結婚式は一生に一度の大イベントですから招待状1つ作るにも自分の個性あふれる物にしたいと思いますよね。
そこでまず悩むのが切手ではないでしょうか。
通常であれば慶事用切手がありますが、慶事用切手以外の記念切手を2枚貼る方法やオリジナル切手は問題ないでしょうか。
今回は、結婚式に使える切手デザインについてお話しします。
■切手の消印についてはこちらの記事がおすすめです。
→結婚式招待状の切手に風景印は?郵頼方法は?別納料金だと手抜き?
結婚式の招待状に使う切手は慶事用以外でもOK?
結婚式の招待状には発送用と返送用(出欠確認)の2通あり、発送する封筒に82円(25g超50g以内の場合は92円)を貼り、返信用の出欠確認葉書には52円の切手が必要です。
一般的には慶事用切手を使うのですが、特にコレにしなければならないという決まりはなく、料金さえ守れば、記念切手や自分の好きな切手を使うことが可能です。
慶事用切手は金額別に次の3種類があります。
・52円(扇面に梅文様)
・82円(扇面に竹文様)
・92円(扇面に松文様)
画像は、郵便局HP普通切手一覧の下段の方にあります。
ただ、自分の好きな切手でも良いとはいえ、年配者に送る場合には、例えば可愛いディズニーのキャラクター切手を使うと子供っぽいと思われてしまう可能性もあるため、無難にしたいなら慶弔用切手が良いでしょう。
ただ、記念切手でも花のようなデザインは結婚式にも好まれています。
また、郵便料金が値上がりになる前は、新潟県の新発田郵便局発行の「花嫁切手(50円)」が人気があったのですが、現時点(2015年秋)でどうなっているか確認したところ、在庫がなく、現状では今後作る予定がないとのことでした。
2014年4月から消費税増税に伴い郵便料金が値上がりして50円の花嫁切手は単独使用ができなくなったからかもしれませんね。
ちなみに花嫁切手はこちら。
私が12年前に結婚した時に使ったのですが、素敵な切手だったので残りを未だに大事に保存しています。
結婚式の招待状切手を2枚貼って使うのはOK?
自分の気に入った切手が規定料金に満たない場合は、不足分を切手で貼って出さなければならず、その結果1通の郵便に切手が2枚以上貼ることになりますよね。
これは、ご祝儀の2万円と同様に「2つに別れる」ため縁起が悪いと気にする人がいるかもしれません。
また、ビジネスマナー上で、切手は本来1枚で納めるべき、という考え方があります。
郵便物に細かい切手を複数貼り合わせると「あり合わせの物で間に合わせた」と相手に思われるかもしれません。
また、52円の葉書なのに余っていた80円切手を使うというのも、「あり合わせの物で間に合わせた」と思われてしまう可能性が高いです。
ですので、気に入った切手を使いたいという気持ちは分かりますが、結婚式のような厳かな式への招待状ですから、マナーを重視して、1枚の切手で済ませる方法が無難です。
結婚式の招待状切手にオリジナルや記念切手は?
予算をかけても自分の個性を出したい場合は、郵便局ではオリジナル切手を作るサービスもあるのでおすすめです。
申し込み方法は、必要な枚数を決めて、作りたいデザイン画像を作成したら、このページからアップロードし、切手種類などを選択します。
データ作成や印刷の手間がかかるので料金は割高です。
もし料金をかけずにお祝いに相応しい切手がないだろうか?と思ったら、次のような切手もあります。
ハッピーグリーティング切手
2014年に52円で出た切手ですが、今年2015年には82円、92円の切手もシール形式で発売されました。
結婚式だけでなく様々なお祝い事に使える切手で、従来の慶事用切手だと面白味がないという人にはおすすめの切手です。
さいごに
結婚式の招待状は一生に一度のことですから、個性的なものを考えたい女性は多いでしょう。
お年寄りが多い場合は無難な慶事用の方が良いという見解もありますが、その場合は年長者だけ無難な慶事用、友人や同僚などは個性的なハッピーグリーティング切手やオリジナル切手にするなど、使い分ける方法がおすすめです。
コメント