは文字通り、香典をいただいた方へのお礼の品であり、
通常は四十九日法要で納骨を済ませてからお返しするもので、会葬御礼とは性質が異なります。

会葬御礼や香典返しの実際

最近では香典返しを簡略化する傾向があり、即日返しとするケースが増えています。
そのため、会葬御礼と香典を分ける場合の会葬御礼は、
会葬礼状はがきに500~1000円程度の品物を添えるのが一般的ですが、
香典返しを含める場合だと、2500~3000円というそれなりの金額の品物になります。

ただ、1万円以上の香典に対しては、会葬御礼とは別に、後日香典返しをします。
会葬御礼と香典返しを一緒にした即日返しの場合、後日香典返しする数が減るため

手間が少なく、送料もあまりかからずに済みます。

ですが、即日返しの風習がない地方の場合は、遺族としては香典返しのつもりだったのに
会葬御礼と勘違いされてしまい、後日香典返しを催促される可能性もあります。

そもそも、香典返しを会葬御礼に含める形で即日返しとする仕組みは、
関東地方の葬祭業者やギフト業者が「2つを一度に行うことで遺族の負担が減る」
という口実で、実際には自社での囲い込みを狙って考案したものです。
ですので、関東地方では即日返しが広まっていますが、そうでない地方や
その家によっても考え方が全く異なります。


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会葬御礼は香典のみ?通夜と葬儀両方参列で1回だけ?

通夜と葬儀告別式の両方に参列する場合、香典は1回出すだけでよいことはお話ししました。
また、会葬御礼は、本来の「葬儀に参列してくれた人へのお礼」という意味を考えると、
両日とも受け取ってよいという結論になります。

ですが、実際に通夜と葬儀告別式の両方で受付を行った場合で即日返しの場合は
受け取らないケースが多いです。
(私の過去の関東地方での経験では、葬儀で2日とも受け取ったことはありません。)

これは、受付する側が、1つの香典に対して1つの会葬御礼(兼香典返し)と考えて対応するケースが多いからでしょう(会葬御礼を香典返しと思い込んでいる受付担当もいます)。

また、純粋な会葬御礼の場合は香典の有無にかかわらず1人1人に葬儀参列してくれたお礼として
会葬御礼を手渡すため、夫婦で参列する場合も2つもらうのが一般的ですが、
即日返しとしている場合は、一家族(一香典)に対して会葬御礼は1つとしているケースが多いです。

基本的に、日本人の返礼品は「半返し」が基本なので、5000円の香典に対して用意されている会葬御礼が2000円程度の場合、受け取るのは1回だけと考えておくほうが良いですね。

さいごに

通夜と葬儀告別式の両方に参列する場合は、記帳は2日間とも行いますが、香典は1回だけです。
返礼品の会葬御礼は、香典返しを含んでいなければ2日間とも受け取りますが、
即日返しの場合は受け取らないケースが多いです。

ただ、どちらの日に香典を出すか、会葬御礼を受け取るか否かについては
地方によっても異なりますので、当日の流れや周囲の様子を確認したほうが良いでしょう。

■通夜と葬儀告別式のどちらか1日だけ出る場合はこちらの記事をご覧ください。
通夜と告別式の違いは?葬儀参列はどっち?出られない時の香典は?

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■葬儀や法要のことで分からないことがあったら他にも記事があるのでご覧ください。
葬儀法要等で恥をかかないための知識集~目次

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