千歳飴の好き嫌いというのは2つに分かれますよね。
嫌いという人は、長すぎて飽きるのではないかと思います。
子供も、最初は珍しがって喜んで食べるけど、途中で飽きるのか
見向きもしなくなるんですよね。
だから、どうしても毎年残ってしまいます。
(千歳飴の長さの由来については、こちらの記事をご覧ください。
→七五三の千歳飴の長さの意味は?食べ方は?折るのは駄目?)
そんな千歳飴をどうしたものかと悩んでいましたが、
元々、千歳飴の材料は水飴と砂糖だと考えると
使い道は、飴以外にもあるのですよね。
そう、料理に使えるんです!
千歳飴を大学芋に使うと、水飴のおかげで
砂糖だけで作るものよりもタレが美味しく艶々になるのです。
今回は、この大学芋のレシピと、キャラメルソースのレシピをご紹介します。
千歳飴を使った大学芋の作り方
【材料】
サツマイモ 200~250g
千歳飴 1本
水 大さじ2程度
醤油 小さじ1
酢 小さじ1/2
お好みで黒ごま、白ごまなど
【作り方】
(1)さつまいもを丸ごと電子レンジで蒸かします。
(キッチンペーパーにくるんで、水で濡らしてからラップに包みます。
電子レンジの設定は200wで12分、500wで6分程度です。
詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→さつまいもをレンジでしっとりさせる秘密は?【蒸かし芋まとめレシピ】)
(2)その間に、千歳飴を袋に入れたままテーブルの角にぶつけて、小さく砕きます。
(3)鍋に入れて、大さじ2程度の水を入れて煮溶かします。
最初は硬い千歳飴ですが、
溶けるとこのようになります。
(4)千歳飴が溶けたところに、しょうゆと酢を入れてタレを作ります。
(5)さつまいもを乱切りにして、揚げます。
一度火が通っているので色がつく程度で取り出します。
(6)揚げたさつまいもをタレと絡めれば完成。
お好みで黒ごまや白ごまをまぶしても美味しいです。
(今回はごまが無かったので出来ませんでした。)
大学芋を作るときのコツ
元が飴なので、冷めると硬くなります。あまり煮詰めないように注意しましょう。
タレは、糸が引くくらいの濃さが調度良いでしょう。
もし冷めて硬くなった場合は、もう一度温めると
さつまいもに絡みやすくなります。
また、煮詰める時間を短くしたい場合は砂糖や蜂蜜などを追加して調節します。
今回のさつまいも250gに対して千歳飴1本はやや少なめでした。
甘党の方には、もう少し砂糖などを追加して量を増やしたぼうが良かったかもしれません。
■大学芋について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
→大学芋をほくほくで美味しく作るコツは?「大学」はどんな意味なの?
千歳飴のキャラメルソース
大学芋だと結構ボリュームあるので少食な子供だとすぐに腹いっぱいになりそうです。
ですので、食べやすいキャラメルソースを作っておけば
アイスやパンにつけて食べられるので便利ですよ。
【材料】
千歳飴 2本
水 60ml
熱湯 60ml
牛乳 60ml
バター 大さじ1
【作り方】
(1)鍋に水と千歳飴を入れて煮溶かします。
(2)茶色く色がついてきたら火を止めて蓋をします。
ほんの少しだけ蓋をずらして隙間から熱湯を入れます。
(この時キャラメルソースが熱く、はねるので注意して下さい。)
(3)もう一度沸騰させて、牛乳とバターを入れます。
(4)数分間煮詰めれば完成!
まとめ
今回は千歳飴の再利用方法として大学芋とキャラメルソースをご紹介しましたが、
煮物やビーフシチューなどの煮込み料理や、お菓子作りでの砂糖代わりに使えます。
ぜひ、千歳飴を眠らせずに使って、家族みんなで福を分けていただきましょう。
■七五三の関連記事はこちらにもあります。よろしければお読みください。
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