秋になると食べたくなるさつまいも料理。
代表的な料理といえば、大学芋ですよね。
お店で売っているのは、ホクホクで美味しいのだけど
家で作ろうとすると上手く作れない。
そんな理由で作るのを躊躇していませんか。
大丈夫!大学芋は家でも美味しく作れるんです。
今回は、美味しい大学芋の作り方と、「大学」の由来についてお話しします。
大学芋の作り方
惣菜屋さんでは、低温で二度揚げするそうですが、
忙しい夕食作りにのんびり二度揚げするのは面倒ですよね。
だから、つい、強火でガーッと揚げてしまう。
これが失敗の元なんです。
さつまいもは、低温でじっくり加熱することで甘みがより一層引き出されるし
ホクホク仕上げになるんです。
なので、最初に電子レンジでふかすのがコツ。
【材料】
さつまいも 300g
揚げ油 適量
★砂糖 大さじ2
★醤油 小さじ1
★酢 小さじ1/2
★水 大さじ1
黒ごま 小さじ1(軽く炒っておく)
(1)さつまいもは丸ごと電子レンジで蒸かします。
加熱時間は、500wの場合300gのさつまいもで6分。
キッチンペーパーで包み、水で濡らしてからラップで包みます。
(2)蒸かしたさつまいも冷ましてから、乱切りか、厚めのいちょう切りにします。
(3)1~2分強火で素揚げにします。
(4)★を鍋に入れて、砂糖を混ぜて溶かすようにしてから煮立てます。
(5)泡が出てきたら直ぐに素揚げしたさつまいもと黒ごまを入れて、
火にかけたまま全体にタレを絡めて火を止めます。
ポイント
(1)揚げるとき・・・表面を短時間で固めたほうが美味しいと思うので強火で。
油でしっかりコーティングすることで、さつまいもがタレを吸い込まないで済むのです。
(2)タレの硬さ・・・「まだ緩いかな?」と感じるくらいで火を止めます。
タレは冷めると、とろみが強くなるため、タレを煮詰めすぎると
冷めたときに硬い飴状になってしまいます。
(3)酢を入れる・・・時間が経ってもくっつきません。
大学芋の「大学」って何?
大学芋の名前の由来はいくつか説があるそうです。
(1)大正時代に東京の神田近辺の大学生が好んで食べていたという説。
昔は苦学生が多く、学費に困った学生が売りはじめたという話です。
(2)東大(旧・東京帝国大学)の赤門の前にあった、ふかしいも屋さん(三河屋)が
冬に売れる商品として考えた食べ物で、
大学生の間で人気になり大学芋と名付けられた、という説。
(3) (2)と同じような内容ですが、東大でなく早稲田大学で、高田馬場周辺が発祥という説。
(2)の東大と(3)の早稲田大という2つの説で、どちらが本家かということで争いまであるとか。
まとめ
大学芋は家で簡単にできて美味しいので、
作るとあっという間になくなると思います。
ぜひ何度でも作って下さいね。
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