不登校中ホームスクールって何をするの?体験した母の気づきとは?

公開日:  最終更新日:2014/10/08

学習
学校へ行きたくない、というお子さんを抱えるお母さんは毎日大変だと思います。
我が子は昨年小学校2年生のときに不登校になりました。
前回まで、その不登校に至った経緯とスクールカウンセラーのアドバイスについてお話しました。
今回は、その後1ヶ月程度ホームスクールをしたのですが、
その時に気づいたことを話します。

【バックナンバー】
行き渋りから不登校と転校で立ち直った我が子の体験(1)~不登校まで
行き渋りから不登校と転校で立ち直った我が子の体験(2)~専門家の示唆

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1.ホームスクールって何?

ホームスクールは、学校に通わず家で学習する形で、親や家庭教師が教えることが多いです。

海外では自宅を学校とすることを認められている国が多いようです。
実際に、治安の悪さや学校まで遠くて通えない、教育の質の低下などの様々な理由でホームスクールが増えているそうです。

ですが、前回も書きましたが、現在の日本はそういう制度にはなっていません。
日本の憲法をみると、義務教育→「就学義務」というのが親にあるようですが、
子供側には「強制的に行かなければならない」という義務ではなく、「受ける権利」になっているので
学校に行きたくない・行けなくなってしまった、という我が子のような場合はグレーゾーンだったのでしょうか。

我が家と同様に不登校をきっかけに在宅学習を進めているケースや
早期英才教育や海外の大学への留学等を考えてホームスクールを行う家庭も増えているようですが、
不登校の家庭の場合、「就学義務」を盾に教育現場から追及されて辛い立場になるケースもある気がします。

ただ、日本の憲法は制定時には不登校が増え続けている現状をを想定していませんでしたし、
教育を行う義務、教育を受ける権利が、国・学校・親権者・子供本人の誰がどのように、
という詳細が書かれておらず、曖昧だと思います。
今後もう少し、現在の実態に合わせて改正してほしいものですね。

2.ホームスクールで何を勉強するか?

ホームスクールが微妙に法律に抵触するということは認識していたものの、
子供が学校に行くたびに元気がなくなる様子を踏まえると、

担任や学校との相性が悪いのを改善するのは難しい。

だから、

小学校卒業まではホームスクールを行うことになるかもしれない
と考えつつ、不登校に突入し、やることを模索していきました。

ですが、不登校って何をすれば良いのでしょうか。

いろんな人に話を聞いたのですが、
「子供のやりたいことを勝手にやらせている」
という方が多かったです。
でも、これだと単なる引きこもりになってしまい、
ホームスクールとは程遠いような気がしました。

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学校には通わせなくても、親としては
将来社会に出て自立できるよう子供を教育しなければならない、
とスクールカウンセラーに言われていたので、
子供と話し合い、次のような取り決めをしました。

(1)起床就寝は学校に通っていた時間帯と同じにする。規則正しい生活をする。
(2)勉強は学校の時間割と同じことをするのが基本。(予定があれば変更もある。)
(3)毎日散歩して体力維持すること。(母と一緒にする。)

私もパートの仕事を辞めて毎日一緒に過ごし、
かなり規則正しく生活していたと思います。
ただ、勉強は、理解が難しいようで、思ったよりも進みませんでした。

3.自分で勉強を教えてみて、理解不足に気づく

毎日宿題が出る学校でしたので、以前は
母と一緒でないと宿題ができない、
という我が子のために、付きっきりで勉強を教えていたのですが、
2年生になり担任に、

「家で勉強の面倒をみられると学校で理解していない部分が把握できません。
だから、一切宿題の面倒をみないでください」

と言われてしまい、それ以降勉強の進捗度について把握できていませんでした。

そして、ホームスクールをやるようになって気づいたのですが、
やっていた単元以前の部分がまるで理解できていなかったのです。

それまでも、勉強については報告して欲しいとお願いしていたので
口頭で言われていたのですが、

「今日は××をしようと思ったのにやる気がなかったので出来ませんでした」
「今日は○○をしようと誘いましたが、拒否して机に突っ伏したまま動かなかったので出来ませんでした」

という、全て「出来なかった事実と理由」しか伝えてもらえず、
学校で楽しかったことはないのか。
出来たのか、出来なかったらどうやったら出来るようになるのか。
こういうことが全く把握できませんでした。

そして、そういう積み重ねが原因で勉強に対するやる気を失っているようですし、
周囲の子供達は当たり前に出来ているのに自分だけ全然出来ない、と
自己肯定感がガクンと落ちてしまっていたのです。

そして、そんなモヤモヤを、母にも先生にも、誰にも相談できなかったのですね。
それじゃあ、学校なんか行きたくなくなっちゃうよね、と、
この時初めて我が子に共感できたのです。

学校の先生には宿題を教えることを禁止されていたけど、
そんなことを真に受けないで面倒みてあげれば良かったなあ、と後悔しました。

ですので、この時には、自己肯定感を回復するまでは
当分ホームスクールでやってみるしか方法はないかもしれない、と
長期戦を覚悟しました。

そして、学校の教科書に沿って勉強するよりも、
基本的なことを「分かった!」「なるほど!」と自ら感じ取れることこそ、
我が子にとって今最も大事なことだと気づいたのです。

まとめ

今回は、不登校中のホームスクールについてお話しました。
世の中には不登校を否定する人が多いかもしれませんが、
生活を気をつけて前向きに取り組む意欲があれば、
学校へ通うよりも子供にとって成長に繋がる可能性もあると感じてます。

次回は、不登校中、学校との対応と転校決断についてお話します。

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