子供の鼻血の原因と止血方法は?やってはいけない3つの「あ」とは?

子育て

子供が深夜突然、鼻血を出して目覚めて大騒ぎした
という経験はありませんか?
鼻血

子供というのは鼻血が出やすいのです。
でも、大量に鼻から真っ赤な血が出たら、
鼻血を出した子供だけでなく
お母さんだって心配になってしまいますよね。

今回は、子供の鼻血の原因と、慌てず落ち着いて止血する方法や、
鼻血の時にやってはいけないこと等をまとめました。

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子供の鼻血の原因は?

ウチの子供はどうして頻繁に鼻血を出すのかしら?病気じゃないのかしら?
と心配しているお母さんは多いと思います。

でも、殆どの場合が病気ではありません。
子供の鼻血の多くは鼻の入口付近からの出血です。
この部分には血管が多くあり、出血しやすい箇所。
そして、一度出血すると傷が治る過程でかさぶたになり、かゆみが生じます。
そこを無意識で鼻に指を突っ込んで引っ掻いてしまい
何度も出血を繰り返すケースが多いのです。

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子供の鼻血の止血方法は?

子供の鼻血の止血方法は次の通りです。

1.頭を少し前屈みで子供を座らせる。
2.鼻の先の柔らかい部分を左右から指でしっかり押さえる。
3.数分後、指を離して止血できていれば終了。
まだの場合は再度指で押さえる。

この時に「ああ、血が止まって治った。良かったなあ。」と思うかもしれませんが、
「血液が固まり、破れた血管を塞いだだけ」
であり、破れた血管は元通りではないのです。
そのため、同じ箇所からまた出血する可能性が高いです。

このことを理解していないと、度々繰り返す鼻血を見て、
「もしかして自分は病気なのかもしれない!」
と心配するお子さんもいるはず。

ですので、そうじゃないんだよ、と言えることが
お子さんの安心感に繋がるでしょう。

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鼻血が出た時やってはいけないことは?

鼻血が出た時に、やってはいけないこととして、次の3つの「あ」があります。

1.わてる(慌てる)
2.たためる(温める)
3.おむけ(仰向け)に寝る

では、具体的に1つずつ見ていきましょう。

1.慌てる
お母さんは慌てないことが肝心です。
まずは子供が安心するよう、落ち着いて対応しましょう。

2.温める
温めるのもいけません。
冷たいタオルや保冷剤などで鼻を冷やすようにしましょう。

3.仰向けに寝る
仰向けに寝ると鼻血を飲み込むことがあります。
万が一飲み込んだら吐き出させるようにしましょう。

止血方法のところで書きましたが、体勢の基本は座位で前屈みです。
子供が理解できる年齢の場合は、
鼻血が出た時は上を向かないよう
教えておく方が良いでしょう。

さいごに

多くの場合、鼻血は病気ではないのですが、
稀に大きな病気ということもあるので、
何度も続くようなら一度耳鼻科で診察してもらうほうが良いかもしれません。
特に異常ないことが分かるだけでも親子共に安心できるものです。

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